こどもの本専門店「ブックハウスカフェ」で、おはなし会やカレーパンを楽しむイベントを8月19日に開催
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【病気や障害がある子ども向け夏休み企画】こどもの本専門店「ブックハウスカフェ」で、おはなし会やカレーパンを楽しむイベントを8月19日に開催

「東京おでかけプロジェクト」が「本屋へおでかけプロジェクト」を神保町の「ブックハウスカフェ」で8月19日に開催。病気や障害を持つ子どもと家族向けに、呼吸器など医療的ケアもサポートして楽しい親子イベントを提供。

【対象】
病気や障害、医療的ケアがある子どもと家族(7家族)
※お子さまの年齢や、手帳・診断の有無は問いません


【場所】
ブックハウスカフェ
(東京都千代田区神田神保町2-5-3 北沢ビル1F)


【日程と内容】
2023年8月19日(土)
9:30-10:30 
お店を貸し切り!
絵本案内人と一緒に1万冊の本の中からお気に入りの本を探しましょう。 プロのカメラマンが家族写真も撮影します。


10:30-11:00 
おもちゃコンサルタントによるあそびのワークショップ
声のプロ達によるおはなし会


11:00-12:00 
カレーパンでランチタイム


【費用】
大人 1,000円/人、子ども 500円/人(カレーパンとワンドリンク付き)
介助をする家族以外の同行者(看護師やヘルパー)は無料


【主催】
東京おでかけプロジェクト 
協力:ブックハウスカフェ https://bookhousecafe.jp/


助成:令和5年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業


世界で1番赤ちゃんが安全に生まれる国、日本。
(※ユニセフ報告書『Every Child ALIVE』より)


でも、医療技術の進歩によって救える命が増えると同時に、医療的ケアを日常的に必要とする「医療的ケア児」と呼ばれる子ども達や、病気や障害のある子どもが日本では増えています。

「呼吸器などの医療機器が必要だと、アラーム音が鳴ったり周りの目が気になっておでかけしづらい。」


そんな子どもの現状とともに、ご家族も24時間365日、休む間もなく自宅や病院でケアに追われ、十分な睡眠をとることができなかったり、キャリアを諦めているという現状があります。


東京おでかけプロジェクトでは、「ご家族がどんどんおでかけするきっかけをつくりたい」という想いから、ご家族のはじめてのおでかけ体験をサポートする、「本屋へおでかけプロジェクト」を開催します。


■引用
※ユニセフ報告書『Every Child ALIVE』(https://www.unicef.or.jp/news/20


■前回イベントの様子
動画:https://youtu.be/_NqHzATkZWU
レポート:https://note.com/tokyoodekakepj/n/n313799bb919f



病気や障害がある子どもとそのご家族と一緒におでかけしてみて、見慣れない医療機器を付けていたり、そのアラーム音が鳴ると「人にじろじろ見られている気がして、おでかけが億劫になる」というご家族の気持ちがよくわかりました。


呼吸器を付けていて酸素ボンベが欠かせないお子さんや、いつ発作が起こるかわからないお子さんとのおでかけは、ご家族も気を張った状態だと思いますが、医療や福祉の専門家はじめ、おもちゃのプロや声優、専門職を目指す学生サポーターたちと、ご家族が安心しておでかけできるよう本イベントを企画しました。


このイベントが、家族で楽しい思い出をどんどんつくる1歩目になったら、街の人たちの目が変わっていくきっかけになったら、嬉しく思います。


ブックハウスカフェ は、本の街、神保町にあるこどもの本専門店です。


ネット書店で便利に本を買える時代になりましたが、1万冊を超える本に囲まれて、ゆっくりと本に触れて、本のあたたかみを感じながら、本選びを楽しんでください。


当日は、店内を完全に貸切りして、のんびりお過ごし頂ける時間帯を設けています。 たくさんの本に囲まれた空間で、ゆっくり、のんびり、おいしいカレーパンも食べながらお過ごし頂けたら嬉しいです。


今回の応募はすでに締め切っておりますが、今後のイベントのお知らせなどは東京おでかけプロジェクトのホームページもしくはInstagramからご覧ください。

※お子さまの年齢や、手帳・診断の有無は問いませんが、応募理由を記載いただきます。

ホームページ:https://linktr.ee/tokyoodekakeproject
Instagram :https://www.instagram.com/tokyo_odekake_project/



団体名:東京おでかけプロジェクト
代表者:中嶋弓子


・東京おでかけプロジェクトとは
未来を変える、ひとときを。
病気や障害がある方とその家族が、安心して人の目を気にせずおでかけできるおでかけイベントを開催しています。 https://linktr.ee/tokyoodekakeproject

・ご寄付はこちら
https://tokyoodekakeproject.stores.jp/

※イベント開催のための会場費や看護師など専門スキルを持ったケアスタッフの費用に充てられます。

■取材依頼はこちらから:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScfUF28gvMoDTGJnTAQidvwZtyyFY1DpdHilL6pKPKF_SkZKQ/viewform



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

3.1 2030 年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生 10 万人当たり 70 人未満に削減する。
3.2 すべての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
3.3 2030 年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。
3.4 2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。
3.5 薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する。
3.6 2020 年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。
3.7 2030年までに、家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスをすべての人々が利用できるようにする。
3.8 すべての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。
3.9 2030年までに、有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。
3.a すべての国々において、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の実施を適宜強化する。
3.b 主に開発途上国に影響を及ぼす感染性及び非感染性疾患のワクチン及び医薬品の研究開発を支援する。また、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS 協定)及び公衆の健康に関するドーハ宣言に従い、安価な必須医薬品及びワクチンへのアクセスを提供する。同宣言は公衆衛生保護及び、特にすべての人々への医薬品のアクセス提供にかかわる「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS 協定)」の柔軟性に関する規定を最大限に行使する開発途上国の権利を確約したものである。
3.c 開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において保健財政及び保健人材の採用、能力開発・訓練及び定着を大幅に拡大させる。
3.d すべての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する。