LIXIL×ユニセフ「みんなにキレイをプロジェクト」 横澤夏子と堀田茜がクイズに挑戦
LIXILとユニセフによる「みんなにキレイをプロジェクト」の発表会の模様をおとどけします。横澤夏子さんと堀田茜さんがクイズに挑戦もしました。
株式会社LIXILはユニセフとのパートナーシップ「MAKE A SPLASH!」を通じ、一体型シャワートイレやタッチレス水栓などの日本国内の対象商品を1台購入につき、1ドル寄付をする「みんなにキレイプロジェクト ~世界中にトイレと手洗いを~」を2022年10月から12月まで実施します。
本プロジェクトの発表会が都内でありましたのでそのSDGs fanは発表会の模様をお届けします。
この日はLIXIL執行役専務の大西博之さんが株式会社LIXILと日本ユニセフとの活動について「日本の水回りを担当させていただいております。みんなにトイレをプロジェクトを行い大変好評をいただきました。2019年には『みんなにトイレをプロジェクト』を通して2600万円の寄付を行うことができました。トイレに着目してきたわけですが、手洗いに着目したいと思います。世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいが我が社のパーパスだと思っています。またCR戦略で大きな3つの分野を挙げており、『グローバルな衛生課題の解決』は2025年までに解決したいと思っています」と説明くださいました。
この『グローバルな衛生課題の解決』は現在世界では17億人が安全で衛生的なトイレを利用出来ず、4.9億人が屋外で排出し、23億人が自宅でトイレを利用できないというものです。
SDGsの目標6にある「安全な水とトイレを世界中に」にもありますが、この目標は進捗が非常に遅れているのが現状です。これを達成するには4倍の速さで取り組む必要があります。
そんな中、登場したのは、開発途上国向け簡易式トイレシステム「SATO」と、手洗いステーション「SATO Tap」。急きょ開発し世界45ヵ国、650万台出荷しました。
本発表会ではお笑い芸人の横澤夏子さんとモデルの堀田茜さんが登壇し、世界の水事情に関するクイズに答えました。
横澤さんは日々SDGsに取り組んでおり、吉本興業のSDGsラジオ番組にも出演しているほどです。そんな横澤さんと堀田さんは世界の水事情について正解できるのでしょうか。
1問目は「世界の人口70億人のうち、約3割の人は家で○○できない」という問題です。それに対しての回答は「ハンカチをつかわない(横澤)」、「お手洗い(堀田)」というものでした。正解は「手洗い設備が利用できない」というもので、両方とも不正解でした。
2問目は「次のうち、ケニアで使われているトイレはどれでしょう」というA、B、Cから選ぶ三択問題です。Aは水洗トイレ、Bは穴を掘ったトイレ、Cは袋のトイレです。横澤さんも堀田さんもBと回答しましたが、正解はA、B、C全てでした。少し意地悪でしたが、ケニアでは一部の都市では水洗トイレが使われていますが、開発途上な村などでは上水道も下水道もないので穴を掘るか、袋にするしかないようです。
3問目は「SATO Tapの開発のアイデアとなった、開発者の6歳の息子の行動とは?」というもので、2人の回答は「お茶のつぎ方(横澤)」、「シャンプーハット(堀田)」でした。正解はお風呂で、プラスチックのおもちゃからもう一つのおもちゃに水を移動させていたところからヒントを得たようでした。
結果両者とも全問不正解。日本では当たり前に使うことができる水ですが、開発途上国では水が自由に使えないというのが現状です。今回のクイズで学べたでしょうか。
実際に堀田茜さんがSATO Tapを使い手洗いを体験。ちゃんと汚れを落とすには30秒手を洗わないといけないらしいです。堀田さんが手を洗っている間、横澤さんがハッピーバースデーの歌を2回歌いカウント。ハッピーバースデーの歌が1回15秒なのでそれでカウントするらしいです。実際にちなみに堀田茜さんの誕生日が10月26日ということもありそれも兼ねてこの場でハッピーバースデーの歌を歌いました。
LIXILでは2022年10月~12月の期間「みんなにキレイプロジェクト ~世界中にトイレと手洗いを~」を実施し、対象商品を1台購入するごとに1ドルを寄付します。
―― 普段気にかけている綺麗エエピソードがあればお願いいたします。
堀田 私美容も好きで今年30歳になるということもあるので、年齢の悩みも拘りがありまして、帰って来る際に部屋を綺麗な状態にしておきたいです。仕事から帰ってきて部屋が荒れていると嫌ですから。
―― 10月26日にお誕生日をお迎えされるということでおめでとうございます。今後の抱負はございますか?
堀田 30歳という大きな節目でもあるのですが、仕事やりプライベートの抱負だったりやりたいことは沢山あります。今日もSDGsをテーマにお話しさせていただいたように、本当にシンプルに地球の人にも優しく生きていきたいというのは、改めてすごく思います。
―― 横澤さんに質問です。お子さんに対して、気を付けている綺麗エピソードがございますでしょうか。
横澤 子供が生まれてから除菌シートや、ウエッドティッシュを確実に持ち歩くようになりました。子供は常に手が汚れている状態なので、私はその子供達の手を拭いたり洗うための物を持ち歩くようにしています。早く手洗いをさせたい。
―― 今日歌われたバースデーソングですが、どれくらい練習されました?
横澤 それはもう本当ずっと稽古しました! 茜ちゃんがどこまで笑ってくれるんだろうとね。
―― 点数を付けるとしたら?
横澤 点数? やだぁ! そんなのあれだから、もう120点かな。
LIXILとユニセフでは2022年10月~12月の期間「みんなにキレイプロジェクト ~世界中にトイレと手洗いを~」を実施し、対象商品を1台購入するごとに1ドルを寄付します。
そしてこのプロジェクトでは多くの人が安全で衛生的なトイレを利用できず、困っている現状を知って欲しいという意図もあります。
SDGs目標6「つくる責任 つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標6. すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
6.1 2030 年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスを達成する。 6.2 2030 年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女子、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。 6.3 2030 年までに、汚染の減少、投棄廃絶と有害な化学物質や物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模での大幅な増加させることにより、水質を改善する。 6.4 2030 年までに、全セクターにおいて水の利用効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。 6.5 2030 年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する。 6.6 2020 年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼などの水に関連する生態系の保護・回復を行う。 6.a 2030 年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、排水処理、リサイクル・再利用技術など、開発途上国における水と衛生分野での活動や計画を対象とした国際協力と能力構築支援を拡大する。 6.b 水と衛生に関わる分野の管理向上への地域コミュニティの参加を支援・強化する。