海洋プラスチックとわたしたち展
PLANET

VRで観る海のSOS! 「海洋プラスチックとわたしたち展」を開催

深海合唱団は、海洋プラスチックをテーマにした写真展『海洋プラスチックとわたしたち展』を2024年10月24日(木)よりバーチャルギャラリーにて開催します。

海を歌い・考える 深海合唱団(所在地:東京都、代表:石山ゑり)は、海洋プラスチックをテーマにした写真展『海洋プラスチックとわたしたち展』を2024年10月24日(木)よりバーチャルギャラリーにて開催します。深海合唱団が海で実際に回収した海洋プラスチックやアップサイクルされたアクセサリーを身にまとった写真や、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)中嶋亮太氏による解説文を展示。「海のSOS」を見て、知って、感じることができる写真展です。

「海洋プラスチックとわたしたち展」: https://sv72.3d-gallery.net/?uid=QgjFNOfQJ4iKpR



幻想的な神秘の世界だと思っていた“深海”に、レジ袋が漂い、使い捨てのプラごみがたくさん溜まっている。そんな現実に衝撃を受け、深海合唱団では「何かできることはないだろうか?」と2021年から葛西海浜公園でビーチクリーン「小さなプラスチックを集める会」(年2回)を開催しています。

ただゴミを集めて終わりなのではなく、「そのあとどうするのか?」まで考えたいとの想いから、2024年5月に回収したプラごみを洗浄、カットし、“わたしたち”の顔や手に散りばめた本写真展の開催にいたりました。



(1)国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)中嶋亮太氏による解説文「海のSOS!海洋プラスチック汚染とは何か」
解説文とあわせて、実際に深海底で撮影されたプラごみの写真も展示しています。

(2)バーチャル空間(VR・AR対応)で、いつでもどこでも観覧可能
“わたしたち”の顔や手の上で、様々な色彩を残したままのプラごみが、観る人に様々なメッセージを語りかけます。

(3)海洋プラスチックをアップサイクルしたカエルデザイン(石川県金沢市のアップサイクルブランド)のアクセサリーを身につけた写真展示
カエルデザイン代表の高柳豊氏からも開催にあたり、メッセージを寄せていただきました。



サイト名: 海洋プラスチックとわたしたち展
URL : https://sv72.3d-gallery.net/?uid=QgjFNOfQJ4iKpR
推奨環境:
・PC
 Windows OS Windows 8.1x,Windows 10.x
 ブラウザ Microsoft Edge・Google Chromeの各最新版
 Mac OS 10.13以降
 ブラウザ Safari 12以上、Google Chrome最新版
・タブレット
 iPad iOS 13以降のSafari、Google Chrome最新版
 Android Ver-6.0以降のChrome、Firefoxの各最新版
・スマートフォン
 iPhone iOS 13以降のSafari、Google Chrome最新版
 Android Ver-8.0以降のChrome、Firefoxの各最新版
・VR表示 iPhone、iPad、Android
・AR表示 iPhone、iPad
開催日時: 2024年10月24日(木)~
利用料金: 無料
運営・企画: 深海合唱団

プラスチックの顔と手 モデル:竹内亜紗子、牧野くみ、みさ、和田遥奈、アサノジュンコ、榎木宏実
わたしを飾るもの モデル:加藤千絵子、sakurako araki、SALLY、野呂圭都、牧野くみ
アクセサリー:カエルデザイン

写真:松永奈々
プラスチック装飾:アサノジュンコ
装飾アシスタント:榎木宏実

コメント文「深海合唱団との出会い」:
カエルデザイン合同会社 代表 高柳豊氏

解説文「海のSOS!海洋プラスチック汚染とは何か」:
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC) 海洋プラスチック動態研究グループ グループリーダー 中嶋亮太氏

プロデューサー:石山ゑり



海について歌い・考える音楽集団。
音楽やアートの力で、環境や社会の様々な問題に光を当てることを目標に、NPO団体やアップサイクルブランドとコラボレーションしながら、さまざまな形態で活動している。
年に2回、葛西海浜公園で開催するビーチクリーン「小さなプラスチックを集める会」は、アップサイクルまでをゴールに据え、毎回多数の企業・ボランティア団体・一般参加者らと一緒に活動。
2024年6月、音楽とともに季節の移り変わりをお祝いするライブ「夏至の組曲」を開催。12月には「冬至の組曲」を開催予定。

団体名称: 深海合唱団(しんかいがっしょうだん)
代表者: 石山ゑり
設立: 2020年1月
URL : https://deepseachoir.jp



外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標14 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
14.1 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
14.2 2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。
14.3 あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し対処する。
14.4 水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業及び破壊的な漁業慣行を終了し、科学的な管理計画を実施する。
14.5 2020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する。
14.6 開発途上国及び後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、特別かつ異なる待遇が、世界貿易機関(WTO)漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識した上で、2020年までに、過剰漁獲能力や過剰漁獲につながる漁業補助金を禁止し、違法・無報告・無規制(IUU)漁業につながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する**。 **現在進行中の世界貿易機関(WTO)交渉およびWTOドーハ開発アジェンダ、ならびに香港閣僚宣言のマンデートを考慮。
14.7 2030年までに、漁業、水産養殖及び観光の持続可能な管理などを通じ、小島嶼開発途上国及び後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的便益を増大させる。
14.a 海洋の健全性の改善と、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の開発における海洋生物多様性の寄与向上のために、海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案しつつ、科学的知識の増進、研究能力の向上、及び海洋技術の移転を行う。
14.b 小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する。
14.c 「我々の求める未来」のパラ158において想起されるとおり、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用を強化する。