【国会議事堂×子ども食堂】議員食堂に響く「いただきます!」江戸川の子どもたちが過ごした特別な春休み
NPO法人らいおんはーとは、日本の中心地である国会議事堂を舞台にした「第2回 春休みぬくぬく国会見学&国会子ども食堂」を実施しました。
現在、全国に12,000箇所以上あるとされる子ども食堂は、子どもたちの社会性を育む「体験の場」へと進化しています。江戸川区で365日24時間緊急対応型の子ども食堂「ぬくぬく」を運営するNPO法人らいおんはーとは、子どもたちが多様な価値観に触れ、未来の選択肢を広げられるよう、地域企業や協力者と共に様々な課外活動を行っています。
2026年3月の春休み、私たちはその一環として、日本の中心地である国会議事堂を舞台にした「第2回 春休みぬくぬく国会見学&国会子ども食堂」を実施しました。
イベント当日、早朝8時45分。子ども食堂「ぬくぬく」には期待に胸を膨らませた子どもたちが集合しました。 移動を支えたのは、地元・江戸川の『屋形船たかはし丸』高橋社長です。 高橋社長自らハンドルの握るマイクロバスに乗り込み、国会へと向かいました。こうした「地域の足」を地域企業が自発的に提供する体制こそ、同法人が培ってきた地域コミュニティの力です。
国会議事堂に到着すると、外務大臣政務官 衆議院議員 大西洋平 議員の秘書による特別なガイドが始まりました。 小学校の見学コースでは決して通らない場所や、政治の裏側にまつわるマニアックな歴史・知識が次々と披露され、大人たちも思わず聞き入るほどの充実した内容となりました。
前回の第1回開催時は、大雪の翌日で貸切状態の議事堂前で「雪合戦」をするというエピソードもありましたが、今回は予算委員会最終日という、国会が最も熱を帯びる時期。厳重な警備と、実際に国家の予算が審議されている生々しい空気感の中、子どもたちは「テレビの中の世界」が自分たちの暮らしと直結していることを肌で感じ取っていました。
本企画のメインイベントである「国会子ども食堂」を議員食堂にて開催。 重厚な雰囲気の食堂に、子どもたちの元気な「いただきます!」の声が響きました。メニューは東日本大震災の教訓を伝える「復興弁当」を選び、美味しい食事と共に、社会の歴史にも触れる機会となりました。
見学を終え、江戸川に戻った子どもたちは、忘れないうちに大西議員への感謝のメッセージと振り返りの感想を書き綴りました。
「将来、国会議員になりたい」 そんな言葉が子どもたちから自然と発せられる。
それがこのプロジェクトの価値です。 リアルな現場を体験することで、政治は「遠い誰かの話」から「自分たちの未来を決める場所」へと変わります。同法人はこの活動を通じ、将来必ず投票所へ足を運び、自分の意志で社会を創る大人を育てていきたいと考えています。
参加した子どもたちの声(抜粋):
「テレビで見る場所は、警備員さんが多くてもっと怖いところだと思ってたけど、秘書さんが優しく案内してくれて、自分たちのための場所なんだってわかった!」(小学5年生)
「議員食堂のご飯はすごく美味しかった。大人になったらここで働いてみたいと思った」(小学4年生)
「大西さんは、子ども食堂に来る時と全然変わらない笑顔で迎えてくれて嬉しかった。国会が身近に感じられた一日でした」(中学2年生)
今回の活動は、保護者からも「子どもが帰宅後に政治やニュースに興味を持つようになった」「地域の繋がりが国会まで届いていることに感動した」といった高い評価をいただいています。
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 4 . すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
4.1 2030 年までに、すべての女児及び男児が、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。 4.2 2030 年までに、すべての女児及び男児が、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。 4.3 2030 年までに、すべての女性及び男性が、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 4.4 2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事 及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 4.6 2030 年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。 4.7 2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 4.a 子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。 4.b 2020 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。 4.c 2030 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。