廃材楽器制作でクラウドファンディング
PLANET

印刷業界とアーティストがSDGsでコラボ!廃材楽器制作でクラウドファンディングに挑戦

「PrintNext2022中部ブロック運営委員会」は、愛知県を中心に活動している「日用品演奏ユニット kajii(カジー)」との共創による、印刷業界から出る廃材を利用した「廃材楽器の制作」を開始。また、アーティスト活動の支援金を募集するためのクラウドファンディングもスタートいたしました。

印刷業界の持続可能な取り組みを「アート」というカタチで伝え、若者をはじめ多くの人に印刷文化の重要性や魅力を感じてもらいたい。同時に、コロナ禍で活動を制限されたアーティストに活動の幅を広げてもらい、アーティスト活動を今以上に多くの人に知ってもらう後押しをしたい。
この想いを実現するため私たち「PrintNext2022中部ブロック運営委員会」は、愛知県を中心に活動している「日用品演奏ユニット kajii(カジー)」との共創による、印刷業界から出る廃材を利用した「廃材楽器の制作」を開始しています。また、この活動を広く知っていただくと同時に、アーティスト活動(大型楽器制作、演奏動画の制作等)の支援金を募集するためのクラウドファンディングも開始いたしました。

すでにスタートを切ったこの楽器制作は、本クラウドファンディングの支援金をもとに活動を行い、2022年2月11日に開催されるイベント 『ココカラ市場 by PrintNext2022』にて、完成した廃材楽器の展示と演奏動画の披露を行う予定です。
さらにクラウドファンディングのネクストゴール(60万円)を達成することにより、イベント会場にて廃材楽器と共にkajiiによるライブ演奏を実現することができます。当日は多くの方に会場へ足を運んでいただき kajiiのライブ演奏を盛り上げ、その魅力を多くの方々に知ってもらうことはもちろん、印刷業界のSDGs活動を楽しく知っていただく機会にできればと思います。

https://readyfor.jp/projects/printnext2022
【印刷文化×アート】廃材楽器が奏でる音楽で、若者にエールを!
目標金額: 600,000円
募集期間: 2022年1月18日 23時まで

https://kajii.me/
クマーマと創(そう)のユニット。「音楽と楽器をもっと身近に」という願いから、 100種類以上の日用品楽器を創り出し音楽を奏でる。名古屋を拠点に全国各地でコンサート、ワークショップ、特別授業を行っている。茶碗、どんぶり、湯呑みなどを並べたオリジナル楽器「食琴(dishphone)」をメインに、 タライ、空き缶、ペットボトル、お菓子の空き箱などから飛び出す音楽が絶賛され、40を超えるテレビ番組に出演。ちなみにメンバーの二人とも、パパである。

https://kokokara-ichiba.jp/
日本各地で様々な課題(地域活性、環境問題、食、文化、等)に取り組む出展者と、「日本をツナグ」をテーマにタッグを組み、取り組みやそこから生まれた商品の魅力を発信するイベント。子どもから大人まで楽しみながら日本各地の取り組みにふれ、これからの持続可能な「経済」「環境」「社会」(SDGs)について楽しく理解を深めていただけます。

日時: 2022年2月11日(祝金)11:00~17:00
会場: 3331Arts Chiyoda 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
主催: PrintNext2022実行委員会(https://print-next2022.jp/
後援: 経済産業省、全日本印刷工業組合連合会、一般社団法人日本グラフィックサービス工業会

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。
15.4 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。
15.6 国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。
15.7 保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。
15.8 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。
15.9 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。
15.a 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。
15.b 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。
15.c 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。