クラウドファンディング
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障害者が抱える「情報格差」を無くしながら障害者雇用機会を 創出していくためのプロジェクトを12月6日から実施!

一般社団法人Ayumiは、バリアフリー情報サイトのWEBアクセシビリティ向上を始めとした大規模改修と障害者雇用の定着・戦力化に向けて取り組むためクラウドファンディングを実施します。

一般社団法人Ayumi(代表理事:山口 広登、所在地:東京都渋谷区)は、障害者達と2022年6月からバリアフリー情報サイトの運営を行ってきました。
そして今回は、バリアフリー情報サイトのWEBアクセシビリティ向上を始めとした大規模改修と障害者雇用の定着・戦力化に向けて取り組んでいくため、2024年12月6日(金)から2025年1月13日(月・祝)までクラウドファンディングを実施しています。

〈プロジェクト詳細〉
https://camp-fire.jp/projects/804478/view



調べても欲しい情報が出てこない…
選択肢が常に限られている…
必要な情報がないために生きづらさを感じる…

本当はみんなと一緒で選択肢が常にあり、行きたいところに行きたいし、やりたいことをやりたい。でも、それが叶わないことが多い。
そんな思いを抱える障害者やその家族がいます。

実際に障害者やそのご家族を中心に109名の方にアンケートを行った結果(2022年10月実施)、47.7%が「必要な情報を探したが見つからなかった」と回答しています。中には、情報がない故に生きづらさを感じているとの声も多くありました。

【アンケート詳細】
調査概要:「情報格差」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年10月11日~2022年10月25日
有効回答:障害者やそのご家族を含めた109名

時代の流れに応じて、医療的ケア児や障害者への合理的配慮に関する法整備が行われているにも関わらず、知らない事業者等も多く存在し、入店拒否なども未だにあります。

同社は、こうした障害児・者やその家族、高齢者などバリアフリー情報を必要とする方が抱える情報格差や選択における不自由を無くし、誰もが気軽に訪れていただけるバリアフリー情報サイト「ふらっと。」を運営しています。

車椅子利用者向けの記事を中心に2022年6月から現在まで270記事を発信し、現在は月間10万回閲覧されるようになりました。
また、記事やサイトが検索上位に上がってきたことやSNSで見られるようになったことで、車椅子利用者以外の障害者にも注目されるようになりました。

しかし、情報の網羅性やWEBアクセシビリティの観点で、読者に利便性を感じてもらえるサイトにはまだ遠い状態です。



中間目標として、月間PV数20万・「バリアフリー情報サイト」と調べてGoogle検索結果で1位に出てくる状態を2025年7月末までにつくることを掲げています。※現在2位

あらゆる障害者が見やすいWEBページを設計し、検索してすぐに知りたい情報に辿り着けるサイトにする(情報更新量の担保等)ために、以下のアップデートを行います。

この状態を実現するために、All or Nothing形式のクラウドファンディングを実施します。



WEBサイトのアップデートを通じて、障害児・者やその家族が抱える情報格差を無くし、人生の選択肢が広がる社会を実現することが、このプロジェクトの目的です。

今回のクラウドファンディングが達成されWEBサイト改修が行われることで、情報保障の向上・情報の網羅性の確保ができ、以下の効果が得られます。

1. サイト利用において不便を感じていた人が情報に辿り着けるようになる
2. 情報を得られなかった人に情報を届けることができる
3. 情報サイトの運営を通じて障害者雇用機会の創出と戦力化ができる

また、障害者に喜んでもらえるサービス・商品ができたので知ってほしいという会社と、こんなサービスや商品があったらいいなと情報を探している障害者を「ふらっと。」への掲載を通じてマッチングさせることができます。

「慣れてるから大丈夫」
「最初から情報に辿り着けないと思っていたから大丈夫」
「気持ちだけ受け取っておく、ありがとうね、大丈夫だよ」
「法定雇用率を満たすだけの存在になりたくない」
「最初からあなたには難しいと言わないで」

このような言葉がでない、情報格差や機会格差から生まれる諦めのない世界をつくります。



プロジェクトタイトル: 障害者が抱える情報格差を無くすための、バリアフリー情報サイトをアップデート!
プロジェクトURL: https://camp-fire.jp/projects/804478/view
目標金額: 200万円(All or Nothing形式)
期間: 2024年12月6日(金)~2025年1月13日(月・祝)



あらゆる人の“できない”を“価値”に変え、バリアフリー、ユニバーサルデザイン、DE&I領域に本質的に本気で取り組みたい方たちのための伴走パートナーです。

障害者をはじめとした社会に障害を感じている方の「“できない”を“価値”に変える」をコンセプトに、バリアフリー認証事業・バリアフリー情報サイト・商品/サービス/製品のバリアフリー化やDE&Iに取り組む企業との共創・課題抽出と解決策の提案~企画~実装までの一気通貫で伴走支援をしています。

企業向けにハードとハートのバリアフリーに関わる講習・合理的配慮に関する新人向け研修・DE&Iや障害者雇用の理解が進まないと悩んでいる方への研修やサポートなどをおこなっています。

そして、同社は障害者の価値創出と共に、新しい就労モデルを具現化しています。

■会社概要
法人名: 一般社団法人Ayumi
代表理事: 山口 広登
所在地: 東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
電話番号: 03-6778-2636
事業内容: 店舗や商業施設のバリアフリー化支援・バリアフリー情報サイトの運営・商品/サービスのバリアフリー化やDE&Iに取り組む企業の伴走支援
法人URL : https://the-ayumi.jp
バリアフリー情報サイト: https://the-ayumi.jp/media/



障害という定義は「社会との壁」と同社では考えています。「害」という字は、本人の心身機能に障害があるという意味ではなく、社会との壁を指していること。また、障碍や障がいという字を用いて表記ゆれが起きることで、当事者やご家族、関係者が本当に得たい情報が得られなくなってしまうリスクがあります。
このようなリスクを同社では生じさせないためにも、障害と表記しています。



外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
1.1 2030年までに、現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、 すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。
1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。