「キナバル山」登山
PLANET

子どもたちが東南アジア最高峰「キナバル山」登山に挑戦  “地球共生”を題材にした特別なキャンプを開催

公益財団法人社会教育協会では、財団のテーマ「地球共生」を題材にした青少年向けの特別なキャンプを実施します。

大正14年に創業し100周年を迎える公益財団法人社会教育協会では、財団のテーマ「地球共生」を題材にした青少年向けの特別なキャンプを実施します。中学生~大学生の参加者が既に集い、2024年4月から事前準備を始め、8月に本番を迎えます。

詳細: https://hino-shakyo.com/special/borneo_pre/

“高所登山への挑戦、パーム油と野生動物の関係性、記録による価値の共有”の3本柱からアプローチ。旅のキーワードは「自分、やるじゃん!」「豊かな暮らしと世界の状況」「何を大切に、どう生きるのか」。

・半数以上の高校生が「自分に自信がない」という
・中高生の7~8割が「日本の将来に明るさを感じない」という
時代の閉塞感をどことなく感じる「未来のおとなたち」へ、世界の広さや想像を超えた挑戦とその価値、世界の現状と自分の暮らしを考え、感じることを体験から学べる機会を設けました。



・東南アジア最高峰のキナバル山4,095m登山へ挑戦
大人でもなかなか挑めない高所登山への挑戦、まだ見ぬ新しい世界への扉を開きます。

・豊かな自然と野生動物、そしてパーム油経済の現実を理解する
私たちが何気なく日々必ず使う、輸入100%を頼る植物性油の原産国の「いま」を見つめます。そこには世界経済に引っ張られる開発と現地の人の暮らし、動物との難しい関係があります。

・旅を記録しその世界を他者と分かち合う それは、冒険する者の大切な使命録
社会教育事業として旅を記録し、帰国後も報告会や各種発表などを通じて価値の発信や共有に努めます。

これらのプロジェクトを達成させるため、4月から事前学習やトレーニングを始めるとともに、同行者に専門家を招聘し、じっくりと深い学びを得ながら向かいます。

・湯本 貴和 氏
生態学・ボルネオの自然に関するスペシャリスト/京都大学名誉教授・元京都大学霊長類研究所所長・元日本生態学会会長
・稲田 真 氏
高所医学・山岳医療のスペシャリスト/医師・国際山岳医・WMA野外災害救急法インストラクター・元航空自衛官
・柏 澄子 氏
登山と記録のスペシャリスト/登山ガイド・山岳ライター



名称: ボルネオフレンドシップキャンプ
開催日時: 2024年8月16日(金)~8月23日(金)
場所: マレーシア ボルネオ島
参加条件: 中学生~大学生
定員: 12名
主催: 公益財団法人社会教育協会
URL : https://hino-shakyo.com/special/borneo_pre/



SDGs目標13は「気候変動に具体的な対策を」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 13. 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる*

13.1 すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
13.2 気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。
13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
13.a 重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1,000億ドルを共同で動員するという、UNFCCCの先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる。
13.b 後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や⻘年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。