包括連携協定の締結
PROSPERITY

ENEOS株式会社、脱炭素・観光振興・BCP対策に向けたあわら市との包括連携協定を締結

ENEOS株式会社は、脱炭素・観光振興・BCP対策に向け、あわら市と包括連携協定を締結し、EVカーシェアの展開を決定しました。

本協定は、同社とあわら市が相互連携し、脱炭素化の推進と地域が抱える課題やニーズに対応した、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展を図ることを目的とし、「環境・再生可能エネルギー」「交通まちづくり・観光振興」「地域の災害対策」を対象分野としています。

同社は、この連携の第1歩として、北陸新幹線延伸開業の2024年3月から、芦原温泉駅前エリアとあわら温泉エリアへ、再生可能エネルギー※1 を活用したEVカーシェアを展開するとともに、今後、同エリアでの充電設備の設置拡大にも取り組みます。
また、今後は、BCP※2 対策として、EVを災害時非常用電源として活用することも検討しています。

同社は、グループの長期ビジョンにおいて、「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立に向けて挑戦することを掲げています。

※1 実質再エネを含む
※2 Business Continuity Plan(事業継続計画)

<EVカーシェア展開先 6ケ所、計7台(2024年3月1日時点)>                                                                                           
場所台数車種
あわら市芦原温泉駅西口立体駐車場(福井県あわら市春宮一丁目608番地1)2台日産 リーフ
あわら湯のまち駅交通広場(福井県あわら市二面第34号4番地13)1台日産 リーフ
温泉旅館:グランディア芳泉(福井県あわら市舟津43-26)1台日産 リーフ
温泉旅館:温泉旅館:清風荘(福井県あわら市温泉3丁目803)1台日産 リーフ
温泉旅館:まつや千千(福井県あわら市舟津31-24)1台日産 リーフ
温泉旅館:美松(福井県あわら市舟津26-10)1台日産 リーフ


外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

11. 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

11.1 2030 年までに、すべての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。
11.2 2030 年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。
11.3 2030 年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。
11.4 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。
11.5 2030 年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす。
11.6 2030 年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
11.7 2030 年までに、女性、子ども、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。
11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。
11.b 2020 年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組 2015-2030 に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
11.c 財政的及び技術的な支援などを通じて、後発開発途上国における現地の資材を用いた、持続可能かつ強靱(レジリエント)な建造物の整備を支援する。