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ソニー銀行「子ども応援プログラム」として15歳未満の口座開設で100円の寄付 ウクライナ支援募金の募集やスマトラ島森林保全プロジェクトにも寄付貢献

ソニー銀行株式会社は2022年2月1日に「子ども応援プログラム」を開始しました。これは15歳未満の口座開設に対して、ソニー銀行が1口座につき100円を放課後NPOアフタースクールに寄付するものです

目次
■ 放課後NPOアフタースクールを選んだ理由 >>
■ まずは取り組みを認知してほしい >>
■ 共立女子大学との金融プログラム >>
■ 企業としてのSDGs「同性パートナーの住宅ローンを提供」 >>
■ 様々な支援を行うソニー銀行 >>
■ 「子ども支援ファンド寄付付き円定期」 >>

ソニー銀行株式会社は2022年2月1日に「子ども応援プログラム」を開始しました。これは15歳未満の口座開設に対して、ソニー銀行が1口座につき100円を放課後NPOアフタースクールに寄付するものです。
ソニー銀行は子どもたちの育成支援に繋がるとしてこの施策を開始。今回、「子ども応援プログラム」の担当者に詳しくお聞きしました。

今回お話を伺ったのはマーケティング部シニアマネージャの河原塚徹氏(写真右)です。



記者 育成支援を目的として15歳未満への口座開設1口座につき100円を「放課後NPOアフタースクール」に寄付すると発表されましたが、寄付対象として「放課後NPOアフタースクール」を選んだのは?

 

河原塚 「困難に対する支援」として、「子ども支援ファンド寄付付き円定期」を同日にリリースさせていただいております。 こちらの取り組みは、お客さまにお預け入れいただいた、期間3年の円定期預金のお預け入れ金額に応じて、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとソニーグループ(株)が設立している「子どものための災害時緊急・復興ファンド」にソニー銀行が寄付を行うものです。私が担当している「子ども応援プログラム」では「成長に対する支援」を行うことで、2つの軸で次世代を担う子どもたちを支援したいと考えました。そのため、子どもの可能性やチャレンジへの支援につながる取り組みを行っている団体を探していました。その観点でいろんな団体とお話させて頂き、放課後NPOアフタースクールが掲げている子どもの育成支援に共感し寄付の取り組みを実施するに至りました。

記者 共働きが当たり前の現在、「放課後NPOアフタースクール」のようにこどもたちの放課後への取り組みは非常に必要だと思います。ほかのNPOを寄付対象にする予定は?

河原塚 まだ始めたばかりなので、取り組みを認知いただく段階と考えています。子ども支援の取り組みに共感いただくとともに、ソニー銀行の利便性や将来的なご利用を踏まえて、お子さまの口座をお持ちいただけるように告知をしています。そして何より商品・サービスの価値を高めることが口座開設につながり、寄付額を増やすことにつながると考えています。



記者 他の金融機関の話になりますが、スマートフォンのアプリ内店舗で、お子さまがお仕事体験やアプリ内通貨を使い買い物を体験するという取り組みを行っていました。このような体験を御行では行わないのでしょうか?

河原塚 全く同じスキームではないのですが、金融教育の観点ですと共立女子大学と一緒に金融教育プログラムを考える活動を2021年9月から12月まで行っていました。中学生に対して金融教育を行う場合のプログラム内容を大学生に考えてもらうものです。いくつかのグループに分かれてプログラムを作ってもらいました。先日当社に対して優秀作品のプレゼンテーションをしてもらう機会がありました。金融教育はアプリに限定せず、いろんな機会を設けていきます。



記者 SDGs全般の話になりますが、現在多くの企業がSDGsに取り組んでいます。社内でも多様性に取り組んでいる企業が多く、御行でもそのような取り組みが行われているのでしょうか。

河原塚 商品・サービスとしては、2018年から住宅ローンのお借り入れにあたり、ペアローンや担保提供の対象者に同性パートナーのかたを含める対応を行っています。
社内では、お客さまの期待を超える商品・サービスを生み出すために、各分野の社員で形成されるチームでさまざまな角度からお客さまのことを考え、意見を出し合います。その中で、自分の個性や強みを活かしながら、相手の個性を尊重する、こうしたことも浸透してきているように思います。



記者 このような社会貢献につながる支援はほかに実施されていますでしょうか。

河原塚 「子ども応援プログラム」は15歳未満のお子さまの口座開設が対象です。一方、全ての口座開設を対象として、1口座につき10円を公益財団法人 世界自然保護基金ジャパンが行っている「スマトラ島森林保全プロジェクト」に寄付する取り組みを2012年から行っています。また、直近ですとウクライナの人道支援のための義援金口座を設けており、お客様にご協力をお願いしています。ご協力いただいた義援金は全額日本赤十字に寄付します。



また、前回は開業20周年を記念した一時的な施策であった「子ども支援ファンド寄付付き円定期」を6月1日から恒常化してあらたに開始。利用者の預金利息の受け取りは変わらずに、社会貢献につながるしくみで、2021年度の募集の際には約400名が利用していた。ソニー銀行は、今後も価値ある商品・サービスの提供を通じて、心豊かに暮らせる社会に貢献できるように努めたい、としている。