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Bioworksが開発する植物由来の次世代合成繊維PlaX™が、emmi24年の春夏コレクションに採用

Bioworks株式会社が研究開発する植物由来の新素材「PlaX™」が、株式会社マッシュスタイルラボが展開する、デイリーウェアおよびヨガウェアを⼿掛けるレディースブランド「emmi」の24年春夏コレクションに採用されました。

Bioworks株式会社(本社:京都府相楽郡、代表取締役社長CEO:坂本孝治)が研究開発する植物由来の新素材「PlaX™(プラックス)」が、株式会社マッシュスタイルラボ(本社:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:近藤広幸)が展開する、デイリーウェアおよびヨガウェアを⼿掛けるレディースブランド「emmi(エミ)」の24年春夏コレクションに採用されました。
5⽉8⽇(⽔)12:00よりサステナブルコレクションのウェブ企画を公開し、同時に商品の先⾏予約を開始しました。emmi全国直営店舗では5⽉下旬より順次発売します。
製品の原材料の調達から、製造、輸送に⾄るプロセス全体で排出されるCO2排出量を数値化し、マッシュスタイルラボのLCA算定範囲(独⾃基準)に基づく分析結果によるCO2排出量の製品毎の可視化を初めて実現したコレクションです。



マッシュスタイルラボは、ファッション、ビューティー、フード、デザインなどを手掛けるマッシュグループにおいてファッション事業を担っています。
マッシュグループでは、コーポレートスローガンに掲げる「ウェルネスデザイン」の考えのもと、2016年にFUR FREE宣言を実施。業界に先駆けてリアルファーを全面的に廃止し、エコファーを採用しました。また、積極的な再生素材の使用や本社オフィスにおける再生エネルギー導入など、多角的にサステナブルな取り組みを行ってきました。笑顔あふれる社会と、美しい地球を次世代に残していくために、グループをあげて「カーボン・ニュートラルの実現」および「人と社会に向けたウェルネスデザイン」に取り組んでいます。

このたび、石油由来の合成繊維であるポリエステルの代替素材としてPlaX™︎が持つ環境貢献性と機能性が評価され、24年春夏コレクションとして採用が決定しました。



ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)とは、製品・サービスのライフサイクル全体、またはその特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法です。Bioworksとemmiは、製品の原材料調達から製造、輸送に至るプロセス全体で排出されるCO2排出量をLCA分析により数値化しました。「サステナビリティの可視化」によってエンドユーザーに「持続可能な循環型社会の構築」を意識してもらうべく、マッシュスタイルラボとして初めて⼀製品におけるCO2排出量を可視化しました。*1 5月下旬より順次販売される製品には、emmi×PlaX™限定のオリジナルタグに素材の特性を記載し、特別展示を行う3店舗の製品ハンガーには一製品ごとにCO2排出量を表示します。

*1:マッシュスタイルラボのLCA算定範囲(独⾃基準)に基づく分析結果によるCO2排出量

またこのたびのCO2排出量の可視化は、環境配慮素材の採用だけにとどまるのではなく、製造段階におけるサプライヤーとの協力を通じて調達から製造、輸送の透明化を推進し、可能なセクションからCO2排出量を削減する取り組みの第一歩となります。



<オンラインストア>
発売⽇:5⽉8⽇(⽔)12:00 (正午)先⾏予約
・emmiオフィシャルオンラインストア( https://emmi.jp/
・USAGI ONLINE( https://usagi-online.com/brand/emmi/
<店舗>
発売⽇:5⽉下旬以降順次発売
・emmi全国直営店( https://emmi.jp/Page/shoplist.aspx

<emmi × PlaX™ 特別展示POPUP 店舗|開催日程>
・阪急うめだ本店ウェルネスデザインイベントスペース|5月22日(水)~ 6月4日(火)
・NEWoMan新宿|5月30日(木)~ 6月12日(水)
・渋谷ヒカリエShinQs|5月30日(木)~ 6月12日(水)



クリアモードをコンセプトにベーシック且つ洗練された⼤⼈のデイリーウェアと、ファッションのトレンドを取り入れたリラクシーなヨガウェアを展開。アクティブに活躍する⼥性の⾜元に⽋かせない存在となったスニーカーを合わせて、多様化するライフスタイルに沿ったスタイリングを提案します。

【emmi 公式オンラインストア】
http://emmi.jp/
【Instagram】
@emmi.jp<https://www.instagram.com/emmi.jp/>
【SNEAKERS by emmi X(旧Twitter)】
https://mobile.twitter.com/Sneakersbyemmi



「PlaX™」は、サトウキビなどの植物を原料とするバイオプラスチック「ポリ乳酸(PLA)」に、当社が独自に開発した「植物由来の添加剤」を加えることで、品質と機能をアップデートしたカーボンニュートラルな新しい素材です。
石油由来の合成繊維であるポリエステルなどの代替はもちろん、新たな用途への展開も進む新しい素材として世界的に注目を集めています。

《PlaX™の特長》
・ ポリエステルと比較して糸製造時のCO2排出量を41%削減。
・ 微生物によって水やCO2に分解される「生分解性」を持つ。
・ 廃棄物から同等の素材を再生産する「ケミカルリサイクル」と相性が良く、資源を循環させるクローズドループの実現に向けた研究開発が進む。
・ 焼却廃棄時のCO2排出量を大幅削減。ダイオキシンなどの有害物質も発生しない。



Bioworksは2015年に設立したスタートアップです。ポリ乳酸新素材「PlaX™」の研究・開発を背景とするプランニング・プロデュースによって地球と人類がともに健やかに生きられる未来を生み出していくマテリアルクリエイションカンパニーとして、持続可能な循環型社会の実現を目指します。

■ Bioworks株式会社
代表取締役社長CEO:坂本孝治
本社:京都府相楽郡精華町光台1-7けいはんなプラザラボ棟7F
支社:東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル7F
設立:2015年
事業内容:改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX™)及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等

■ Bioworks WEB: https://www.bioworks.co.jp/
■ bio公式OnlineStore: https://bio-plax.com/



SDGs目標13は「気候変動に具体的な対策を」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 13. 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる*

13.1 すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
13.2 気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。
13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
13.a 重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1,000億ドルを共同で動員するという、UNFCCCの先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる。
13.b 後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や⻘年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。