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【貧困対策】寄付型自動販売機を通じて、「こどもの貧困対策」に取り組む

駐車場・コインパーキングの運営、管理を行うエコロシティ株式会社は、「エコロパーク」に寄付型自動販売機を設置いたしました。寄付型自動販売機の一部売上を、日本全体でこどもの貧困対策を推進すべく草の根で子どもたちへの支援を行う団体の活動を支える「こどもの未来応援基金」へ寄付致しします。

日本の17歳以下のこどもの相対的貧困(※1)率は13.5%(※2)と多い。
その理由として、貧困であるこどもやその親に自覚がなく、自ら支援を求めなかったり、貧困の自覚があっても、周囲の目を気にして支援を求めないことがあげられています。
※1 相対的貧困:その国の文化水準や生活水準と比較して困窮した状態。
※2 2018年、厚生労働省調べ


生まれ育った家庭やさまざまな事情から、栄養バランスのとれた食事は1日のなかで給食しかない等、健やかな成長に必要な生活環境や教育の機会が確保されていないという状況が起こっています。また、健康面だけでなく、高校や大学、専門学校などに進学したいが経済的理由で諦めてしまうことで「頑張っても仕方がない」と将来への希望をなくし、学ぶ意欲をなくしてしまう等、精神的にも閉ざしてしまうこどもが多くいます。少子化の時代に「こどもの貧困」を放置すると、国や地域社会、企業の資源である人材に申告な影響が生じ、大きな社会的損失に繋がります。

そんな貧困に苦しんでいるこどもに対し、企業や個人から広く寄付を募る活動が「こどもの未来応援基金」です。集まった寄付金は、支援団体の運営資金として提供され、学習支援を行う団体やこども食堂、児童養護施設等、全国の支援団体に役立てられています。



エコロシティは、6月13日(火)、エコロパーク川崎北加瀬第1(神奈川県川崎市幸区北加瀬3-20-3)に寄付型自動販売機を設置しました。自動販売機の売上から2%を「こどもの未来応援基金」に寄付する取り組みです。

今回設置した寄付型自動販売機には、「こどもの未来応援基金」とエコロシティのオリジナルラッピングを施しており、オリジナルラッピングの側面には、「学びの支援」「栄養のある食事の提供」「安心して過ごせる居場所づくり」の3つの主な支援内容を掲載することで、自動販売機利用者だけではなく、通行人にも「こどもの未来応援基金」とエコロシティの取り組みについて知ってもらうことができます。

また、寄付型自動販売機を設置することで、持続可能な開発目標(SDGs)の「1:貧困をなくそう “地球上のあらゆる形の貧困をなくそう”」という目標に向かっても取り組んでいます。世界で6人に1人(3億5600万人)のこどもたちが貧しい暮らしをしている(※)なかで、2030年までに世界中で「極度に貧しい」暮らしをしている人をなくすという達成目標がSDGsにて掲げられています。それに伴い、世界各地で起こっている貧困問題解決に向けて、各地様々な方法で積極的に取り組んでいます。
エコロシティも、日本での「こどもの貧困」問題解決に向けて、微力でも支援ができるよう、まずは20台設置し、少しでも多く寄付をしていきます。
※出典:日本ユニセフ協会ホームページ「子ども6人に1人が極度の貧困で暮らす ユニセフと世界銀行による分析」



今回、エコロパークへ設置する寄付型自動販売機の第一号として、オリジナルラッピングを施した寄付型自動販売機を設置いたしました。

どの時代にもあてはまりますが、豊かな未来を築く為に、こどもの存在は大きいものであります。
しかしながら、貧困を抱えている大人が周囲の目を気にして支援を求めないことで、こどもが教育を十分に受けることが出来ず大人になっても貧困に陥るという貧困の連鎖が起きてしまいます。そのような貧困の連鎖を起こさない為にも、エコロシティは寄付型自動販売機の設置数を増やすことで、少しでも多くの寄付ができるよう支援していきます。
また、2030年までの目標達成に向けて、今年度中に20台の寄付型自動販売機の設置ができるよう取り組んでまいります。

最後に、私たち自身も、いつ何が起こるかわからないなかで、貧困問題を他人事と考えず、危機感をもって過ごすことが必要です。今ある生活を当たり前と考えず、日本全体もしくは自分自身が貧困に陥ったときに、どのように行動するか常に考える必要があります。また、自身の周りに厳しい状況に追い込まれている家庭がある場合は、話を聞くことから始めていくことで少しずつ解決に繋がっていくのではないかと考えます。



今回の寄付型自動販売機の設置は、株式会社ユカ(東京都目黒区南、代表取締役社長:星名 浩治、以下「ユカ」)にて、自動販売機の設置相談の対応から実際の設置、寄付金の振込まで一貫して実施。ユカは、「街にうるおい 心にやすらぎ」をテーマとして自動販売機を通じて持続可能な開発目標に取り組んでいます。

商号  : 株式会社ユカ
代表者 : 代表取締役社長 星名 浩治
所在地 : 〒152-0013 東京都目黒区南2丁目1番30号
設立  : 1973年2月
事業内容: 自動販売機による飲料・食品などの販売
      飲料・食品の卸・小売・コンビニエンスストア経営
URL  : https://www.yukanet.co.jp/



全国の主要都市を中心にコイン式時間貸駐車場「エコロパーク」を提供しております。
「キャッシュレス決済」や「EV充電器」を導入し、「エコロパーク」を利用される方が更に気持ちよくご利用いただけるよう、快適な街づくりに貢献しています。
また、「契約期間のペナルティなし」「24時間安心サポート体制」「完全借り上げ」というサービスを提供することで、オーナー様のコスト負担をおさえた駐車場運営ができることから、オーナー様にもご好評いただいております。

エコロパークの強み:https://service.ecolocity.co.jp/feature/



エコロシティは、首都圏を中心としたコイン式時間貸し駐車場「エコロパーク」の運営管理業務、月極駐車場の運営管理、受託業務を展開しております。1996年に創業以来、運営駐車場数の拡大を続け、全国で約4,400箇所以上の駐車場を運営しております。
エコロシティに関する詳細は、以下のホームページをご覧ください。

当社は、『人と人を繋げ、街と社会を豊かに』というパーパスを掲げ、「人が生活を営む社会への便利さ・快適さの提供」「街の安全に貢献し、社会を豊かに」「駐車場を軸に、人・街・社会を繋げるサービスの提供」を経済的価値としています。1996年2月に創業後、都市部を中心に事業拡大、日本全国に4拠点の支店を展開いたしました。駐車場の年間増加率は10%以上の成長率を実現しています。人が生活を営む社会で生きる皆様と共に、企業として、人として、今後更なる成長を目指してまいります。

■会社概要
商号  : エコロシティ株式会社
代表者 : 代表取締役 井上 勝
所在地 : 〒107-6018 東京都港区赤坂1丁目12番32号アーク森ビル イーストウィング18階
設立  : 1996年2月
事業内容: コイン式時間貸駐車場「エコロパーク」の運営・管理
      月極駐車場の運営・管理・受託業務
URL  : https://www.ecolocity.co.jp/

今後、エコロシティは、ドライバーに選ばれる付加価値の高い駐車場運営を目指し、最先端のソリューション導入を積極的に進めてまいります。そして、経営ビジョンである『あらゆる街にEcolo Parkを、すべてのドライバーにEcolo Parkを』を実現してまいります。



外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
1.1 2030年までに、現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、 すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。
1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。