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国際女性デー『HAPPY WOMAN FESTA 2022』開催 倉木麻衣や紗栄子も受賞

【#4 SDGs fanレポート】国際女性デー『HAPPY WOMAN FESTA 2022』開催されました。倉木麻衣さんや紗栄子さん、AYAさんなどが個人部門で受賞しました。式の様子をご覧ください。

女性のエンパワーメント推進と社会活性化を目的とするHAPPY WOMAN実行委員会は、持続可能な社会づくりに貢献すると共に、自身もいきいきと輝き、さらなる活躍が期待できる女性を表彰する『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2022』を、2022年2月14日(月)から3月21日(月祝)まで開催。さらに、『HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs』の表彰式を国連が定める「国際女性デー」にあたる2022年3月8日(火)に、ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)にて開催しました。

HAPPYWOMAN実行委員会では、「国際女性デー」を日本の新たな文化として定着させ、女性が輝く社会の実現とSDGs(持続可能な開発目標)推進に繋げる活動を2017年から開始。国内でも“男女共にジェンダー平等について考え、アクションする日”として定着が進み、活動開始から6周年を迎える今年は、全国14都府県にまで活動の輪が拡がっています。

当日は倉木麻衣さん、紗栄子さん、AYAさんがシンボルカラーのHAPPY YELLOW® をイメージした黄色の衣装をまとって登壇しました。山口有希子さん(パナソニック)、廣岡茜さん(ライオン)と共に個人部門で表彰されます。さらに、企業部門として「赤ちゃん本舗」、「タカラベルモント」、「豊島」、「ミュゼプラチナム」の4社が表彰を受賞。

SDGs fanではこの表彰式の様子を取材してきましたのでご覧ください。

冒頭では竜馬さんが「36度」という曲を演奏。

アンバサダー就任式では元宝塚歌劇団、現在は女優、アーティストとして活躍している龍真咲さんが登壇しました。龍さんは「国際女性デーという素晴らしい日にここに立たせて頂くことに光栄に思います」と語り、龍さんは阪神淡路大震災、東日本大震災を経験したことがこのような活動の切っ掛けになったとしています。

HAPPY WOMAN AWARDの表彰式では企業部門と個人部門がそれぞれ表彰されました。 企業部門では赤ちゃん本舗が選ばれ、その理由は「少子解決にも取り組んでる」としています。
2社目はタカラベルモントが選ばれました。働く女性を応援していることから受賞理由だそうです。
3社目は、豊島が選ばれました。地球にやさしい素材づくりや女性に優しいオーガニックコットン、働く女性への配慮や活動意欲が選定理由だとしています。
4社目はミュゼプラチナムが選ばれ、その理由は全社を挙げて生理研修をしているなどが理由だそうです。

個人部門ではそれぞれ個人の活動に対して賞が与えられました。ライオン株式会社の廣丘茜さんは「ご近所シェフトモ」は子育て中でも自分を大事にするということだそうです。
パナソニック株式会社の山口有希子さんはダイバシティ活動を推進していることから受賞となりました。

また個人部門では著名人も受賞しました。タレントの紗栄子さん、フィットネスプロデューサーのAYAさん、歌手の倉木麻衣さんがそれぞれ受賞。

紗栄子(タレント)
紗栄子(タレント)

コメント
支援のノウハウを教えてくれた九州のボランティア活動の皆様、そして全国の皆様、その誰もが欠けてもいけなかったと思います。

AYA(フィットネスプロデューサー)
AYA(フィットネスプロデューサー)

コメント
フィットネスの世界で素晴らしさを発信しています。女性は特に数字に囚われてしまう。ウエスト何センチとか、体重何キロとか。見た目だけでなく心がハッピーだったら。体と動かしてデトックスしてほしい。

倉木麻衣(歌手)
倉木麻衣(歌手)

コメント
それぞれの環境の中で頑張っている女性の皆様と楽曲を仕上げました。1つの勇気アクションをすることによって世界を変えることが出来るとハッピーウーマンを通じて感じました。女性の皆様にエールを贈りたいと思います。

この日の表彰式は一般の方も観覧に来ており、会場前から列ができる程でした。表彰式後にはセミナーが行われ、「NPOで働くことと議員として働くこと~いま、わたしたちにできること~」、「WEリーグが目指す女性のエンパワーメントとは」「違いを知ることからはじめよう」など計8つのプログラムのセミナーが行われました。

プログラム1 …… NPOで働くことと議員として働くこと~いま、わたしたちにできること~
プログラム2 …… WEリーグが目指す女性のエンパワーメントとは
プログラム3 …… 違いを知ることからはじめよう
プログラム4 …… 現代において女性が輝ける社会を作るためには
プログラム5 …… ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師立山監督講演
プログラム6 …… 企業の力を結び付け、ジェンダー平等の実現に貢献しよう
プログラム7 …… コスメのちからで経済的困難下の女性のエンパワーメントをめざす『コスメバンクプロジェクト』
プログラム8 …… 87歳現役美容家×Z世代|世代を超えて伝えたい「美容的な生き方」のすすめ

関連URL:HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う
5.1 あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、ならびに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
5.b 女性のエンパワーメント促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
5.c ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでのエンパワーメントのための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。