花王アタック × 株式会社イースリー
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着なくなったサッカーユニフォーム4,729枚をカンボジアの子どもたちへ 「届けようユニフォームプロジェクト」 ~ 花王アタック × 株式会社イースリー ~

花王株式会社の衣料用洗剤ブランド 「アタック」と、サッカーなどスポーツに関する事業を展開する株式会社イースリーは、大会や公式戦後に着なくなったサッカーユニフォームや練習着を集めて洗たくした後、カンボジアの子どもたちに届ける「届けようユニフォームプロジェクト」を実施。

花王株式会社の衣料用洗剤ブランド 「アタック」と、サッカーなどスポーツに関する事業を展開する株式会社イースリーは、大会や公式戦後に着なくなったサッカーユニフォームや練習着を集めて洗たくした後、カンボジアの子どもたちに届ける「届けようユニフォームプロジェクト」を実施いたしました。
 2021年10月14日より、約3週間、着なくなったユニフォームや練習着を募集。「自分が着ていたものをカンボジアで着てくれるのはすごい!」「親も子も思い入れがあるので、役に立つことが嬉しい」といった声とともに、全国のジュニアサッカーチーム312チームから、4,729枚ものユニフォームが集まりました。
 これらは、クリーニング専門業者により「アタックZERO」でていねいに洗たくされ、一般財団法人CHANGアジアの子供財団(※)の協力のもと、カンボジアの小学校や児童施設11カ所に届けられました。
 ユニフォームを受け取ったカンボジアの子どもたちからは、「サッカーの練習をがんばりたい」「カンボジアに来たら一緒に試合をしましょう」というメッセージをいただきました。



花王「アタック」は、JFA全日本U-12サッカー選手権大会に協賛するなど、スポーツを通じて、泥だらけになりながら夢中で頑張る子どもたちを応援し続けています。このたびの「届けようユニフォームプロジェクト」では、着なくなったユニフォームや練習着を届けることを通じて、子どもたちが、
“自分たちの頑張りを支えてきたユニフォームが誰かの役に立つ”
“同じ気持ちでサッカーに親しむ仲間が世界中にいる”
“次に使ってくれる人がいると思うと、大切に着たくなる”
といった広い視野を持ち、服を大切に着ることに気づくきっかになってくれることを願い、プロジェクトを発足しました。



(1)着なくなったユニフォームや練習着などを、全国のジュニアサッカーチームに募集。
全国のジュニアサッカーチーム312チームから、4,729枚ものユニフォームが集まる。
(2021年10月14日~11月4日)

(2)集まったユニフォームを、クリーニング専門業者にてていねいに洗たくし(アタックZEROを使用)、検品。
(2021年12月)

(3)一般財団法人CHANGアジアの子供財団(※)の協力のもと、カンボジア現地の小学校や児童施設11カ所にお届けする。(2022年1月~2月)

ユニフォームを送ったサッカーチームの子どもたち
「自分が着ていたものをカンボジアで着てくれるのがすごい!世界とつながっている感じがする」
「動きやすいから、たくさん走ったりできる。これを着て(サッカー)を楽しんもらえたらいいな。」
「将来、もし試合ができる機会があれば、全力でお互い試合をしましょう。」

ユニフォームを受け取ったカンボジアの子どもたち
「サッカーの練習をがんばりたい」
「生地が良くて、洗剤の良いにおいがする」

保護者・サッカーチーム コーチ
「親も子もすごく思い入れがあるユニフォームなので、また使ってもらえる、役に立つことがすごく嬉しいです。」
「大事にユニフォームを使ったことで、カンボジアの子どもたち、仲間がユニフォームを着てサッカーをより楽しむことができる。だれが着ても大丈夫なように、これからもユニフォームは大事に使って欲しい」(サッカーチームコーチ)



花王アタック担当者
- 汚れることは、挑戦すること - 自分の可能性に挑み、戦い、全力で頑張る姿を、アタックは応援しています。
今回、そんな頑張りを支えたユニフォームをきれいにお洗たくして、カンボジアの子どもたちへ届けるというプロジェクトで、想いをつなげるお手伝いができたことを大変嬉しく思っています。
これからも「アタック」は、新しい清潔で毎日を支え、服を大切にする気持ちに寄り添ってまいります。

届けようユニフォームプロジェクト:https://www.kao.co.jp/attack/sports/uniform-project/?cid=attack_prtimes220307

※一般財団法人CHANGアジアの子供財団
カンボジアをはじめ、主に東南アジアの子ども達を支援する団体。「子ども達が将来、健全な大人として自立してくれること」を目標に、ファミリーハウスの運営、幼稚園や小学校・職業訓練所の設立やサポートを行っています。

株式会社イースリー
「スポーツと教育」「スポーツを通した社会課題の解決」をテーマに、サッカーの育成・普及に関わる様々な事業を展開。



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。