スポギョミ!
PLANET

魚類学者のさかなクンが海を守る『スポギョミ!』隊長就任! 副隊長の井上咲楽さんと海洋ごみ問題を考える特別課外授業を実施!

ユニクロは世界環境デーに足立区生涯学習センターにて、「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」プロジェクトの特別イベント 『スポギョミ!』を開催。さかなクンと井上咲楽さんが『スポギョミ!』の隊長・副隊長に就任し参加者の皆さんと一緒に海洋ごみ問題への理解を深めました。

「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」は、「服のチカラ」をサステナビリティアクションにつなげるお客様参加型のプロジェクトです。2023年夏は、東京海洋大学客員教授で魚類学者のさかなクン協力の下、国内4カ所で『スポギョミ!』イベントを実施します。キャンペーン開始日でもある初回は、さかなクンが『スポギョミ!』隊長、スポGOMI経験者でもあるタレントの井上咲楽さんが『スポギョミ!』副隊長に就任し、一般応募で集まった全25チーム、総勢60名の参加者とともに、制限時間35分で荒川河川敷を拾ったごみの量と質でポイントを競いました。

『スポギョミ!』隊の隊長・副隊長就任の意気込みを聞かれると、井上さんは「『スポギョミ!』隊の副隊長として、皆さんと一緒に頑張ってごみをたくさん集めたいと思います!」とコメントし、さかなクンは「今日は『スポギョミ!』の活動をすることができて、とても嬉しく思っています。僕も皆さんに負けないようにたくさんギョミを拾いますよ~!」と『スポギョミ!』隊の意気込みを教えてくれました。また、さかなクンによる特別授業では、「荒川の河川敷にはどのようなお魚さんたちが暮らしているのかな~」と歌を歌いながら、ホワイトボードに勢いよく魚たちの絵を描いていくなど、さかなクンならではのスタイルで特別授業が行われました。「東京湾は色んなお魚さんが生活していて、ウミガメちゃんはクラゲだと思って食べたものが、実はビニール袋だったと、間違ってギョミを食べちゃうことがあります。だから今日は皆さんで力を合わせて、たくさんギョミを拾いましょう!」と荒川河口域に特化した海洋環境の問題について授業を行い、参加者たちの理解を深めました。その後、「ギョミ拾いは、スポーツだ!」の掛け声を合図に、競技がスタート。参加者はチーム毎で作戦を立てながら、頭と身体を使ってより多くのごみを集められるよう、制限時間ぎりぎりまでごみを拾いました。

今回、制限時間35分間で集まったごみの総量は、45.23kg。1位に選ばれた3人組のチームは、2位と2倍以上の差をつけた14.1kgのごみを拾い、合計1,206ポイントのごみを集めました。
一般の皆さんと参加したさかなクンは「炎天下の中、ギョミ拾いをしていただいて、お魚を代表して、ありがとうギョざいますと感謝の気持ちを伝えたいです!お魚さんたちも喜んでいると思います!」とお魚たちを代表して、参加者の皆さんへ感謝の気持ちを述べました。井上さんは「皆さん本当にごみ袋いっぱいになるくらい、笑顔で楽しくごみを分別しながら集めていて、本当に素敵な時間だったなと思っています!1つ1つのごみが集まって大きなごみとなってしまい、それが海へと流れてしまっているので、このようにごみを拾う活動の大切さを改めて感じました」と本イベントの感想をコメントしました。イベントの最後には表彰式が行われ、上位3チームには「JOIN: THE POWER OF CLOTHING」キャンペーンの対象アイテムであるドラえもんサステナモードのTシャツやポケッタブルバッグなどの景品としてプレゼントされました。



ユニクロの海洋ごみを減らす活動に貢献する「JOIN THE POWER OF CLOTHING」プロジェクトの2023年夏キャンペーンにて、魚類学者のさかなクン協力の下実施する、特別スポGOMIです。
スポGOMIとは、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ運営のもと、「スポーツで街をキレイにする!」をテーマに、ゴミ拾いをスポーツの感覚で楽しむ参加型の活動です。参加者がチームに分かれ、制限時間内にチームワークでごみを拾い、ごみの量と質でポイントを競い合う、新感覚のごみ拾いです。

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。
15.4 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。
15.6 国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。
15.7 保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。
15.8 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。
15.9 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。
15.a 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。
15.b 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。
15.c 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。