R-LOOPをBOOKOFF142店舗に設置
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【大掃除から始める捨てないライフスタイル】リユースに繋がる回収ボックスR-LOOPをBOOKOFF142店舗に設置

ブックオフコーポレーション株式会社は、リユース・リサイクルによる循環型社会の実現と、お客様の利便性向上を目的とし、BOOKOFFに、ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」を設置します。

ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆)の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社は、リユース・リサイクルによる循環型社会の実現と、お客様の利便性向上を目的とし、主に本・ソフトメディアを取り扱う142店舗のBOOKOFFに、ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」を設置します。

不要品を手放す方法は様々ありますが、リユースショップで物を売る際は、中古品取引に関する法律(※1)により個人情報や身分証明書の提示が必要です。フリマアプリの場合でも情報登録・出品・発送時の梱包など、なにかと準備が必要となりますが、ボックスでの無料回収は誰でも手軽に利用できます。環境省の調査によると、家庭でよく出る不要品の上位は「書籍(29.1%)」「衣類・服飾品(25.8%)」であり、衣類の50%以上は自宅で保管されたままになっています(※2)。そこで同社は、書籍・ソフトメディアを中心に取り扱っている店舗に「R-LOOP」を設置することで、これらを “同じ場所で手間なく手放せる” 環境を提供します。
経済産業省が推奨するサーキュラーエコノミー(循環経済)でも、回収ボックスの利用による正しい循環行動が提案されています(※3)。「R-LOOP」で回収した衣類・服飾雑貨は検品後、リユースできるモノは同社が海外で運営する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」での販売など、様々な形で「次に使う人」に届けます。

※1 古物営業法(昭和24年5月28日法律第108号、所管:警察庁生活安全局生活安全企画課)
※2 環境省|「令和6年度 リユース規模市場調査報告書」(2025年6月)https://www.env.go.jp/content/000321556.pdf
※3 経済産業省|https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/shigenjunkan/circular_economy/action/index.html



ブックオフグループでは取り扱い商材の幅を広げた大型店舗BOOKOFF SUPER BAZAAR(ブックオフスーパーバザー)の出店や、アパレル商材を強化した店舗リニューアルなどを進めていますが、国内ブックオフ事業735店舗のうち、ファッションジャンルの取り扱いがあるのは123店舗と、現在は全体の16%ほどにとどまっています。そこで、アパレルを扱っていない店舗でも、同じ場所で手間なく衣類・服飾雑貨のリユース・リサイクルを行えることで店舗の利用価値を高めることを目的とし、2024年6月から2025年10月までの17ヶ月間、12都府県にある29店舗のBOOKOFFにて「R-BOX」という名称で回収ボックスを設置いたしました。この期間で回収した衣類・服飾雑貨のうち約30トンが「Jalan Jalan Japan」にてリユースされ、回収量全体の89%をリユース・リサイクルに繋げることができています。 ご利用いただいたお客様のうち42.1%が「捨てるのがもったいない」という理由で、別の場所に移動しての売却ではなく「R-BOX」で手放すことを選択。回収後の使用用途の明確さや、本以外の品物も同じ場所で手放せる利便性から、約14,000名以上に不要になった衣類・服飾雑貨をお持ち込みいただきました。2025年11月以降は、商業施設や自治体、ホテルなど170を超える拠点に設置している「R-LOOP」と名称を統一し、142店舗のBOOKOFFに設置。より多くのお客様の「捨てるのがもったいない」を解決するため、今後はさらに展開店舗を拡大する予定です。

──「捨てるのがもったいない」を解決した実績── 「R-BOX」設置期間:2024年6月〜2025年10月の17ヶ月間 設置店舗数:29店舗 回収した衣類・服飾雑貨:約30トン リユース・リサイクル率:89% 利用者数:約14,000名



生活者に“すてない選択”という新たなライフスタイルを提供するR-LOOPは、2024年11月より開始した、所定のボックスを設置するだけで不要な衣料品・雑貨を回収し、簡単にリユースやリサイクルにつなげられるシステムです。繊維製品の回収・再生の循環プラットフォームを運営する株式会社BPLabと共同運営しています。
回収後は検品を経て、ブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan」などでリユースし、リユースに繋げた量に応じた金額がNPO法人に寄付されるほか、当社基準に満たない衣料品などはパートナー企業がリサイクルいたします。追跡可能な回収袋や、設置先への定期的な報告・証明書の発行により、高いトレーサビリティを実現。初期導入の費用負担がないことも特長の1つです。

設置拠点数:178拠点、回収量:37,330kg、リユース・リサイクル率:92.1%
(2024年11月~2025年11月末時点での実績)



BOOKOFFは1990年、35坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約800店舗を運営。国内での年間利用者は約8,800万人、年間売買点数6億8千万点を超えています。2025年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。

コーポレートサイト:https://www.bookoffgroup.co.jp
サービスサイト  :https://www.bookoff.co.jp
公式オンラインストア :https://shopping.bookoff.co.jp
ブックオフが考える循環型社会:
https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/top/creating-shared-value/



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
4.1 2030 年までに、すべての女児及び男児が、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030 年までに、すべての女児及び男児が、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
4.3 2030 年までに、すべての女性及び男性が、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.4 2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事 及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
4.6 2030 年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
4.7 2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
4.a 子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
4.b 2020 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
4.c 2030 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。