サステナブルな2022年春夏コレクション
PROSPERITY

H&M Studioから明るい新時代を祝福する、サステナブルな2022年春夏コレクションを発表

【目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」】H&M ブドウの皮・茎・種から出来たレザーやリサイクル素材など全てのアイテムによりサステナブルな素材を使用したコレクションを、2月24日より新宿店および、H&M公式オンラインストアにて限定発売

H&Mレディースウェアから、最もハイエンドなコレクションであるH&M Studio(ストゥディオ) 2022年春夏コレクションを発表します。全36種類が揃うすべてのアイテムには、よりサステナブルな素材を使用しています。ムードを高めるエネルギッシュなファッションの回帰を「Press Play(再生)」することと表現し、音楽を愛するZ世代の女性をミューズとした本コレクションは、2022年2月24日(木)より新宿店および、H&M公式オンラインストア(hm.com)で発売します。

キャンペーンページ(2月17日より公開)
URL:https://www2.hm.com/ja_jp/free-form-campaigns/hm-studio-ss22.html

H&Mマガジンページ
URL:https://www2.hm.com/ja_jp/life/culture/inside-h-m/hm-studio-ss22.html

本コレクションは、ニューノーマルな生活を送る一方、FOMO(フォーモ; SNSやインターネット上で取り残されることへの恐れ)に満ちた現代における息抜きとなるよう、爽やかでビビッドな色使いやドラマチックなプリントを特徴的に取り入れています。デザインには1980~90年代の奇抜なファッションを彷彿とさせるディテールが、存在感のあるアクセサリーと融合し、ミックス&マッチを自由に楽しめるドレスアップボックスとなっています。

本コレクションのキーピースには、「見たり、見られたり」という要素が一貫して盛り込まれています。これは、街中で素敵なファッションを身に纏う人が目に留まった時に、周囲から見れば自分もその一員であるように見られているシーンを表しています。レースアップデニムやオーバーサイズジャケットなど、アバンギャルドなデザインから、ライムグリーンが艶やかなサテンシャツやサテンパンツ、ビーチからダンスフロアまで着回せるレオパード柄のスイムウェアまで、目を引くルックが揃います。

スタッズが施されたデニムスカートや、華やかなラッフルが特徴的なメッシュトップス、ラインストーンをあしらったワンピース、足首からウエストにかけてスナップボタンを配したワイドパンツなど、1990時代後半へ回帰する派手なデザインが特徴です。また、オーガニックコットン製のオーバーサイズTシャツには、ベルリン在住のイラストレーター、ステファン・ファーラー(Stefan Fähler)による唇のイラストがポップに描かれています。

「本コレクションのプリントは、まさにファッションの祝宴です。特にレオパードのコラージュプリントは、まるでキャンディーバッグのように、さまざまなプリントを切り取って貼り合わせており、大胆かつシャープな印象を表しています。また、イラストレーターのStefan Fähler(ステファン・ファーラー)が描いたダイナミックなリップ・モチーフのプリントは、悦楽的なムードを表現しています」(H&M Studio プリント・デザイナー、モア・バートリング)

「本コレクションでは、喜びとポジティブさを象徴するような、ルールにとらわれない自由なスタイリングが可能なアイテムを作りたいと考えました。現代の音楽界のミューズたち、つまり、ステージ上でもステージ外でも、自分の価値観やワードローブについて率直で、堂々としている女性たちに惹かれて制作しました」(H&M Studioコンセプト・デザイナー、リンダ・ヴィケル)
 

「今回のコレクションは1980年代から2000年代初頭までのファッションを決定づけた "va-va-voom"の精神を反映し、パワフルで個性的なファッションに再びスポットライトを当て、喜びを感じさせる多彩なアイテムを提供したいと考えました」(H&M クリエイティブ・アドバイザー、アン=ソフィ―・ヨハンソン)

スクリーングリーンのロングイヤリングやチャンキーネックレスは、どんなコーディネートもアップデートしてくれるようなアイテムです。プラットフォームのスタッズクロッグは、トマトレッドのウエスタンなローアンクルブーツと並んで目を引くデザインで、ラップアラウンドのサングラスとレオパードプリントのビキニは、レトロ・フューチャリズムのタッチを加えます。レースで縁取られたボディスーツは、ドレスアップにもダウンにも対応できるフレキシブルなスタイリングを提供します。

本コレクションのキャンペーンは、レト・シュミッド(Reto Schmid)がディレクションと撮影を行い、ジョージア・ペンデルベリー(Georgia Pendlebury)がスタイリングを担当しました。また、モデルにはLAの音楽シーンにバックグラウンドを持つ22歳のデヴォン・ロス(Devon Ross)を起用し、ロンドンで撮影されたキャンペーンに若々しいダイナミズムとオフビートなエッジをもたらしています。

H&M Studioは、年に2回発表されるH&Mの最もハイエンドなコレクションです。ストックホルムのアトリエで専任のデザインチームが制作しており、トレンドをリードするデザインやH&Mらしさを表現した限定アイテムが揃います。

EcoVero ™ビスコース(エコヴェロ) 
厳しい環境基準をクリアした環境に配慮した生産プロセスを採用し、認証済みのサステナブルに管理された森林の木材を原料とした天然由来の素材です。一般的なビスコース繊維と比較して、二酸化炭素排出量と水への影響を最大50%低減するEcoVeroビスコース™は、国際的に認められているEUエコラベル認証も取得しています。また、サプライチェーンの透明性も高く、最終製品での使用を確実に特定できるなどトレーサビリティも確保している素材のため、お客様にも安心して手に取っていただけます。

LivaEco™ビスコース(リヴァエコ) 
LivaEco™ビスコースは、認証済みのサステナブルに管理された森林の木材を原料とした天然由来の素材で柔らかく、なめらかな肌触りが特徴の素材で、吸湿性にも優れています。LivaEco™のセルロース繊維は、生産時に必要な水の量や二酸化炭素の排出量が少ないことに加え、生物分解性が高いことも特徴です。また、すべての製造段階におけるトレーサビリティを可能にし、生産における透明性を確保することでお客様にも安心して手に取っていただけます。

テンセル™リヨセル/テンセル™モダール
テンセル™リヨセル/テンセル™モダールは、木材などの植物由来のセルロースから作られた、再生可能な天然素材です。サステナブルな方法で管理、調達された天然の木材を原料とし、「クローズド・ループ(ゴミや有害物質を外に出さない)」工程で生産されています。テンセル™ リヨセルはコットンと等しく柔らかい素材で、テンセル™モダールは柔らかさや全体的な快適性に優れた素材で、どちらも生産工程で必要な水の量が大幅に少ないと同時に、農薬は一切、またはほとんど必要ありません。

Naia™アセテート
サステナブルな方法で管理された森林から調達した木材パルプを原料としたセルロース繊維。製造工程で使用する水の量が少なく、使用済みの水は浄化されて河川へ戻されるほか、溶剤もシステム内で回収されるなど、クローズド・ループの製造工程を採用。製造工程での環境負荷を可能な限り軽減して作られる素材です。

VEGEA(ヴェジェア)
VEGEAは、ワインの製造時に廃棄されるブドウの皮、茎、種などの副産物を原料とした革新的なヴィーガンレザーです。廃棄物を削減するだけでなく、動物性の皮革製造に必須となるなめし工程も不要のため、水や化学薬品の使用量を大幅に軽減し、 環境への負荷を抑えることにつながります。

リサイクルPMMA(アクリル樹脂)
石油由来の従来のPMMAをリサイクルしていることから、新たな資源に依存することなく、環境への負荷を軽減します。また、本来廃棄される使用済みのプラスチック製品や生産工程で発生するプラスチックくずなどを再利用することから、廃棄物削減にもつながっています。

リサイクルPCTG(コポリエステル樹脂)
PCTGは強度と安全性の高いポリエステル樹脂で、今回のコレクションで使用しているのは、使用済みのプラスチック製品や生産工程で発生するプラスチックくずをリサイクルしたものです。廃棄物の削減につながるほか、新たな資源への依存を軽減します。

リサイクル亜鉛/真鍮
電子機器やジュエリーなどの生産過程で生じる不要となった鉱物資源をリサイクルしてできています。廃棄物を再利用することで、資源を最大限活用することにつながっています。

その他、オーガニックコットン、リサイクルポリエステル、リサイクルナイロンなどを使用しています。

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
7.1 2030 年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.2 2030 年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3 2030 年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
7.a 2030 年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。
7.b 2030 年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。