HAPPY WOMAN FESTA 2023
PEOPLE

国際女性デーの3月8日に『HAPPY WOMAN FESTA 2023』開催 夏木マリさん、高橋メアリージュンさん、長谷川ミラさんが登壇

女性のエンパワーメント推進と社会活性化を目的とするHAPPY WOMAN実行委員会は、持続可能な社会づくりに貢献すると共に、活躍が期待できる女性を表彰する『HAPPY WOMAN FESTA 2023』を国際女性デーの3月8日にウェスティンホテル東京にて開催しました。

社会活性化を目的とするHAPPYWOMAN実行委員会は、持続可能な社会づくりに貢献すると共に、自身もいきいきと輝き、さらなる活躍が期待できる女性を表彰する『HAPPY WOMAN FESTA 2023』を国際女性デーの2023年3月8日(水)にウェスティンホテル東京(東京都目黒区)にて開催されました。

女性の力による持続可能な社会づくりに向けた挑戦や活動を行い、今後も期待できる個人や企業を表彰するアワードを実施。今年は、HAPPYWOMAN賞個人部門として、夏木マリさん、高橋メアリージュンさん、長谷川ミラさん、斎藤睦美さん(株式会社マムズ)、井出有希さん(株式会社シェアダイン)が表彰されました。シンボルカラーのHAPPY YELLOWをイメージした黄色の衣装をまとって登壇予定です。さらに、企業部門として「株式会社LIXIL住宅研究所」、「株式会社エアークローゼット」、「西川株式会社」、「株式会社明治」の4社が表彰されました。

昨年に引き続きSDGs fanは本イベントを取材してきましたのでご覧下さい。



HAPPY WOMAN代表の小川孔一さんが登壇し「本イベントは2015年に立ち上げ2017年に実際に開催されたものですが、その頃はSDGsなんていう言葉は浸透してなかった。」と冒頭に述べ、続けて岸田内閣総理大臣からビデオメッセージが流れ「世界の女性の皆様の努力に敬意を表します。多様性が尊重される社会が重要です。岸田内閣では女性の経済的自立を位置づけています。男女間の賃金格差の是正、女性雇用の拡大を挙げて制度の見直しをしています。更に配偶者の暴力防止による取り組みます」と述べました。



小池百合子都知事はビデオメッセージで、「『HAPPY WOMAN FESTA 2023』の開催おめでとうございます。このイベントは2017年に東京から始まりました。東京都は意識改革や女性の支援など、新しい価値を世界に発信していきます。女性のエンパワーメントに期待しています。」とコメントしました。

また、HAPPY WOMANアンバサダーに任命されたフィットネスプロデューサーのAYAさんが登壇しました。AYAさんは昨年の『HAPPY WOMAN FESTA 2022』で受賞した方です。

HAPPY WOMAN理事の木村麻子さんも登壇し、「私とHAPPY WOMANとの出会いは5年前の講演でした。そのときに感銘を受け、HAPPY WOMANの理事を務めさせていただいています。」とコメントしました。木村さんは日本商工会議所青年部の会長も務めています。



ここからはHAPPY WOMAN AWARDの授賞式となります。HAPPY WOMAN AWARDは企業部門と個人部門で分かれており、企業部門が4つ、個人部門が5つ受賞されました。それぞれの選考理由と受賞の模様をお届けします。

 

株式会社エアークローゼット
月原優子(執行役員/パーソナルスタイリンググループ長)
受賞理由:時間や手間を掛けずにオンライン上でプロのスタイリストが300ブランド、35万着以上の服から好みにあったものを届けられるサービス。日本のサービス高度化や発展に貢献したサービスを提供し、社会解決に向き合っていることが理由とし選定されました。

 

西川株式会社
横山芳乃
受賞理由:西川から女性特有の生理時の悩みを解決し、いつでも活動的に日々輝く女性を応援するアイテム「まもら騎士(まもらないと)」が2022年4月15日に発売されました。日々アクティイブに活動するアイテムとして今後さらなる活躍を期待し、選定されました。

 

株式会社明治
吉田奈々絵
受賞理由:明治ではダイバシティ&インクルージョン(D&I)推進のにおいて、全従業員の個性が輝き、多様な人財の融合が大きなイノベーションを生むことで社会課題を解決し今後更なる期待されるため選定されました。

 

株式会社LIXIL住宅研究所
若松奈央
受賞理由:未就学児のいる共働きのいる子育て世帯をメインターゲットとした新商品『FAVO for KIDS #育てやすい。暮らしやすい。』を2022年5月に発売しました。時代に即した育てやすく暮らしやすい住宅の提供や一人一人の住まいに対する拘りや想いを実現したため選定されました。

個人部門では、夏木マリさんや高橋メアリージュンさん、長谷川ミラさんなど有名人も選考されています。その受賞理由も合わせてご覧ください。

 

齋藤睦美
株式会社マムズ
受賞理由:齋藤さんは、2021年に日本最大の産後ケアホテル『マムズガーデン葉山』をオープンしました。産後うつの割合が年々高まり、出生率や出生数が下がり、少子化になっています。その状況を変えていくために、産後ケアの普及につながる取り組みが選定されました。

 

井出有希
株式会社シェアダイン
受賞理由:「出張シェフサービス」を提供するシェアダインの井出さんは、家庭の食の悩みを、管理栄養士やレストラン出身の料理人などの食の専門家が自宅に伺い、解決するサービスを提供しています。女性料理人がキャリア形成できるプラットフォームが評価され、選定されました。

 

長谷川ミラ
受賞理由:2010年より女優としてデビューしてからドラマや舞台で活躍し、2016年にはモデルとしても活動。モデル業のみならず、ALLサステナブルブランド「JAM APPAREL」の運営やデジタルマーケティング事業などを展開する「Jjam」のCEOとして活動のほか、社会問題などを自由に発信する姿が評価され、選定されました。

 

高橋メアリージュン
受賞理由:2006年より女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルとして活動し、現在はCMやバラエティ番組などでマルチに活躍しています。ボランティアとして、フードロス削減のための活動を行っています。フードロス削減プロジェクトのアップサイクル、マルシェ「Under The Tree」を開催したことが評価され、選定されました。

 

夏木マリ
受賞理由:1973年に歌手としてデビューして以来1980年には演劇でも活動、2009年からはパーカッショニストで音楽プロデューサーの斉藤ノヴさんと共に代表を務める、一般社団法人「One of Loveプロジェクト」で途上国支援を行い15周年になります。同プロジェクトでは音楽とバラで途上国の子供達の教育環境を整備しその母親たちの雇用を支援しています。その活動が評価され選定されました。

イベント後の囲み取材で、夏木マリさんは「『One of Loveプロジェクト』をやるなんて思いもしなかった。子供たちが『サンキュー』とかメッセージをくれると励みになる」と語ってくださいました。夏木マリさんは1973年にデビューし、歌手だけでなく演劇でも活躍し、『千と千尋の神隠し』では湯婆婆役として声優としても活躍しています。2009年には一般社団法人『One of Loveプロジェクト』を立ち上げ、世界の子どもたちを支援しています。

『HAPPY WOMAN FESTA』は、国際女性デーである3月8日に開催されているイベントで、2017年から続いています。昨年は紗栄子さんや倉木麻衣さんが登壇したので、気になる方はそちらもご覧ください。

来年はどのような女性が受賞するのか、今から楽しみです。

国際女性デー『HAPPY WOMAN FESTA 2022』開催 倉木麻衣や紗栄子も受賞



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う
5.1 あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、ならびに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
5.b 女性のエンパワーメント促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
5.c ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでのエンパワーメントのための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。