【auじぶん銀行】「ecoプロジェクト」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞
auじぶん銀行株式会社がお客さまとともに環境負荷軽減に取り組む「ecoプロジェクト」について、このたび2022年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせします。
同プロジェクトは、「お客さまに商品やサービスをご利用いただくことが、ともに『未来を創る』取り組みに繋げられたら」との想いからスタートした、auじぶん銀行が環境負荷軽減に取り組んでいく施策の総称です。社内における備品のエコ製品への切り替えやペットボトルキャップの回収などの取り組みのほか、①円定期預金、②住宅ローン、③「じぶん銀行スマホデビット」の3つの商品において、お客さまが環境負荷軽減に繋がる選択や手続きをすることにより、auじぶん銀行がお客さまに代わって環境保全団体に寄付を行っています。
同プロジェクトでは、より多くのお客さまに参加いただけるよう、さまざまな取り引きが寄付に繋がる仕組みとし、さらに寄付金の使い道や、参加人数や寄付金額を視覚化することで共創感を醸成するデザインに取り組んでいます。
2022年4月に開始した本プロジェクトは、参加いただいたお客さまが既に3万人を超えるなど、多くのお客さまに賛同いただいています。
今後もお客さまとのコミュニケーションを大切に、「わたしたちの未来を創る」ために、お客さまとともに環境負荷軽減に取り組んでいきます。
詳細は下記auじぶん銀行のウェブサイトをご参照ください。
https://www.jibunbank.co.jp/landing/eco_project/
(1)ブルー円定期預金・グリーン円定期預金
お客さまからお預け入れいただいた金額の0.01%相当額を、auじぶん銀行が「珊瑚保全団体」または「森林保全団体」へ寄付をする円定期預金です。提供開始から約5カ月で「ブルー円定期預金」と「グリーン円定期預金」の合計預金残高が100億円を突破しました。
(2)住宅ローン
住宅ローンの本審査書類提出時に、書類のアップロードによる提出を選択いただくことで、auじぶん銀行が39(サンキュー)円を「森林保全団体」へ寄付します。
<住宅ローン書類アップロードについて>
https://www.jibunbank.co.jp/products/homeloan/formalities/documents/#flg-m02
(3)じぶん銀行スマホデビット
カードレスの「じぶん銀行スマホデビット」を発行いただくことで、auじぶん銀行が1件につき39(サンキュー)円を「珊瑚保全団体」へ寄付します。
<じぶん銀行スマホデビットについて>
https://www.jibunbank.co.jp/service/debit/#flg-about
※寄付について、お客さまのご負担はありません。
環境保全など社会課題の解決に向けた参加意識は年々高まり、その機会を提供する取り組みが様々な形で広がっている。「ecoプロジェクト」がアプリの活用や銀行の商品サービスを通して、利用した顧客に環境保全団体への意識を高めたり寄付を提供することは、それ自体での新規性はないが、スマートフォンは今や生活の中で最も身近な存在であること、キャリアが抱える広い客層、特に環境意識への関心が高い若い世代に対して底辺の広い影響力を持つことから、キャリアが関連する金融企業が活動を起こしたことに一定の価値がある。現在の寄付の対象は、森林保全の植林と珊瑚の移植活動の2件で、そこから提供される情報はやや少ない感があるが、今後は活動に関わる人や場所の繋がりを多面的にするなど、提供する情報の粒度や角度を増やし、取り組みが持つ価値の醸成が進む事を期待している。
※「キャリア」は通信事業者のことを指します。
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
auフィナンシャルグループのauじぶん銀行は、『じぶんのいる場所が、行く場所が、ぜんぶ銀行になる。そういうスマホの自由さ、便利さを銀行にも。』という思いを込めて「銀行を連れて、生きていこう。」というブランドメッセージを掲げるとともに、社会の持続的な成長に貢献する会社を目指し、社会貢献活動にも取り組んでいきます。
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。 15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。 15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。 15.4 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。 15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。 15.6 国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。 15.7 保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。 15.8 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。 15.9 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。 15.a 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。 15.b 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。 15.c 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。