OFF STORE
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“お客さま参加型”の新業態『OFF STORE(オフストア)』オープン アダストリアがアパレルサーキュラーエコノミーの体験の場を提供

【目標12「つくる責任 つかう責任」】サステナブルな社会とアパレルサーキュラーエコノミーを実現するために設立されたADOORLINK(アドアーリンク)は、サステナビリティに特化した“お客さま参加型”の新業態『OFF STORE(オフストア)』をオープンします。

目次
■ OFF STORE(オフストア)とは
■ その他のサスティナビリティサービスについて
■ ADOORLINK(アドアーリンク)について
■ アダストリアについて
■ SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」とは?

「Play fashion!」をミッションに掲げる株式会社アダストリアがサステナブルな社会とアパレルサーキュラーエコノミーを実現するために設立した子会社ADOORLINK(アドアーリンク)。同社は、2月25日(金)茨城県水戸市イオンタウン水戸南店にサステナビリティに特化した“お客さま参加型”の新業態『OFF STORE(オフストア)』をオープンします。

OFF STORE(オフストア)は、アダストリアの子会社であるADOORLINK(アドアーリンク)が運営する、アパレルサーキュラーエコノミーをお客さまとともに作り上げることを目的とした“お客さま参加型”の店舗です。OFF STOREはこれまでポップアップストアなどで展開していたアダストリアのサステナビリティ事業であるアップサイクルブランドとシェアリングエコノミーサービスの常設、アップサイクルワークショップイベントの開催、古着の回収、お洋服のお直し、リユース商品やDIY商品の提供をします。来店したお客さまが、自然に楽しく循環の輪に参加しアパレルサーキュラーを体験・体感できる、新たな価値を提供する店舗です。また、店頭での販売期間を終了した商品の求めやすい価格での販売も予定しています。店内は前店舗の設備や什器を再利用した居抜き設計で、空間全体でサステナビリティを表現しています。

アダストリアは「ファッションのワクワクを、未来まで。」をサステナビリティポリシーに掲げています。中でも「環境を守る」を重点テーマの一つに設定し、事業による環境負荷を低減させ、ファッションの世界をサステナブルにすることを目標に全社で取り組んでいます。商品やサービスがお客さまのもとへ届くまでの間に、多くの水やエネルギーなどの資源を使用しています。OFF STOREは、衣類や雑貨などのファッションアイテムの循環利用との出会いによって、環境負荷の低減を推し進めることはもちろん、サステナブルなファッションの楽しみ方を提案しています。

OFF STOREの「OFF」は割引ではなくあらゆる境界線を無くす、超えていく事を意味します。新旧・新古の垣根をなくし、ファッションをもっと自由に楽しめる店舗を目指します。「探す・見つかる・体験する」をコンセプトに商品の販売だけでなく、お客さまの来店そのものが価値になる新業態のお店です。

オープン日:2022年2月25日(金)
店舗所在地:イオンタウン水戸南店 茨城県茨城町長岡3480ー101
店舗面積:120坪
営業時間:10:00~21:00

<提供サービス>
・ワークショップイベント
45日周期で開催するお客さま参加型のワークショップ。リメイクや再利用などアップサイクルの体験を提供します。
・「KIDSROBE(キッズローブ)」と「FROMSTOCK(フロムストック)」が初常設
アダストリアが展開する子ども服の“おさがりシェア”サービス「KIDSROBE」と、倉庫に眠る残在庫を「黒染め」で蘇らせる循環型のファッションブランド「FROMSTOCK」を初めて常設します。「KIDSROBE」ではサイズアウトして着られなくなった洋服を持参すると、他のお客さまが持ち込んだ洋服とその場でシェアすることができます。これまでオンライン上で行われていた物々交換をリアルで体験することができます。「FROMSTOCK」の商品はキズや汚れなどのダメージを黒染めによって独自の風合いへ変化させることで、一品一品異なる仕上がりが特徴です。実際の商品を手に取って、アップサイクルで新たな価値をも持った、自分だけの1枚を選ぶことができます。
・その他
アダストリアグループにて店頭での販売期間を終了した商品やサンプル品を、求めやすい価格で提供するほか、お客さまが持ち込んだファッションアイテムの染め直しや、リペア、古着回収などのアップサイクルサービスを展開します。

【KIDSROBE(キッズローブ)について】
買わなくていい。捨てなくてもいい。賢いママの選択、KIDSROBE。
KIDSROBEは、子ども服を“おさがりシェア”できるサブスクリプションサービスです。サイズアウトして着られなくなった服や、思い出が詰まった服を、ユーザー同士でシェアし合うことでつながる、地球にも家族にもやさしい“みんなのクローゼット”です。
https://kidsrobe.jp

【FROMSTOCK(フロムストック)について】
全世界で生産された洋服の中で、おおよそ60%(※)が、1年以内に焼却か埋め立てで処分されます。FROMSTOCKは、シンプルでロスの少ない「黒染め」で、キズや汚れも含めて新しい価値に転換します。生産・消費・廃棄という一方通行の仕組みではなく、循環型のファッションの楽しみ方を、お客さまと共に作り上げていきます。(※データ出典:IMechE, 2018; PULSE OF THE FASHION INDUSTRY, 2015)
・オンラインショップ:http://fromstock.jp
・オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/fromstock_official

ADOORLINK(アドアーリンク)は、全ての商品に於いて、サステナビリティを取り入れたアパレルブランドを展開するD2C事業と、残在庫やサンプル商材等のアップサイクル事業に取り組みます。D2C事業とアップサイクル事業を通じて、生産から販売、その後、リペア・リユース・リサイクル等を一気通貫で行い、アパレルサーキュラーエコノミーの実現を目的としています。「ファッションのワクワクを、未来まで。」をサステナビリティポリシーとして掲げるアダストリアが、サステナブルな社会の実現のため、アダストリアのサステナビリティ経営を加速させる役割として設立しました。

株式会社アダストリア(代表取締役 会長兼社長:福田三千男)は、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1,400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーンです。「Play fashion!」をミッションに掲げ、ファッションを通じてお客さま一人ひとりの毎日に「もっと楽しい」選択肢を提案しています。

SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。