福岡未来づくり住宅普及促進事業
PROSPERITY

福岡県・東宝ホーム・シェアリングエネルギーによる「福岡未来づくり住宅普及促進事業」が本格始動

株式会社シェアリングエネルギーは、東宝ホーム株式会社と共に「福岡未来づくり住宅普及促進事業」の協定締結事業者として採択されました。

株式会社シェアリングエネルギー(本社:東京都港区、代表取締役:上村一行)は、2023年10月、東宝ホーム株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:渡部 通)と共に、「福岡未来づくり住宅普及促進事業」の協定締結事業者として採択されました。これにより、両社と福岡県とのパートナーシップが強化され、九州地方で複数の新規案件を始動しました。



地球温暖化対策を話し合う国際会議「COP28」では、今年、化石燃料の利用で排出される二酸化炭素の量が過去最大になる見通しであると発表されました。二酸化炭素排出量削減に向け、世界各国の具体的な取り組み強化が叫ばれるなか、福岡県では、家庭からの二酸化炭素排出量削減をめざす取り組みとして、「福岡未来づくり住宅普及促進事業」を推進しています。

主に住宅向けにPPA※1 事業を展開する同社は、今年10月、「福岡未来づくり住宅普及促進事業」に採択されたことを受け、環境に優しいZEH※2 住宅を提供する東宝ホームと共に、初期費用無料太陽光「シェアでんき」を活用した家庭の脱炭素化を進めています。

※1:住宅所有者と契約した事業者が太陽光発電設備を設置し、発電した電力を販売・供給する仕組みで、初期費用をかけずに太陽光発電設備が導入可能であるもの。
※2:「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」を省略した言葉で、太陽光発電や省エネ設備の導入などにより、エネルギー収支をゼロ以下にする住宅のこと。



福岡県が、戸建住宅を供給するハウスビルダー及びPPA 事業者と連携し、モデル団地において省エネ住宅の普及促進を図るもの。 東宝ホーム株式会社は、ハウスビルダーとしてZEH 基準を超える省エネ住宅の供給を行い、シェアリングエネルギーはPPA事業者として供給住宅への太陽光発電の設置を行う予定です。

※3:ZEH基準を超える省エネ性能を有し、PPAにより太陽光発電設備を導入した住宅。



福岡県における家庭からの二酸化炭素排出量は、県全体の約1割を占めており、そのうち電力由来のものが7割を超えています。ZEHは、その高い断熱性能により、家庭のエネルギー消費量を大幅に削減することができ、地球温暖化対策につながります。
また、住民の皆さんにおいても、月々の光熱費を安く抑えることができるだけでなく、高断熱により室温を一定に保ちやすいため、夏は涼しく、冬は暖かく、健康で快適に暮らすことができるなどのメリットがあります。
本事業により、その省エネ性能向上や再エネ導入による効果を検証・公表し、省エネ住宅の普及促進を図ってまいります。



この度、福岡県主催の「福岡未来づくり住宅普及促進事業」に株式会社シェアリングエネルギー、東宝ホーム株式会社は福岡県と協定を結ぶ運びとなりました。
これから⽇本が、2050年までにカーボンニュートラルの⽬標実現に向かって進んでいく為の取り組みの1つです。この事業は、ZEH住宅と⾔うだけでなく、断熱性能等級6以上の住宅に太陽光システムを搭載する住宅が対象となります。太陽光発電システムについては、株式会社シェアリングエネルギー様が⽤意するPPA⽅式の採⽤になります。東宝ホームは、このような国や県が⾏なう政策には、是⾮協⼒をしていくべきだと考えています。
東宝ホームの⾼気密⾼断熱住宅とシェアリングエネルギーの太陽光システムよって、電気代が⼀年を通して今よりも安くなり、お施主様の家計が助かるようになれば、お得な住宅を⼿に⼊れることに繋がると考えています。省エネ効果は住宅に住んでいる限りずっと続きます。
この事業を通して、国、県の⽬指す温暖化ガス削減の効果と、⾼気密⾼断熱の住宅を建てられるお施主様が省エネ効果による恩恵を享受できるようになることを⽬指したいと思います。今回、福岡県、株式会社シェアリングエネルギー、東宝ホーム株式会社で協定を結ぶことで、お施主様に補助⾦を使って性能の良い住宅をご提供できる機会を有効に使いたいと考えています。



この度、「福岡未来づくり住宅普及促進事業」に採択されたことを、大変光栄に思います。当社はこれまで、福岡県出身の創業者である上村のもと、福岡県吉富町での「地域脱炭素プロジェクト」をはじめ、様々な地域や政府自治体様と連携して『シェアでんき』を活用した取り組みを行ってまいりました。このような活動や、当社のパートナー様ならびに金融機関様からのご協力とご支援が結実し、2023年10月には全国における契約申込数が1万6000件を突破しました。
当社は引き続き、再生可能エネルギー電源の普及に尽力するとともに、地域の皆様に新しい持続可能なエネルギー利用モデルを提供してまいります。また、福岡県様ならびに東宝ホーム様と共に、環境に優しい未来を築いていくことに貢献してまいります。



同社は、今回のパートナーシップを基盤として、福岡県ならびに九州地方において、『シェアでんき』の普及をさらに推進します。また、本事業のみならず、様々な自治体様やパートナー企業と連携を深めることで、より広範囲にわたる脱炭素社会の構築に貢献します。



同社は、初期費用無料で太陽光発電を設置して電気代をお得にするサービス『シェアでんき』事業を展開しています。2018年より住宅向け太陽光発電を中心に提供を開始し、その後の約5年間で契約申込数1万件突破、2023年10月には1万6000件に達しました。2023年2月からは事業者向けの『シェアでんき forBiz』も提供しております。また、『シェアでんき』のさらなる活用と効率的なエネルギー利用をめざし、エネルギーマネジメントサービスの開発にも取り組んでいます。
このような取り組みを通じて、太陽光発電普及のみならず、脱炭素社会の実現と再生可能エネルギーの地産地消を加速するプラットフォームとして拡大を続けています。

会社名 : 株式会社シェアリングエネルギー
所在地 : 東京都港区新橋4丁目11−1 A-PLACE新橋 4階
設立  : 2018年1月
代表者 : 代表取締役 上村 一行
事業内容: 再生可能エネルギー等による発電事業およびその管理・運営に関する業務
URL  : https://sharing-energy.co.jp/



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
7.1 2030 年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.2 2030 年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3 2030 年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
7.a 2030 年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。
7.b 2030 年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。