ガールスカウトの日
PEOPLE

5月22日は「ガールスカウトの日」 3年ぶりに全国のガールスカウトが地域で活動

【 目標5「ジェンダー平等を実現しよう」】ガールスカウト日本連盟(東京都渋谷区 代表:和田照子)は、5月22日「ガールスカウトの日」を中心に、全国各地でさまざまなイベントを開催します。各地の活動を広くご紹介ください。

1920年に東京の香蘭女学校で始まった日本のガールスカウト運動は、今年102年目を迎えました。体験活動を通して女子の力を伸ばすこの運動は、「日本女子補導団」という名前で日本全国に広まりましたが、第二次世界大戦での中断を余儀なくされました。

戦後混乱の中、再び女子教育が必要であるとかつての経験者たちが東京に集まり、1947年5月22日に再興の第一歩となるガールスカウト中央準備委員会を発足させました。

この日を記念して5月22日を『ガールスカウトの日』としています。



全国のガールスカウトたちは、「ガールスカウトの日」を中心とした毎年5月に、それぞれの地域で地元の方々と交流するイベントや、社会課題を解決するための取り組みをおこなってきました。

しかし2020年からは、コロナウイルス感染症の影響により対面での活動を自粛し、オンラインで医療従事者の方々への応援メッセージを発信するなどの取り組みをしてまいりました。

2022年は、3年ぶりに地域での「ガールスカウトの日」の活動をおこないます。

取り組みに向けた準備の様子や当日の活動の様子を特設ウェブサイトに掲載しています。
https://www.girlscout.or.jp/activities/

全国のイベント情報はこちらからご確認いただけます。
https://www.girlscout.or.jp/join/event/

少女たちの冒険心を満たし、野外活動や奉仕活動を通して市民性を養うこの運動は1910年にイギリスではじまり、現在も152の国と地域で展開しています。ガールスカウトの挑戦は「少女と女性の可能性を最大限に発揮できる社会環境をつくりあげていくこと」です。持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取り組み、特にSDG5「ジェンダー平等」の実現に向け、よりよい社会を作る力をもつ女性をはぐくんでいます。

【取材・お問い合わせ】
公益社団法人ガールスカウト日本連盟 宮岡、目黒
https://www.girlscout.or.jp/
Tel:03-3460-0701 
Fax:03-3460-8383 
E-mail:gsj_pr@girlscout.or.jp
〒151-0066 東京都渋谷区西原1-40-3



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う
5.1 あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、ならびに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
5.b 女性のエンパワーメント促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
5.c ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでのエンパワーメントのための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。