「きおくひとえ」
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思い出の子ども服でつくるひな人形「きおくひとえ」2月20日より事前受付スタート

株式会社SIGNINGは、静岡の人形工房「左京」とともに、思い出の詰まった子ども服を使ってオーダーメイドで制作する、世界に一つだけのオリジナルひな人形の制作サービス「きおくひとえ」の事前制作お申込み受付を、2月20日より開始しました。

「ビジネスの課題」と「社会の課題」を同時解決するソリューションを提供する株式会社SIGNING(サイニング、本社:東京都港区、代表取締役CEO:牧貴洋)は、創業100 年を迎えた静岡の人形工房「左京」とともに、思い出の詰まった子ども服を使ってオーダーメイドで制作する、世界に一つだけのオリジナルひな人形の制作サービス「きおくひとえ」の事前制作お申込み受付を、2月20日より開始しました。なお、サービス開始初年度は30 組限定の抽選販売となります。



平安時代から続く伝統工芸である、我が子の幸せを願って飾るひな人形。少子化や、核家族化、住居のミニマリズムなどが影響し、ひな人形制作の市場規模はここ30 年で約1/5 にまで落ち込んでいます(経産省データにより※)。廉価な大量生産品も数多く出回る中で、伝統の存続が危ぶまれています。
伝統的な風習に対する価値観の多様化も進む中で、ひな人形を積極的に受け入れてもらうためにはどうしたら良いか。その一つの答えとして始めるのが、思い出の詰まった子ども服を活用した、世界に一つだけのオリジナルひな人形「きおくひとえ」です。思い出のお洋服を、譲るにも捨てるにも忍びない、しかし取っておいても使う機会もない。そんな子ども服を人形の衣装にすることで、伝統工芸・文化の保全・継承と、衣類の廃棄削減の両方を叶 えています。

※出典:データで見る静岡県の地場産業
https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/028/533/r4_data_jibasangyo.pdf



・商品名:「きおくひとえ」ひな人形オーダーメイドプラン
 コンセプトムービー:https://www.youtube.com/watch?v=bF49-013Db0
・商品概要:思い出の詰まった子ども服を活用した、世界に一つだけのオリジナルひな人形
・セット内容:お殿様 / お姫様 1組(※お顔は14種類からお選びいただけます)、台座(※台座は4種類からお選びいただけます)
・定価: 25万円(税込み)
・事前申込受付期間:2024年2月20日(火)~3月10日(日) ※30組限定の抽選販売になります
・抽選結果のご連絡:2024年3月12日(火)予定
・制作期間目安:4~6か月程度で納品予定(詳細はお打ち合わせ時にご提示)
・お申込み:人形工房 左京 「きおくひとえ」特設サイトより
https://sakyou.co.jp/kiokuhitoe
・企画・プロデュース:株式会社SIGNING
(クリエイティブディレクター:青沼克哉|アートディレクター:齊藤あかり|PRプランナー:塚越奈央|プロデューサー:佐藤克志)
・販売・製造:人形工房 左京



愛情の込もった手づくり服、お食い初めで着た晴れ着、毎日のように着ていたベビー服…どんな服を使っても、その時々の思い出が詰まった個性あるひな人形として、100年の伝統が培った高品質のひな人形に仕上げます。
(※素材によってはお受けできない場合があります。詳細は特設サイトをご確認ください。)

ご自身で人形の衣装に使用する服をセレクトいただくところから制作がスタートします。静岡の工房に足を運んでいただかなくとも、LINEなどのオンラインツールを活用したやり取りでも発注は可能です。

左京はこれまで本格志向で、大人が惚れ惚れするようなひな人形の制作を目指して日々、どうしたらお客様が感動するようなものが作れるかを考え続け、お客様に新たな提案をし続けてきました。「きおくひとえ」は、左京からの一方的な提案ではなく、お客様とともに作る新たなひな人形です。お客様が選んだ思い出が詰まった子ども服を使って、お客様が抱く作りたいイメージを私たち職人が具現化していく。ものづくりにおいて私たちが今まで持ち得なかった「思い出」を託され、カタチにするこの工程では、お客様のみならず私たちにも大きな感動があります。
“つくりて”と”つかいて”が手を取り合って作る、これまでにはない革新的なひな人形が、「きおくひとえ」です。
創業100年のひな人形工房として、今まで積み上げてきた技術に恥じないよう、
誠心誠意の「思い出作り」のお手伝いをさせていただきます。

プロジェクトの発端は、私自身が4歳の娘のためのひな人形をいまだに用意できていなかったことでした。夫婦それぞれの両親から勧められながらも、「そういうものだから」という理由だけで購入に踏み切れず、いつの間にか「まあいいか」という気持ちになっていました。そうはいっても娘のことを思うとちょっとした罪悪感があった中で、同じ世代、同じ静岡出身のひな職人である望月さんと出会いました。そこで、少子化の何倍もの勢いでひな人形市場が縮小していること、静岡が実はひな人形の一大産地であることについて知り、「どんなひな人形だったら自分も欲しくなるか?」を自問自答しながら進めたのが「きおくひとえ」です。子どもだけが喜ぶのではない。親の自己満足でもない。これから先もずっと、ひな祭りのたびに家族全員で思い出を共有できる、オンリーワンのひな人形として、ご自宅に迎えていただければ嬉しいです。

3人の娘さんを育てるお笑いタレントの横澤夏子さんや、登録者数が10万人を超える人気YouTubeチャンネル「ちゅんぴーちゃんねる」のご家族にも、思い思いの子ども服で「きおくひとえ」を制作いただきました。

人気Youtubeチャンネル「ちゅんぴーちゃんねる」のご家族には、静岡のショールーム兼工房まで足を運んでいただき、「きおくひとえ」を制作いただきました。当日は、ご両親やお子様自身が気に入っていた服だけでなく、使い込んだ幼稚園のバッグや浴衣など、様々なアイテムを持ち込んでいただきました。

ご家族の感想
服それぞれ思い入れが違っていますが、メインに使用したお洋服は私も娘も特に気に入っている、赤ちゃんのころからずっと着ているブランドのものです。YouTubeのコーディネート紹介でもよく着ていたお洋服で、強い思い入れがあります。他にも、保育園でクリスマスに自分で手染めした靴下の作品や、手作りの幼稚園バッグ、ぬいぐるみのお布団に使用した生地なども、ポイントとして使用していただくことになりました。
使う服を決めるプロセスからとても楽しく、特に生地選びがとても楽しかったです!子どもが気に入ってるレインボーの服と、私が使いたい落ち着いた色合いの服の両方を組み合わせる事ができました。たくさんのお洋服を準備し、仕上がりも一人では想像しきれなかったため、迷ってしまうだろうなと思っていましたが、望月さんのアドバイスのおかげでスムーズに決めることができました。
そうしてできあがった、我が家だけの「きおくひとえ」。子どもたちも「いつ届くの?」と今か今かと待ち侘びていて、ひな人形の大きな段ボールを開封する時には、サンタさんからプレゼントが届いた時のような喜びの歓声が湧きました。できあがったひな人形は、全然違う色や柄、形のお洋服を使ったのに、見事に全体がマッチしていてびっくり!さすが、プロの技だなと感じました。想像以上の出来で、大満足のひとことです。
ひな人形に、見守られているような気分です。子どもたちも、話しかけたり、ご飯をあげる真似をしたり。家族が増えた気分で、家の中がさらに明るくなりました。世界に一つだけのひな人形。娘と「大きくなっても大切にしてね」と約束しました。思い出が詰まったひな人形を、家族で大切にしていきたいと思います。皆さま、本当にありがとうございました。



静岡市の人形工房「左京」
左京のショールームにて、他の種類のひな人形も含めて、制作例をご覧いただけます。
自由にご覧いただき、もしご質問等があれば、左京のスタッフがご案内します。
※営業時間:AM10:00 – PM5:00
※定休日:4/14(日)までは定休日なし
※アクセス:https://sakyou.co.jp/koubou/



同社は、「ビジネスの課題」と「社会の課題」を同時解決するソリューションを提供するソーシャルビジネススタジオです。
現代のビジネス環境は、テクノロジーの進化や世界情勢の激変により、めまぐるしい変化にさらされています。そのような環境下で、多くの企業が、先の予測できない環境下で、既存のビジネスモデルや競争ルールにとらわれない、新たな成長領域の開拓を迫られています。また、こうした変化の激しい時代に社会と共生し持続的な成長を実現するための方法論として、SDGsやソーシャルビジネスへの関心も急速に高まっています。
同社は、多くの企業が直面するこうした社会背景をふまえた(1)社会課題を解決しソーシャルグッドを推進していく「Social Design」、(2)事業の新たな成長機会を発見し新市場を創造していく「New Market Design」、という2つの領域に特化しています。
コミュニケーション領域にとどまらず、事業・商品・サービス開発領域まで融合した「Social Business Studio」をコンセプトに掲げ、統合的なソリューションを提供しています。
・所在地:〒108-0073東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル16F
・代表:牧貴洋
・URL:https://signing.co.jp/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。