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【ひらまつレストラン】資源、食材、そして人の想いが “循環”する五島食材をフランス料理で「ひらまつで味わう五島の魅力 ~みんなでおいしくSDGs~」

株式会社ひらまつが運営する都内5つのレストランでは、1か月のリレー形式で、SDGsに取り組む長崎県五島市の食材を使った特別コースを提供する「五島フェア(以下 フェア)を開催しています。7月は東京・西麻布「レストランひらまつ レゼルブ」にて特別コースをご用意いたします。

昨年の初開催で好評を博し、2回目となる今年の五島フェアは、各レストランの料理長が”SDGs食材”に注目したメニューに取り組みました。

 7月は、東京・西麻布「レストランひらまつ レゼルヴ」で五島食材を使用した特別コースをご提供いたします。料理長・内木塲(うちこば)が着目したのは、自然の本来あるべき”循環サイクル”。五島食材の中にある“循環”をテーマにしたコースメニューをお楽しみいただきます。



五島はもともと椿が特産として知られ、冬の12月頃から春先にかけて、いたるところで椿が赤々と咲き誇ります。その椿の種子から椿油を精製する際に出る搾りかすを肥料にし、近海の海水とともに散布して育てられるのが「椿やさい」です。できるだけ農薬を使わず、椿の天然肥料と海水を利用することで、メロンや野菜の栽培では糖度が増すという結果が得られたそうです。

島内の資源を“循環”させて育てる「椿やさい」。本来廃棄されてしまうものを再利用して、新たな価値を生み出す。それはまさに、内木塲が考えるSDGsアクションの核となるものでした。

五島の豊かな自然そのものが凝縮された「椿やさい」は、野菜本来の風味や甘みが強く、カットすると水分が溢れるほどの瑞々しさが特徴。今回のコースメニューではトマト、アスパラガス、カボチャなど、「椿やさい」をふんだんに取り入れ、さらに近海の海の幸や地鶏「しまさざなみ」など、地元の名産品を贅沢に使用しており、五島のおいしさをまるごとお召し上がりいただけます。



今回のコースメニューの中から、ぜひご紹介したいのが、食前の一口としてご提供する「椿トマトのコンソメ」。「椿やさい」の一つであるトマトから、旨みだけを丁寧に抽出して作る透き通った淡いオレンジ色のコンソメ。そこに、まろやかな塩気の五島の醤(ひしお)を合わせることで、トマトの旨みと酸味、醤の風味が渾然一体となり、口の中に広がります。

スープグラスには、五島でとれたアジとサバで作るリエットと、アクセントとしてキャビアを添えた薄いパイ⽣地を配し、スープとともにお楽しみいただきます。五島で育まれた畑の美味と、海の美味。そのマリアージュを
ご堪能ください。

レストランへ届けられる、五島の魅力がいっぱい詰まった食材は、シェフの手によって料理に変わり、お客様のもとへと届きます。その料理をおいしく食べることは、それ自体が応援となり、想いとなって、生産者のもとへと還っていきます。

 つまり、この取り組みが人の想いの“循環”ともなり得るということ。このコースには、料理長・内木塲のそうしたメッセージも込められています。

▼フェア概要 〜7月開催〜
開催店舗:東京・西麻布「レストランひらまつ レゼルヴ」
開催期間:2022年7月1日(金)~7月31日(日)
料金
・ランチ       ¥3,800〜(消費税・サービス料込 ¥4,598〜)
・ディナー      ¥6,800〜(消費税・サービス料込 ¥8,228〜)
※フェア期間中は、ランチ・ディナーともにすべてのコースが「五島特別コース」となります。

▼フェアの詳細はこちら
https://www.hiramatsurestaurant.jp/special/nagasaki-goto2022/

▼〜ディナーコース例  ¥10,000(消費税・サービス料込 ¥12,100)〜
|食前の一口|
椿トマトのコンソメ
|アミューズブーシュ|
椿南瓜のエスプーマ 福島さん有機JAS米のテュイル
|前菜|
五島太刀とグリーンアスパラガス 木場さん熟成ニンニクのアイヨリ
|魚料理|
五島サザエのコンフィ 磯の香るムースリーヌ
|肉料理|
島さざなみ 大石の卵のウフ・ア・ラコック ソースペリグー
|デザート|
椿メロン アニス香るブランマンジェ ライムのヴァシュラン
小菓子/食後のお飲物

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▼東京・西麻布「レストランひらまつ レゼルヴ」
https://www.hiramatsurestaurant.jp/hiramatsu-cave/
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 ▼今後開催のフェアの予定
7月:東京・西麻布「レストランひらまつ レゼルヴ」
8月:東京・二子玉川「代官山ASO チェレステ 二子玉川店」
9月:東京・丸の内「サンス・エ・サヴール」



「五島特別コースを食べてJTB旅行券を当てよう!」
フェア期間中に、対象のレストランをご利用いただいたお客様の中から、毎月抽選で2名様にJTB旅行券3万円分をプレゼント!ご来店時に、二次元コードを読み取って必要事項を記入するだけで、簡単に応募できます。

ひらまつでの五島フェアに加えて、JTBにて、ひらまつの料理長が監修したコース料理でおもてなしする五島市の宿泊プランも登場。フェアにも参加する3つのレストラン「アルジェント」「サンス・エ・サヴール」「代官山ASO チェレステ 日本橋店」料理長が監修した、五島の豊かな土地の恵みが味わえる2~3品を含むディナーが付いた、1泊2日の期間限定のプランです。

ひらまつレストランの料理長が監修した料理付き JTB五島宿泊プラン
対象ホテル:カンパーナホテル http://campanahotel.com
GOTO TSUBAKI HOTEL https://gototsubakihotel.com/
設定期間 :2022年7月1日(金)~2022年9月30日(金)のご宿泊
※10月1日(土)チェックアウトを含む。
※申し込みはご宿泊7日前締切となります。
※室数限定での設定となります。
「長崎県五島生まれ五島育ちのしまグルメを食すプラン」
↓ご予約はこちらから↓
|航空機付プラン| https://www.jtb.co.jp/kokunai_air/t/gotou_gourmet/kyushu/
|宿泊プラン| https://www.jtb.co.jp/kokunai-hotel/list/feature/gotou_gourmet/

株式会社ひらまつ
2022年4月8日、ひらまつは創業40周年を迎えました。
https://www.hiramatsu.co.jp/

▼安心してご来店いただくための衛生管理と安全対策
「Hiramatsuスタンダード」
https://hiramatsu.co.jp/standard/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。