ダンロップテニスボール
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ダンロップテニスボール容器にリサイクルPETを採用し約50トンのプラスチック使用量削減予定

ダンロップの住友ゴム工業株式会社は、地球環境に配慮したサステナブルな取り組みの一環として、ダンロップテニスボールに使用しているPET容器にリサイクルPET素材を使用した容器を採用します。

ダンロップの住友ゴム工業株式会社(社長:山本悟)は、地球環境に配慮したサステナブルな取り組みの一環として、ダンロップテニスボールに使用しているPET容器にリサイクルPET素材を使用した容器を採用します。この取り組みにより、今までのPET容器から約30%のバージンプラスチック削減が可能となり、国内のみで年間約50トンのプラスチック使用量の削減を見込まれます※1

同社は中期計画のバリュードライバーの一つとして「ESG経営の推進」を掲げており、サステナビリティ長期方針として「はずむ未来チャレンジ2050」を策定し、その一環としてさまざまな取り組みを行っています。スポーツ事業においては、2030年までにパッケージなど包装材に使用されるプラスチック使用量を半減※2 させることを目指しています。昨年、取り組みの一環として、全豪オープンに使用するプラスチック製ふたを廃止。今年は市販用にも拡大させました。将来的には包装材だけでなく、テニスボールそのものについても、CO2削減に寄与するサステナブルな原材料へ切り替えるべく、 研究・開発を進めています。

※1 削減量は概算です。
※2 2019年比



1. ダンロップテニスボールの取り組み
ダンロップテニスボールのプラスチック製包装材を削減、サステナブルな取り組みを加速
https://sports.dunlop.co.jp/tennis/updates/detail/20230110143203.html

2. ダンロップのスポーツ事業全体の取り組み
地球とスポーツと子どもたちの未来のためにダンロップが出来ること
https://sports.dunlop.co.jp/sdgs/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。