PROSPERITY

カカオを無駄なく使った生コーラや京せんべえなど 「GOOD NATURE MARKET」が2022年9月に本格始動!

株式会社ビオスタイルが運営する機合型商業施設GOOD NATURE STATIONから生まれた新しい食スタイルを体現した新ブランド「GOOD NATURE MARKET」は、新商品を発売し、本格的にブランド展開を始動いたします。

株式会社ビオスタイル(本社:京都市下京区、社長:三浦達也)が運営する複合型商業施設GOOD NATURE STATIONから生まれた新しい食スタイルを体現した新ブランド「GOOD NATURE MARKET」は、2022年9月7日(水)より順次新商品を発売し、本格的にブランド展開を始動いたします。主食になるものから、調味料、ドリンク、お菓子までラインナップを拡充し、皆様の食卓に"5GOODなおいしさ”をお届けします。

そんな「GOOD NATURE MARKET」のメディア試食会にSDGs fanは行ってきました。試食できたのは「CACAOCURRYバターチキンカレー」、「アラビアンナッツ&スパイス」、「カカオ京せんべえ」、「カカオ煎茶」などこの日に発表された商品。またこのほかに「ビーフカレー」や「カカオ生コーラ」など既存の商品も試食可能でした。



「GOOD NATURE MARKET」を販売する株式会社ビオスタイルは京阪グループで、2019年にはGOOD NATURE STATIONという施設をオープンさせました。1階はマーケット、2階がガストロノミー、3階がカフェ、そして4階がホテルとなっています。ビオスタイルの清水氏は「このビオスタイルプロジェクトそのものは京阪は現在約110年ですが、今後100年を見据えて、京阪グループ60社が取り組むSDGsに関する事業を審査、認証し社内外に広く発信していきたいというものです」と語りました。

「GOOD NATURE MARKET」は、体、心、地域、社会、そして地球にGOODという、5G00Dなおいしさを、楽しく、簡単に毎日の食卓へ届け、人々が描く幸せな未来につなげるための新しい食のスタイルを提案したいという思いから立ち上がったブランドです。サステナビリティや健康問題に対する関心が世界中で高まる中で「GOOD NATURE MARKET」は、皆様に我慢せずに楽しみながら、環境や社会にも良いものを自分らしく取り入れていただきたいと考えています。第一弾として2022年5月に販売した、一般的には食材ガラとして処理されてしまうカカオハスク(カカオ豆の皮)を有効活用したサステナブルなレトルトカレー「CACAO CURRY」は発売開始からわずか3ヵ月で欠品状態となるほど、大変ご好評いただいております。

この度の本格始動にあたり、9月には京都府産のレモンを丸ごと使用した「京レモンぽん酢」やカカオハスクを使用した「杉桶醤油」や「旨味塩」などの調味料、カカオハスクをふんだんに活用した「カカオ京せんべえ」、カカオを天然のカフェインとして配合した環境にも体にも優しい「カカオ生コーラ」などのドリンクを発売いたします。さらに10月には、“炊きたてご飯に混ぜるだけ”、“麺にお湯をかけるだげ”など火を使わずに安全に調理でき、老若男女問わず簡単に楽しむことができる混ぜご飯の素や即席麺の販売も予定しております。「GOOD NATURE MARKET」は、皆様の食卓に5GOODで、人にも地球にも優しい商品を届けてまいります。

GOOD for Health……添加物不使用、身体にうれしい食品づくり
GOOD for Minds……アレルギー、ヴィーガン志向の方にも寄り添う多様な食提案
GOOD for Locals……地域の食材活用/地元企業、学校との取り組み
GOOD for Social……フェアトレードカカオの使用
GOOD for Earth……カカオのアップサイクル、環境配慮パッケージ

カカオは、児童労働などその生産体制にいまだ多くの問題を抱えています。
そんな中、RAUのシェフショコラティエールが着目したのがコスタリカのカカオ。パティシエ自身がコスタリカに渡り、生産者や研究者と直接会い、無農薬の素晴らしい生産環境と品質に感動し採用を決めました。英国のシンクタンクが発表する「地球幸福度指数」で1位となったコスタリカ。
世界の0.03%程の国土に地球上の動植物の5%が生息する自然豊かな中米の小国は、1980年代から国家を挙げた環境政策に取り組む世界でも最もサステナブルな国の一つです。
RAUはフェアトレードにこだわり、マーケットに左右されない正当な価格でカカオ豆を購入することに徹底。そしてより多くのカカオ豆を継続的に購入する事で、生産者の方の安定した収入源を確保できる循環作りに努めています。

同社の樹氏は「この中で食品の中では、添加物のものを使わずアレルギーの方でも楽しんでいただける物作りをしています。また地域の大学の方と取り組んでいたり地域の食品を使っています。カカオの皮をアップサイクルして使用し、商品を使っているのが、5GOODの商品作りとなっています」と商品の作り方を説明してくれました。

チョコレートを作る際、カカオ豆の約30%を占めるカカオハスクは、ほとんど活用されていません。そこで、カカオハスクに価値を見出したアップサイクルな商品を開発しています。

デュカ

デュカ(サラダ・トマト・じゃがいも・オイル・卵)
アラビアン ナッツ&スパイス
50グラム
価格:842円

バターチキンカレー

バターチキンカレー
京のミルクとごろっと鶏肉のバターチキンカレー
180グラム
価格:648円

カカオ京せんべえ

カカオ京せんべえ(10枚入り)
価格:1080円

旨味京だし 野菜スープ(キノコ、九条ネギ)

旨味京だし
180グラム
価格:1998円

カカオティー煎茶

カカオティー煎茶
20グラム
価格:864円

カカオ生コーラ

カカオ生コーラ
320グラム
価格:1620円

このようにカカオハスクを使ったメニューが豊富でどれも思った以上においしいと皆さん驚いていました。カカオ生コーラはテレビでも紹介されマツコ・デラックスさんが「チーズにあう!」と語ったそうです。

10月以降も即席麺、混ぜご飯の素、調味料、カレー新シリーズなどが発売されるようです。

京阪グループ「BIOSTYLE PROJECT」について
https://www.keihan-holdings.co.jp/business/biostyle/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。