ライフネット生命保険 茨城県つくば市の全市立中学校など19拠点にLGBTQに関する児童書を寄贈
ライフネット生命保険株式会社は、茨城県つくば市にある全市立中学校12校、義務教育学校4校、不登校支援拠点3ヶ所にLGBTQに関する児童書を計19セット寄贈したことをお知らせします。
ライフネット生命が行っている「レインボーフォトプロジェクト」は、LGBTQに関するイベントにライフネット生命が出展した際、当社のブースに訪問してくださり写真撮影をしていただいたお客さま一人あたり100円を当社が積み立て、その資金を元にLGBTQに関する児童書を購入し、購入した書籍を全国各地の図書館や学校に寄贈する活動です。
当社は、2022年4月22日(金)から4月24日(日)の3日間にわたって代々木公園および周辺で開催された「東京レインボープライド2022プライドパレード&プライドフェスティバル」にブースを出展し、1,400名を超えるお客さまに写真撮影のご協力をいただきました。その結果、LGBTQに関する児童書を19セット購入することができ、この度、つくば市の全市立中学校12校、義務教育学校4校、不登校支援拠点3ヶ所に寄贈しました。
今回つくば市に寄贈したLGBTQの児童書は、情報の新しさや、わかりやすさなどの観点から、以下の3冊を当社にて選定し、1セットとして寄贈しました。
・日高庸晴『パワポ LGBTQをはじめとするセクシュアルマイノリティ授業』(少年写真新聞社,2019年) ・社会応援ネットワーク『図解でわかる 14歳からのLGBTQ+』(太田出版,2021年) ・パレットーク『マンガでわかるLGBTQ+』(講談社,2021年) |
つくば市では、LGBTQを重要なテーマとし、職員・教員研修や各種制度改正などの取り組みを進めています。このようなタイミングで、LGBTQに関する図書を御寄贈いただき、誠にありがとうございます。頂戴した図書については、悩みを抱える児童・生徒のために各施設で有効に活用させていただきます。
また、ただ本を学校に置くだけではなく、LGBTQに対する理解を学校全体で進め、多様性を尊重しあえる学校とはどのような場なのかをみんなで考えるきっかけとし、悩みを抱える児童・生徒が一人でも多く安心して学校生活を送れるようにしていきたいと思います。
このたび、茨城県つくば市にLGBTQに関する児童書を19セット寄贈しました。つくば市は、ファミリー層が多く、今後は児童数の増加に伴い教育需要が一層高まっていくことが見込まれています。寄贈図書をきっかけに、多感な思春期を過ごす当事者の支えとなり、非当事者の方々の気づきのきっかけになって理解者や支援者の増加につながればと考えています。大人だけではなく子どもたちも含めて、人々が自分らしく生きることのできる社会をつくば市と共に実現していきます。
ライフネット生命は、「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスを提供することで、お客さま一人ひとりの生き方を応援する」という経営理念のもと、インターネットを主な販売チャネルとする生命保険会社です。役職員の行動指針として掲げている「ライフネットの生命保険マニフェスト」の中には「私たちは、多様性を尊重し、協力しあうことで、変化に対応しつづける。」という一文があり、多様性とチームワークは当社を象徴する企業文化として浸透しています。
実際に、「採用マニフェスト」において、多様性を重視し、性別、性的指向、性自認、性表現、国籍、学歴について不問とすることを公開しているほか、ウェブサイトおよびオウンドメディアサイトにおいてLGBTQ等に関する情報発信を実施しています。また、社内横断のダイバーシティチームを組織し、多様な価値観を受け入れる組織文化育成のための外部講師を招いた社内研修のほか、LGBTQ当事者の意識調査(宝塚大学の日高庸晴教授に委託)なども行っています。また、同性・異性問わず、パートナーのための看護休暇取得を可能とする人事制度も整備しています。
ライフネット生命について URL: https://www.lifenet-seimei.co.jp/
当社は、「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスを提供することで、お客さま一人ひとりの生き方を応援する」という経営理念のもと、インターネットを主な販売チャネルとする生命保険会社です。デジタルテクノロジーを活用しながら、保険相談、お申し込みから保険金等のお支払いまで、一貫してお客さまの視点に立った商品・サービスの提供を実現するとともに、オンライン生保市場の拡大を力強く牽引するリーディングカンパニーを目指します。
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う
5.1 あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。 5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。 5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。 5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。 5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。 5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。 5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、ならびに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。 5.b 女性のエンパワーメント促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。 5.c ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでのエンパワーメントのための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。