PEOPLE
SDGs目標2「飢餓をゼロに」~日本ケロッグが2020年度において37万食のシリアル無償提供を実施~
SDGs目標2「飢餓をゼロに」(Goal 2: Zero Hunger)達成に向け、シリアル食品の世界シェアトップブランド「ケロッグ」を日本国内で展開する日本ケロッグ合同会社が、フードバンクや子ども食堂などを対象にシリアル無償提供を実施しました。
世界には豊富な食料があるのにも関わらず、多くの人々が飢餓により苦しんでいます。 十分な食事を摂取することは、栄養状態の回復や飢餓をゼロにするだけでなく、雇用や教育の問題へとつながります。
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 2. 飢餓に終止符を打ち、食糧の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
2.1 2030年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層および幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食糧を十分得られるようにする。 2.2 5歳未満の子どもの発育障害や衰弱について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養失調を撲滅し、若年女子、妊婦・授乳婦、および高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。 2.3 2030年までに、土地その他の生産資源、投入財、知識、金融サービス、市場、および付加価値や非農業雇用の機会への平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民族、小規模な家族経営の農家、牧畜家および漁師をはじめとする、小規模食糧生産者の農業生産性および所得を倍増させる。 2.4 2030年までに、持続可能な食糧生産システムを確保し、生産性および生産の向上につながるレジリエントな農業を実践することにより、生態系の保全、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水その他の災害への適応能力向上、および土地と土壌の質の漸進的改良を促す。 2.5 2020年までに、国内、地域、および国際レベルで適正に管理および多様化された種子・植物バンクなどを通じて、種子、栽培植物、飼育動物・家畜、およびその近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づく遺伝資源および伝統的な関連知識の活用による便益へのアクセスおよび公正かつ公平な共有を推進する。 2.a 国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発、および植物・家畜遺伝子バンクへの投資を拡大し、開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産の強化を図る。 2.b ドーハ開発ラウンドの決議に従い、あらゆる形態の農産物輸出補助金および同一の効果を伴うすべての輸出措置の並行的廃止など、世界の農産物市場における貿易制限や歪みを是正および防止する。 2.c 農産物商品市場およびデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食糧備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にすることにより、食糧価格の極端な変動に歯止めをかける。
シリアル食品の世界シェアトップブランド「ケロッグ」を日本国内で展開する日本ケロッグ合同会社(本社:東京都千代田区、 代表職務執行者社長:井上ゆかり)は、 目標2「飢餓をゼロに」推進などをゴールとしたグローバル食料支援プログラム「Breakfasts for Better Days(TM)」の日本における活動として、 年間30万食を目標にしたシリアルの無償提供を継続しています。
2020 年においては、 年間累計約37万食分のシリアルをコロナ禍で困難に直面するフードバンクや子ども食堂などを対象に無償提供しました。
2020 年においては、
フードバンクや子ども食堂への継続的なサポートに加え、地方自治体が推進する食支援プログラムとの連携や地域感染症対策の拠点となる医療施設へのシリアル無償提供など、包括的な食支援活動を展開しています。
滋賀県健康医療福祉部 子ども・青少年局 子ども未来戦略室長 園田様コメント
この度の日本ケロッグ合同会社様の取組に心から感謝しております。滋賀県内には子ども食堂が136か所(2020年11月末現在)あり、小学校区に対する子ども食堂の充足率(こども食堂数÷小学校数)は沖縄県に次いで全国2位(62.1%)を誇ります。
しかし、コロナ禍においては1つの場所に集まることが難しく、参加者の分散、お弁当や食料品の配布に切り替えるなど工夫して活動を継続いただいています。このような中、美味しく、手軽に食べられ、なにより栄養バランスも優れたシリアルの提供は大変ありがたく感じていますし、本年10月に本県で策定した「すまいる・あくしょん」※に掲げた「04頼れる人や場所を見つけよう」の取組にもに繋がります。 また、コロナ禍における企業と地方自治体によるSDGs共同推進の取り組みとしても非常に価値がある連携であると考えております。
※コロナ禍の子どもたち31,320人の声から生まれた子どもの笑顔を増やすために策定した、 県オリジナルの子ども目線の新しい行動様式です。大きく7つの指標を設けており、「子どもが自分自身のために行動できること」と「子どもが必要としていることに対して大人が行動すること」という2つの視点からみんなが取り組める行動や方法、条件などを示しています。
この度の日本ケロッグ合同会社様の取組に心から感謝しております。滋賀県内には子ども食堂が136か所(2020年11月末現在)あり、小学校区に対する子ども食堂の充足率(こども食堂数÷小学校数)は沖縄県に次いで全国2位(62.1%)を誇ります。
しかし、コロナ禍においては1つの場所に集まることが難しく、参加者の分散、お弁当や食料品の配布に切り替えるなど工夫して活動を継続いただいています。このような中、美味しく、手軽に食べられ、なにより栄養バランスも優れたシリアルの提供は大変ありがたく感じていますし、本年10月に本県で策定した「すまいる・あくしょん」※に掲げた「04頼れる人や場所を見つけよう」の取組にもに繋がります。 また、コロナ禍における企業と地方自治体によるSDGs共同推進の取り組みとしても非常に価値がある連携であると考えております。
※コロナ禍の子どもたち31,320人の声から生まれた子どもの笑顔を増やすために策定した、 県オリジナルの子ども目線の新しい行動様式です。大きく7つの指標を設けており、「子どもが自分自身のために行動できること」と「子どもが
日本ケロッグでは新型コロナ感染対策として、ケロッグ社員の在宅時間が大きく伸長する中、自宅からも参加できる新しい従業員ボランティアの取り組みとして、運動習慣化支援アプリ“BeatFit”を活用し、自宅エクササイズ時間1分をシリアル1食に換算し、フードバンクや子供食堂への寄贈に結びつけるバーチャルボランティアプログラムを実施。10月16日から11月15日までの1ヶ月間を通じ16,971食の寄贈を達成しています。
・日本ケロッグ合同会社、グローバル食料支援プログラム「Breakfasts for Better Days(TM)」