都営バスがユーグレナ社の次世代バイオ燃料を使用した運行を1月25日より実施
株式会社ユーグレナは、2022年10月31日付で東京都と締結した「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」に基づき、東京都交通局小滝橋自動車営業所所有の都営バス58両に当社が製造・販売する次世代バイオ燃料「サステオ」を供給し、運行が実施されることをお知らせします。
東京都は、都民・事業者等への働きかけを通じて、電力のHTT(Ⓗ減らす・Ⓣ創る・Ⓣ蓄める)の推進およびゼロエミッション東京の実現に向けた対策を進めています。その取組みの一環として、当社と東京都は、2022年10月31日付で、環境にやさしいバイオ燃料の活用推進と普及を目的とした「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」を締結しました。今回の都営バスへの「サステオ」導入は、本協定に基づいて実施されるものです。
東京都は、都民・事業者等への働きかけを通じて、電力のHTT(Ⓗ減らす・Ⓣ創る・Ⓣ蓄める)の推進およびゼロエミッション東京の実現に向けた対策を進めています。その取組みの一環として、当社と東京都は、2022年10月31日付で、環境にやさしいバイオ燃料の活用推進と普及を目的とした「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」を締結しました。今回の都営バスへの「サステオ」導入は、本協定に基づいて実施されるものです。
また、株式会社サンリオのキャラクターでSDGs応援活動を続けているハローキティのデザインを用いたバスラッピングも実施されます。
※1 2022年11月18日ニュースリリース:https://www.euglena.jp/news/20221118-2/
■実施期間
2023年1月25日(水)から1か月程度
■運行ルート
小滝橋自動車営業所管内の7路線
(高田馬場と上野公園を結ぶルート、新宿と都庁を循環するルートなど)
■ラッピングバス
運行車両のうち5両に株式会社サンリオのハローキティのラッピングを実施
※運行情報は、都バス運協情報サービス(tobus.jp[https://tobus.jp/blsys/navi])の「車両検索」よりラッピング検索で「バイオ燃料」の選択で確認できます。
同社は、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷低減に貢献するため、今後も次世代バイオ燃料「サステオ」の普及を目指します。
株式会社ユーグレナが製造・販売するバイオジェット燃料(SAF)および次世代バイオディーゼル燃料で、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナから抽出した油など、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられており、バスや船舶、飛行機といった陸・海・空のモビリティにて活用されています。分子構造が石油由来の燃料と同等であり、既存の内燃機関に負荷をかけること無く使用できます。
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
7.1 2030 年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。 7.2 2030 年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。 7.3 2030 年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。 7.a 2030 年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。 7.b 2030 年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。