SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」~【ケンミン食品株式会社】『ケンミン焼ビーフン』が四角から丸型に変更し、SDGs(健康維持・環境保護)などに対応した次世代型商品に一新~
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SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」~【ケンミン食品株式会社】『ケンミン焼ビーフン』が四角から丸型に変更し、SDGs(健康維持・環境保護)などに対応した次世代型商品に一新~

SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」(Goal 3: Good Health and Well-Being)における『健康』を達成するために、「健康は毎日の食事から」と言うように『食事』は必要不可欠です。今回の記事では、発売から61年(2021年現在)食卓に並んできた「ケンミン焼きビーフン」の事例を紹介します。(2021年2月3日更新)

健康な生活を送ることは世界中の全ての人にとって最低限求められることで、SDGsの中でも必要不可欠な内容です。SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」の中では、あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保することを目的としており、「健康」において「食事」は切り離せないものです。

SDGs目標3は「すべての人に健康と福祉を」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
3.1 2030 年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生10 万人当たり70 人未満に削減する。
3.2 すべての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000 件中12 件以下 まで減らし、5 歳以下死亡率を少なくとも出生1,000 件中25 件以下まで減らすことを目指し、2030 年までに、新生児及び5 歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
3.3 2030 年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。
3.4 2030 年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3 分の1 減少させ、精神保健及び福祉を促進する。
3.5 薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する。
3.6 2020 年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。
3.7 2030 年までに、家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスをすべての人々が利用できるようにする。
3.8 すべての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・ カバレッジ(UHC)を達成する。
3.9 2030 年までに、有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。
3.a すべての国々において、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の実施を適宜強化する。
3.b 主に開発途上国に影響を及ぼす感染性及び非感染性疾患のワクチン及び医薬品の研究開発を支援する。また、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS 協定)及び公衆の健康に関するドーハ宣言に従い、安価な必須医薬品及びワクチンへのアクセスを提供する。同宣言は公衆衛生保護及び、特にすべての人々への医薬品のアクセス提供にかかわる「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定 (TRIPS協定)」の柔軟性に関する規定を最大限に行使する開発途上国の権利を確約したものである。
3.c 開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において保健財政及び保健人材の採用、能力開発・訓練及び定着を大幅に拡大させる。
3.d すべての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する。
今回の記事では、「ケンケンミンミン焼きビーフン」というフレーズで、CMが何かと話題になる、ケンミン食品株式会社の『ケンミン焼きビーフン』の事例をご紹介します。
ケンミン食品株式会社(兵庫県神戸市・代表取締役社長:高村祐輝)は、今年で発売61年目の主力商品『ケンミン焼ビーフン』を6年ぶりに一新し、2021年3月1日に7代目として全国で発売します。
ケンミン焼ビーフンはフライパン一つの3分調理で、低カロリーで栄養バランスの良い食事ができる点がおうちごはんにマッチし、コロナ禍でのシリーズ売上は前年比約113%まで伸長しました*。この先も長くお客様のお役に立つため、“人と地球にやさしい焼ビーフン”をテーマに、焼ビーフンの形状を丸型に改良し、さらに使いやすくなりました。
*3月~12月前年度比

ケンミン焼ビーフン 商品概要

商品名:ケンミン焼ビーフン 鶏だし醤油
内容量:65g
賞味期限:14か月
発売日:2021年3月1日
販売エリア:全国のスーパーマーケットなど

商品を一新する理由およびポイント

1.四角型から丸型へ

めんがほぐれやすくなり調理性が向上しました。フライパンに重ねることなく入れられるため、3食以上の調理でも使いやすくなりました。さらにアウトドア調理など様々な食シーンに対応します。

2.人にやさしい:健康に配慮

SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」

・現代の味の嗜好に合わせ、また昨今の健康志向に対応し、野菜120gを入れて調度良い設計に裏面表記を変更しました。1日の1/3分の野菜が摂れるメニューとして、他の即席麺よりも健康的な食事が可能になります。
・表示通りに調理することでPFCバランス*が整ったメニューになります。
*PFCバランス:メニューに含まれるタンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)のカロリー比のバランス。それぞれP:13~20%、F:20~30%、C:50~65%に収まるとバランスが良いとされる。

3.地球にやさしい:環境に配慮

SDGs目標12「つくる責任つかう責任」

丸型に改良したことで、パッケージサイズを約10%縮小することに成功しました。プラスチックゴミ削減に貢献します。またCO2年間排出量を年間約1t削減できます。

「ケンミン焼ビーフン」は、下記のように無理なくSDGs目標の達成に向かって製造・販売しており、健康で持続可能な社会の実現に寄与しています。

1.調理性が向上し、 使いやすくなりました

・調理後のめんがほぐれやすく、食べやすくなりました。
・26cmフライパンに3食入れる場合、重なることなく並べることができるため、均一に調理できます。

2.パッケージを刷新し、より見つけやすくなりました

集中視野の理論を活用し、上下の帯部分にケンミンコンセプトカラーの青色を配色することにより、中心の「焼ビーフン」に目が向きやすくなりました。ケンミンコンセプトカラーの黄色には「笑顔」を意味する「向日葵色」を採用し、青色は「濃桔梗色」で「真面目な社風」を表現しています。

3.様々な食シーンに対応

アウトドア専用の調理器具の形状に合い、調理適性が向上しました。近年拡大しているアウトドア市場の中で、キャンプや山登り食として「アウトドアで焼ビーフン」といった使用シーンが増えます。

新旧焼ビーフンの比較

新旧焼ビーフンの比較

1960年に誕生、2020年に60周年を迎えたロングセラー商品。味付きビーフン商品として世界初・世界オンリーワン*(自社調べ)であり、『最も長く販売されている焼ビーフンブランド』に認定されている。鶏だしの効いた醤油味で味付けされ、ゆで戻し・調味料不要で、世界一簡単に美味しく料理できる米めん商品として、年間約1500万食を製造・販売。日経POSセレクション平成売上No.1(その他即席めんカテゴリー)受賞。
・ケンミン食品株式会社
https://www.kenmin.co.jp/
・ケンミン焼きビーフンサイト
https://www.kenmin.co.jp/products/brands/befun/