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食用昆虫入り酒! メキシコの伝統的な製法にこだわったプレミアム アガベ スピリッツ 34種類発売開始

【目標12:つくる責任 つかう責任】昆虫食通販サイト バグズファームは昆虫食の本場メキシコより伝統的な技法で作られた虫入り酒「Del Que Toma el Cardinal(カルデナル)」34種類を2022年4月13日より一般発売を開始いたします。

タイと並ぶ昆虫食のメッカ「メキシコ」。
テキーラ、メスカルなどに代表されるアガベ(竜舌蘭)を原料とし、伝統的な製法で作られた蒸留酒です。
2種類のアガベに17種類の食用昆虫が入った計34種類。

商工業化されたテキーラとは異なる本来のメスカル スピリッツの香り高く繊細で優しい味わいをお楽しみください。



エスパディン(キャップ色:黒):メスカルのスタンダード品種。爽やかなスッキリとしたのみ口が特徴。

トバラ(キャップ色:ベージュ):メスカルの王様といわれる人気種。香りや強い旨味が特徴。



近年の商工業化されたテキーラ、メスカルの進出により、メキシコの伝統的な製法を守り続けていた中小の蒸溜所やアガベ農園が急激に減少しています。

古代アステカの時代から引き継がれてる伝統的な手法を守るため、小さな蒸溜所、生産が集まり作られたのが、司教(ビショップ)の名を持つお酒「Del Que Toma el Cardinal(呼称:カルデナル)」です。

メキシコ南部の先住民人口が最も高いオアハカ州。標高1,500mのアガベの飼育に適した気候と、お酒造りに欠かせない清流が流れる山あいの集落サント・ドミンゴ・アルバラダス。サポテカ族が暮らす小さな町にその蒸溜所があります。



カルデナルは伝統的な製法、文化を守るためテキーラ、メスカルよりも厳格な基準を設けています。

・アガベは地元の有機農法の生産者から仕入れ、その他地域の流通相場と同等かそれ以上の対価を支払う。
・原料のアガベは若いものは採取せず1本1本しっかりと成長し熟成されたものだけを選別して採取する。
・蒸し焼きは伝統的な「タテマド」にて行う。
・圧搾は「タオナ」にて行う。
・発酵はオーク樽にて行い、添加物は加えず時間をかけて天然酵母による自然発酵を行う。
・蒸留は2回行う。
・蒸留されたアガベには水も含め添加物は使用せず100%アガベにてボトリングする。アルコール度の調整は、蒸留過程の前後にて取れるアルコール度の異なるアガベにて調整する。

メスカルの原料として最も使用されている品種「エスパディン」。収穫まで7~10年ほどかかる。爽やかなスッキリとしたのみ口でメキシコの若者に人気の種。

木のように見えるアガベ(竜舌蘭)の花。一生に一度だけ花を咲かせ枯れていく。

メスカルの王様と言われる人気種「トバラ」。収穫までおよそ15年ほどかかる。香りや旨味が強い。

お酒造りで欠かせないのが大切な清流。高地の山々の豊富な水を使用。同じ水で育ったアガベとの相性が味を特徴付ける。

採取されたアガベは伝統的な「タテマド」と呼ばれる地面に穴をほった石窯で蒸し焼きにする。アガベが糖化されるとともにスモーキーさが加わり特徴的な味わいになる。(現在は効率化のため圧力釜やオーブンで加熱する蒸溜所が多い。)

「タオナ」と呼ばれる回転式の石臼をロバに引かせて搾汁する。機械式の粉砕機とは異なり手間暇がかかるが雑味が少なくまろやかな味に仕上がる。

管理しやすいステンレス樽ではなく、伝統的なオーク樽で天然酵母により自然発酵させる。その後2回蒸留を行い製品としてボトリングされる。

標高1,500mの山間の集落にある「Del Que Toma el Cardinal」の蒸溜所。

・【お取り扱い】バグズファーム公式オンラインショップ、Amazon、その他一部酒類販売店

・【商品名】カルデナル アガベ スピリッツ

・【希望小売価格】エスパディン:15,400円 、 トバラ:19,800円

・【内容量】750mL

・【アルコール度数】40%

・【保存方法】直射日光、高温多湿を避けて保存してください。

・【注意事項/アレルギー エビ、カニ】アルコールにて分解された虫由来の澱、破片、浮遊物のある商品がございますが、品質には問題ございません。安心してお飲みいただけます。
・節足動物の外殻にはキチン質が含まれておりますのでエビ、カニなどの甲殻類アレルギーの方は食べるのをお控えください。
・完全な形を保証するものではございません。
・直射日光、高温多湿を避けて保存してください。

■昆虫食通販サイト バグズファーム
450種類以上の昆虫食を取り扱う日本最大級の昆虫食通販サイト
小売、昆虫原料卸し、昆虫食品企画提案などを行う。
URL:  https://bugsfarm.jp/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。