ミマダイン
PEOPLE

『ニコニコ超会議2022』SDGsを扱う美作大学ブースを取材

【#8 SDGs fanレポート】『ニコニコ超会議2022』の「超SDGs」ブースを出展した美作大学の方にお話を訊いてきました

2022年4月29日と2022年4月30日、両日行われた『ニコニコ超会議2022』のリアルイベントですが、SDGs fanはこちらに取材してきました。

なんと『ニコニコ超会議2022』ながらも「超SDGs」としてブースが出展されていると聞いたのです。ブースを出展しているのは美作(みまさか)大学です。

ブース担当の小倉さまにお話を訊くことが出来ました。



記者 美作大学ではどのようなSDGsの取り組みをしているのか伺いたいのですが。
小倉 本学が養成しているのが栄養士や学校の先生や幼稚園の先生や社会福祉士なんです。養成するに当たって現場を経験させるというのが第一にあるのですが、この活動がSDGsに関連している。最近ですと食品ロス削減があると思うんですが、NPO法人と連携して捨てられてしまうかもしれない食材を使って食堂を開いて、地域の人に食べに来てもらう。あとは地域の町おこしとして市の行政とかNPO法人と共に、学生が活動して入って行きます。こういった活動内容になっております。

記者 あのミマダインというヒーロは?
小倉 ミマダインというキャラクターを使ってSDGsヒーローショーで子供達に向かって『SDGsってこんなんだよ』って分かりやすく広める活動をしています。

記者 最近の子はSDGsを知っていたり教育していたりするらしいですね。
小倉 その通りで、本学の系列で美作高校があり週に1回SDGsを学ぶという授業を取り入れています。このミマダインヒーローショーは小学生以下になりますが。

記者 奥に貼られているミマッパちゃんもマスコットキャラクターらしいですが。
小倉 ミマッパちゃんは初代マスコットキャラクターで、去年からミマダインが出てきて、追いやられた。いかんせん機動性が無いんですよ。ミマダインは機動性ありますよね。ミマッパちゃんは一人じゃ歩けない程なので。

このように学校でSDGsに取り組む学校も増えてきています。ブースにはミマダイングッズがあり、マグカップ、シャツ、トートバッグなどが販売されていました。 『ニコニコ超会議2022』の中にまさかのSDGsブースで驚きですが、ミマダインの存在感はなかなかの物でした。今度はどこのイベント会場で見れるのでしょうか。そのときを楽しみにしています。
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 4 . すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
4.1 2030 年までに、すべての女児及び男児が、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030 年までに、すべての女児及び男児が、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
4.3 2030 年までに、すべての女性及び男性が、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.4 2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事 及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
4.6 2030 年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
4.7 2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
4.a 子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
4.b 2020 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
4.c 2030 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。