#ぜーーーんぶ愛だよね?
PEOPLE

SHIBUYA109がLGBTQ+の権利について啓発するアクションを企画「#ぜーーーんぶ愛だよね?」SHIBUYA109のプライドマンス

メインカスタマーであるZ世代に向けて、 LGBTQ+について考えるきっかけとなるイラストつきステッカーの配布やLGBTQ+コミュニティをサポートするネクストアクションを促すキャンペーンを開催

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、社長:石川あゆみ)は、LGBTQ+の権利について啓発するプライドマンスの期間に、Z世代に向けキャンペーンを実施します。

昨今LGBTQ+という言葉の浸透率は上がってきているものの、まだまだ偏見や差別が存在し、法的なサポートが不十分なため困難を抱えている方もいます。SHIBUYA109は、キャンペーンタイトルを「#ぜーーーんぶ愛だよね?」として、本来であれば等しく尊重されるべき愛や尊厳が、平等に扱われていない現状に疑問を投げかけ、現状の課題にZ世代があらためて考えなおすきっかけとなるようなメッセージを発信します。



タイトルに込めた「愛」には、同性婚を求める想いのほかにも、恋愛的な文脈に限らず LGBTQ+当事者が自分自身のあり方を愛すことができる社会に向けて、という想いを込めました。

SHIBUYA109は、 社会課題解決に向けた取り組みのなかで、Z世代の声から未来を考える企画を実施してきました。そのなかで、Z世代には「一人ひとり違うことが当たり前である」という価値観が浸透してきていると日々感じています。一方で、その価値観と社会にはまだまだ差があることを伝え、どのような未来になってほしいと考えるか、問いかけを行います。

若者研究機関SHIBUYA109 lab.が実施した「若者のSDGsに対する意識調査」でも、SDGs17の目標から、日本がより力を入れて取り組むべき課題であると思うものを聞いてみたところ、「ジェンダー平等を実現しよう」が最も多く、「LGBTQ+の権利」「ジェンダーの不平等や差別」に対して身近かつ解決したいと感じているaround20が多く見られました。また、「社会的課題解決の取り組みについてどんなきっかけがあればより取り組めるか」との質問には、「社会的課題について知る機会が身近に増える」という声が約30%と2番目に多くあがりました。SHIBUYA109は、調査の結果をベースに、Z世代にとって考えるきっかけとなるようなタッチポイントを設け、その課題解決に向けたアクションの提案をします。

現在の日本では、未だ同性婚が法制化されておらず「LGBT差別禁止法」も実現していないなど、LGBTQ+当事者に対する不平等な社会制度が数多く残っています。また日常生活においても、差別や偏見にさらされているLGBTQ+コミュニティの現状について十分な認識が広まっているとは言えません。SHIBUYA109はメインカスタマーであるZ世代がそのような現状についてあらためて知る、きっかけのツールとしてステッカーを配布します。ステッカーには、ポップでかわいらしいイラストで、多様な性のありかた(SOGIE)を持つ人々の姿が描かれています。また、ステッカーの裏には、LGBTQ+や性にまつわる実話をマンガで表現する「パレットーク」のInstagramアカウントを紹介し、現在起きている問題や自分たちにできることを考えるきっかけを後押しします。

ステッカー配布期間:6月18日(土)~6月30日(木)
ステッカー配布場所:SHIBUYA109渋谷店B2F
          Chatime、IMADA KITCHEN、OVER MACARON、
          Strawberry Fetish、ViTO、バナナショック!!
ステッカーイラスト:6種類

SHIBUYA109 lab.が調査した「若者のSDGsに対する意識調査」では、「社会課題の解決をしたいが、どのようにアクションを起こしたらいいかわからない」という声が多くありました。今回は、SHIBUYA109渋谷店地下2階の飲食スペースエリアで、LGBTQ+が直面している問題を展示し、その課題解決に向けたアクションの提案をします。また、課題を知った上で、どんな未来にしたいのか、寄せ書きできるコーナーを設置します。

実施期間:6月18日(土)~6月30日(木)
開催場所: SHIBUYA109渋谷店地下2階の飲食スペースエリア

<LGBTQ+を尊重する啓発活動として取り組んでいる内容>
SHIBUYA109エンタテイメントでは、社員に向けて多様な性への理解を深めるための活動を行っております。
・LGBTQ+に関する知識を記載したポスターを社内事務所に掲示
・社員の意識調査とそのデータの社内開示
・LGBTQ+に関する研修の実施(予定)

<感染症対策として取り組んでいる内容>
・販売員、バックスタッフなどすべての従業員の健康管理の徹底
・各ショップ内(レジカウンター、什器、試着室など)の消毒と清掃
・飛沫感染防止用シート設置、コイントレイ使用による接触の防止
・エレベーター、トイレなど共用部の定期消毒・清掃

<お客様へのお願い>
・館内でのマスク着用をお願いいたします。
・発熱、体調不良の方はご無理なさらずご来店はお控えください。
・エスカレーターやレジ、試着室では間をあけてお並びください。
・入館時には手指の消毒をお願いいたします。
・金銭、カード類はコイントレイ上でのご利用をお願いいたします。
・密集および混雑防止のため、開店前の待機はお控えください。
・混雑時は入館を制限させていただく場合がございます。

※企画協力:パレットーク https://www.instagram.com/palettalk_/



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う
5.1 あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、ならびに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
5.b 女性のエンパワーメント促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
5.c ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでのエンパワーメントのための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。