SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」~年賀状の誤字・余りで、途上国で働く少女たちに教育支援を~
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SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」~年賀状の誤字・余りで、途上国で働く少女たちに教育支援を~

国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」(東京都新宿区、 代表理事・坂口和隆)は、 書き損じや未使用のはがき・切手を集めて途上国の支援活動に活かす「あなたのはがきが、 だれかのために。 キャンペーン」を2020年12月26日(土)~2021年3月31日(水)に実施いたします。

教育は、貧困状況から抜け出し自立するために、特に効果的な手段の一つで、SDGsの中でも必要不可欠なものと考えられています。
目標の中でも、無償かつ公正で質の高い初等教育、中等教育を受けられること、また男性や女性などの区別なく、ジェンダー格差を無くしていくことなどが掲げられています。

SDGs目標4は「質の高い教育をみんなに」とありますが、具体的にはどういったことなのでしょうか?

外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 4 . すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
4.1 2030 年までに、すべての女児及び男児が、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030 年までに、すべての女児及び男児が、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
4.3 2030 年までに、すべての女性及び男性が、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.4 2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事 及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
4.6 2030 年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
4.7 2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
4.a 子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
4.b 2020 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
4.c 2030 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。


この記事では、国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」(東京都新宿区、代表理事・坂口和隆)の “33万人の児童労働“ を教育・家事から支援する取り組みについてご紹介します。

国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」(東京都新宿区、代表理事・坂口和隆)は、書き損じや未使用のはがき・切手を集めて途上国の支援活動に活かす「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」を2020年12月26日(土)~2021年3月31日(水)に実施します。
本キャンペーンは、誤字など書き損じたはがきや過去の年賀状、喪中で不要になったはがきなどを全国から集め、バングラデシュで児童労働に従事している少女たちの支援活動※などに役立てるものです。開始以来11年が経ち、老若男女問わず誰もが気軽に参加可能な「はがき1枚からできる国際協力」として国内で広がり、2019年度は65万枚のはがきが全国から集まりました。「不要なはがきが役に立てて嬉しい」といった声も寄せられています。
今年の目標は70万枚。

コロナ禍で児童労働がさらに増加するリスクがあると国際労働機関も報告しており、社会的に弱い立場にありながら、ますます苦しい状況にある子どもたちを支援します。国内でも生活への影響が長引く中、家にいながら負担なく参加できる支援活動です。ご協力いただいた方に現地の少女からお礼のメッセージレター※が後日届けられます。

昨年の郵便料金の値上げにより使用できなくなった旧価格のはがき・切手も対象になります。
切手1円からでも参加でき、約400円が授業1回分に相当します。

※ 寄付は管理費など活動全体にも使用されます。
※ レターは後日、日本国内から郵送します。尚、個別の返信メッセージではありません。
家事使用人として働く少女

<家事使用人として働く少女>

国際労働機関によると、現地で家事使用人として働く少女は33万人にのぼるとされています。
外から目が届かない家の中で一日中仕事し学校にも行けず、暴力や嫌がらせも起きており、最悪の場合は死に至るケースも出ています。教育の機会など子どもの権利が奪われているだけでなく、成長・発達を阻害する危険な労働に従事せざるを得ない環境下にいます。

当会は基本的な読み書きや保健衛生などの教育、火や包丁など料理に伴う危険とミスを理由とした雇い主の暴力防止に繋がる家事・生活改善に必要な知識の習得支援などを実施。少女の親や地域住民への意識啓発、行政への政策提言なども行い児童労働のない社会を目指して活動しています
●対象

・未投函の官製(郵便)はがき、かもめーる
・書き損じた年賀はがき、過去の余った年賀はがき
(※私製はがきと投函済みはがきは対象外。)
・切手(未使用、使用済み)
●参加、寄付の方法:封筒などに入れて、下記までお送りください。
 〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 シャプラニール
 「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」係
●受付期間:2020年12月26日(土)~21年3月31日(水)
●キャンペーン詳細:https://www.shaplaneer.org/lp/hagaki_cam/
1972年に創立された、特定の宗教、政治、企業、団体に属さない国際協力NGOで、社会や他の援助団体の支援から「取り残された人々」への支援や「取り残された課題」に取り組んでいます。
主にバングラデシュやネパールといった南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決に向けた活動を現地と日本国内で行い、「すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会の実現」を目指して活動しています。2022年には創設50周年を迎えます。

シャプラニールとは、私たちの活動の原点であるバングラデシュの言葉・ベンガル語で、「睡蓮の家」という意味です。シャプラ(睡蓮)は、バングラデシュの国花にもなっています。
主な活動内容

1.子どもの権利を守る

バングラデシュやネパールには成長・発達、保護、参加といった基本的権利を享受できない子どもたちが多く存在します。子どもの権利の中でも成長を阻害する「児童労働」と、健全な発達や社会参加に欠かせない「教育」について、行政やNGOの支援から取り残された子どもたちや地域を対象に活動しています。

2.災害に強い地域をつくる

地域住民や行政と協力した防災インフラの設置や行政への研修など、サイクロンや洪水、地震などの災害による被害を軽減する防災活動を行政・コミュニティ・個人レベルで進め、災害に強い地域づくりに取り組んでいます。

3.フェアトレードを通じて共生できる社会をつくる

暮らしに息づく伝統や文化、身近な素材を大切にした手工芸品作りと日本への販売を通じ、生産者の生活向上に40年以上取り組んでいます。
・オンラインショップ「クラフトリンク」:http://craftlink.jp/

◆団体概要

・団 体 名:特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
・所 在 地:東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
・代 表 者:坂口和隆(代表理事)
・創 立:1972年9月1日
・主な活動国:バングラデシュ、ネパール
・主な活動内容:
 児童教育支援、家事使用人として働く少女たちへの支援活動、
 先住民族の子どもたちの文化教育支援、開発教育および出版活動、
 児童労働の予防と削減、災害緊急支援・復興支援、
 フェアトレード、スタディツアーなど
・職 員 数:日本:18名、バングラデシュ:13名、ネパール:6名
・公式サイト:https://www.shaplaneer.org/
・特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
・「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」
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