能登・七尾のこどもたちに「笑顔」と「防災の学び」を 「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」合同ワークショップを開催~親子で楽しく防災を学び、災害への備えを支援~
株式会社ファミリーマートは、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと合同で、令和6年能登半島地震の被災地にて「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」合同ワークショップを開催しました。
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:小谷建夫)は、2026年9月に創立45周年を迎えました。継続して取り組んできた5つのキーワードを土台とし、「いちばんチャレンジ」を合言葉に活動を進めていく方針です。
このたび「いちばん地域に愛される」を目指した取り組みの一環として、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと合同で、9月の防災月間に合わせて、令和6年能登半島地震の被災地である能登地域にあるファミリーマート七尾白馬店(石川県七尾市)にて「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」合同ワークショップが開催されました。
2024年1月に発生した令和6年能登半島地震から時間が経過した現在も、被災地域では仮設住宅の設置に伴う校庭・公園の減少や、地域コミュニティの分断などにより、こどもたちの「遊び場」や「安心して過ごせる居場所」の不足が課題となっています。セーブ・ザ・チルドレンが2026年5月に発表したアンケート調査においても、被災した子育て世帯の6割以上が現在も「子どもの生活や心へのマイナス影響」を感じており、特に遊び場や居場所の減少に伴う、こどもの心理的影響を懸念する声が多く寄せられています。
(関連URL:https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4975 )
こうした現状を受け、住民の暮らしや買い物の課題が続く能登地域において出店するコンビニエンスストアとして生活インフラを支え、復興にコミットし続けるファミリーマートは、地域に寄り添う存在として、こども支援の専門NGOであるセーブ・ザ・チルドレンと協同して活動を続けています。これまで店頭募金「ファミリーマート夢の掛け橋募金」を通じた支援に加え、過去2回にわた利防災意識の啓発を目的とした合同ワークショップを東京都で開催してきました。3回目となる今回は、被災地である能登半島・七尾市の店舗にて、こどもたちが笑顔を取り戻し、災害に備える知恵を育むための体験型イベントが企画されました。
当日は近隣のご家族やお子さま14名が参加し、いざという時に役立つ防災の知恵を学ぶ体験型コンテンツと、店舗のお仕事体験が実施されました。
まずは「非常用持ち出し袋」のワークショップです。セーブ・ザ・チルドレンのスタッフから、災害時に身を守るための重要な役割について学んだ後、袋の中身や使い方を一つひとつ確かめました。さらに、「あなたが非常用持ち出し袋に入れるのはどんなもの?」という質問を投げかけると、こどもたちは実際に売場へ向かい、「カトラリー」や「調味料」など、こどもならではの視点で非常時に役立つ商品を自ら考えて選び出しました。
「ごみ袋レインコート作り」では、45Lのごみ袋とハサミ1本でできる簡易レインコート作りを通じ、身近な日用品が、雨や冷えから身体を守る防災グッズに早変わりする知恵を学びました。思い思いの色や絵を描いてオリジナルのレインコートを作ったこどもたちは目を輝かせて完成品を身につけていました。
加えて、ユニフォームを着用し、レジ打ちや飲料補充などの「店舗お仕事体験」を実施し、普段は見ることができない店舗の裏側に触れながら、新たな発見や笑顔が生まれる時間となりました。最後はイートインスペースでのお食事会を行い、参加者全員で食事を楽しみながら温かい交流を深めました。
【参加したこどもの声】
・レインコートを作ることも、ファミマのおしごと体験も楽しかった。
・実際に災害が起きたときに使えるのが色々あることがわかった。
【参加した保護者の声】
・こどもたちが日頃から利用しているファミリーマートでお仕事体験ができ、こどももとても嬉しそうでした。それだけでなく、防災についての学びも親子で一緒に楽しめたのが素晴らしい機会になりました。特に作ったレインコートは、災害時はもちろん日常のさまざまな場面で実用的に使えると感じました。
・和気あいあいとした雰囲気のワークショップで、座学で学ぶよりも楽しく防災について理解を深められたと感じます。レインコート作りも意外性があり勉強になりました。日常使いはもちろん、非常時にも多くの人が足を運ぶ「身近なコンビニ」の役割を改めて実感できる、とても良い経験になりました。
【セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのスタッフの声】
セーブ・ザ・チルドレンは、国内外で自然災害が発生した際、いち早く支援を行い、子どもたちの日常性の回復をサポートする緊急・復興支援を展開しており、防災にも力を入れています。子どもたちの声を聴き、子どもたち自身が考え、課題解決に主体的にかかわるアプローチを大切にしています。能登半島地震及び豪雨で影響を受けた能登地域の子どもたちを支援するさまざまな活動も続けています。
ファミリーマートの店舗という実際の売り場で、子どもたちが自ら必要なものを考えたり、身近なものを使って防災に役立てるという経験を通じ、防災を「自分ゴト」として捉える機会になったのではと思います。子どもたちの発想や視点には、周囲の大人たちにとっても、新たな気づきや学びとなることが多いです。子どもと大人、皆で防災について考えるきっかけとなったのであれば幸いです、と述べています。
【開催概要】
(1)実施日時:2026年9月9日(水)16:30~18:00
(2)参加者:ファミリーマート店舗近隣にお住まいのおこさま(小学生まで)とそのご家族
(3)開催場所:ファミリーマート七尾白馬店(石川県七尾市)
(4)開催内容:
・オリエンテーション(自己紹介など)
・セーブ・ザ・チルドレン防災ワークショップ:「非常用の持ち出し袋の中身を考えてみよう!」「ごみ袋でレインコートをつくってみよう!」
・こどもたちによる店舗でのお仕事体験(レジ打ち体験、商品陳列体験など)
・みんなでお食事(メニュー例:おむすび、ファミチキ、飲み物など)
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
11. 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
| 11.1 | 2030 年までに、すべての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 |
|---|---|
| 11.2 | 2030 年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。 |
| 11.3 | 2030 年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。 |
| 11.4 | 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。 |
| 11.5 | 2030 年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす。 |
| 11.6 | 2030 年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。 |
| 11.7 | 2030 年までに、女性、子ども、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。 |
| 11.a | 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。 |
| 11.b | 2020 年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組 2015-2030 に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。 |
| 11.c | 財政的及び技術的な支援などを通じて、後発開発途上国における現地の資材を用いた、持続可能かつ強靱(レジリエント)な建造物の整備を支援する。 |