【KDDI は 2030 年度に CO2 排出量実質ゼロを目指す】KDDIが掲げるサステナビリティ経営とカーボンニュートラル達成目標
KDDIがカーボンニュートラルを学べる体験イベント「Trim the EARTH~めぐる、学ぶ、世界のカーボンニュートラル~」を開催中。内覧会にて、KDDIグループのサステナビリティ経営とカーボンニュートラル達成目標について発表しました。
KDDI株式会社(代表取締役社長 CEO:髙橋 誠、以下「KDDI」)は、2023年7月28日(金)から10月上旬まで、「GINZA 456 Created by KDDI」にて「Trim the EARTH~めぐる、学ぶ、世界のカーボンニュートラル~」を開催しています。イベント開始に先駆け、7月26日(水)に内覧会が行われました。
内覧会では、KDDI株式会社 サステナビリティ経営推進本部長 山下 和保氏が登壇し、KDDIが推進するサステナビリティ経営について語りました。
KDDIサステナビリティ経営推進本部長・山下氏は、まず始めに、
「KDDI VISION2030(ニーマルサンマル)」の実現に向け、「サステナビリティ経営」について説明し、「私たちは、2030 年の未来を見据え『KDDI VISION2030』として、『つなぐチカラを進化させ、誰もが想いを実現できる社会をつくる。』と掲げています。今後あらゆるものに通信がますます溶け込んでいく時代に、いつもどこでもつながり続けるレジリエントな通信基盤をご用意することが、社会全体のサステナビリティの礎としての私たちの使命と考えています」
と語りました。
山下氏はさらに、KDDIの行っているサステナブルな取り組みを紹介。
「はじめにカーボンニュートラル達成目標として2030年度を目指しており、TELEHOUSEブランドで展開している全世界のデータセンターにおいては、2026 年度までにカーボンニュートラル実現を目指しています」と説明しました。
その上で、
「昨年12月にはCDPにより、環境先進企業として最高評価である『気候変動Aリスト』に初めて認定され、さらに取り組みを進めていくべく、事業で使用する電力を 100%再生可能エネルギー化することを目指す国際的なイニシアチブである『環境省 RE100』に加盟しました」
と発表しました。
続いて、CO2排出量実質ゼロの「サステナブル基地局」について紹介し、
「当社のCO2排出量の98%は、携帯電話基地局、通信局舎、データセンターの通信設備の電気使用に起因しています。そのため、通信事業者の使命としてこれらの消費電力の削減に取り組んでいます」
と基地局における“24時間365日”再エネ100%を実現する再エネの新たな取り組みを説明しました。
「これらの活動を通じて、人々・企業・社会をつなぎ、さまざまなパートナー企業様とともに地球環境保全に貢献していきます」
と思いを述べました。
KDDIは脱炭素化に向け、auエネルギーホールディングスの3つある子会社の1つとして「auリニューアブルエナジー」を設立しました。
auリニューアブルエナジーは太陽光発電を中心とした、再生可能エネルギー発電事業を推進している会社になるようです。山下氏は
「群馬県様と、再エネ導入拡大に向けた協定を締結いたしました。群馬県の豊かな自然、それとKDDIグループの再生可能エネルギー発電に関する知見、これらを掛け合わせまして、エネルギーの地産地消に関するロールモデルとなりまして、脱炭素社会への実現で、牽引を、実現を牽引していきたいという風に考えております。」
と今後のauリニューアブルエナジーの活動について触れました。
本イベントは、共に地球環境を守っていこうという想いを込めて、カーボンニュートラルの知識や気づきを得るとともに、自分にできることは何かを考え行動するきっかけの場となるよう開催されており、
「夏休みのお出かけスポットとしてもぴったりですので、ぜひ親子でもご体験いただきたいと思います」と会を締めくくりました。
【イベント概要】
「Trim the EARTH~めぐる、学ぶ、世界のカーボンニュートラル~」
・期間:2023 年 7 月 28 日(金)~10 月上旬予定
・場所:GINZA 456 Created by KDDI
・料金:無料
・予約不要
【「KDDI トビラ」動画】
KDDI トビラ「サステナ基地局」篇
WEB 公開 :2023年7月26日(水)11時
YouTube 広告放送開始:2023年7月28日(金)
TVCM 放送開始 :2023年7月29日(土)
ムービー本編 URL : https://tobira.kddi.com/pickup/carbonneutrality/
YouTubeURL : https://www.youtube.com/watch?v=XAVSfDskcLw
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
7.1 2030 年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。 7.2 2030 年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。 7.3 2030 年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。 7.a 2030 年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。 7.b 2030 年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。