DO Cacao chocolate
PLANET

テーマは“発酵・乾燥⽅法によるカカオの可能性”「DO Cacao chocolate」をバレンタインに向けて発売

株式会社ロッテは、「LOTTE DO Cacao」の第三弾商品である「DO Cacao chocolate」を、LOTTE DO Cacao STOREおよびロッテオンラインモールにて、数量限定で発売しました。

株式会社ロッテ(代表取締役社⻑執⾏役員:⽜膓栄⼀)は、「LOTTE DO Cacao」の第三弾商品である「DO Cacao chocolate」を、LOTTE DO Cacao STOREおよびロッテオンラインモールにて、数量限定で発売いたします。 「LOTTE DO Cacao」 は、『カカオに携わるすべてが幸せであってほしい』という、たった⼀つの思いから⽣まれ、これまでパプアニューギニアでのカカオ研究農園作りや “体験型”カカオ専⾨店「LOTTE DO Cacao STORE」など、様々な取り組みを⾏ってまいりました。
また、ロッテ浦和⼯場で作られるチョコレートの製造過程で出たカカオハスク(カカオ⾖の⽪)を活⽤したアップサイクルの商品である、同社初のパジャマ「DO Cacao × SLEEPY SLEEPY Cacao Pajama」も発売しました。

①カカオ⾖の発酵・乾燥⽅法によって変わる⾹りが体験できる3種類のチョコレートです。
②同社ではパプアニューギニアでカカオ⾖の栽培から研究に取り組んでおり、この取り組みから⽣まれたカカオ⾖を使⽤しています。※カカオマス中
③シンプルなパッケージなので、メッセージを⼊れてプレゼントなどにもおすすめです。



同じパプアニューギニアのカカオ⾖でも、発酵や乾燥⽅法を変えることで、それぞれの⾹りに個性が⽣まれました。
3種類を⾷べ⽐べると、それぞれの特⻑が楽しめます。

パプアニューギニアのカカオ⾖は未発酵でも⾹り⾼く、⾼品質のカカオ⾖ができる反⾯、発酵乾燥によって⾵味を変えることが難しいものでした。ただ、7年の発酵乾燥研究で、カカオ⾖の⾹りを活かしながら新しい⾵味を⽣み出す製法を⾒つけ出しました。
今までの2倍以上の発酵期間をかけたり、⽇本酒の製法を応⽤したバナナ発酵、緩やかに乾燥をコントロールする乾燥⽅法。どちらも独⾃性の⾼い製法です。現時点では量産には向きませんが、逆にそれだからこそ⽣み出せる味ができました。カカオにはまだまだ可能性がある。チョコレートファンにワクワクを感じていただける3品ができたと思っています。ゆっくりと⼝で溶かしていただきながら広がる⾹りをお楽しみください。

(ロッテ中央研究所 チョコ・ビス研究部 チョコレート研究⼀課 五⼗嵐拓磨)



新たなカカオの可能性を追求していく「LOTTE DO Cacao」では、ロッテ浦和⼯場で作るチョコレートの製造過程で出たカカオハスクを有効活⽤したアップサイクル商品を、異業種の外部パートナーとの共創により開発しています。
第三弾となる今回は、カカオハスクで染⾊をした同社初となる「パジャマ」と 「アイマスク」を制作いたしました。「アイマスク」は、昨年朝⽇⼩学⽣新聞の「カカオハスクアイデアコンテスト」の佳作になった「アイマスクシート」を参考にしており、⼦どもたちのアイデアを具現化した最初の商品となります。アップサイクルを通じて、新たなカカオの魅⼒や価値の発⾒を⾏っています。

環境に優しい染⾊法「ボタニカルダイ」から⽣まれた、ロッテ初のパジャマ

「⼈⽣の3分の1から、幸せに。」をコンセプトに、“⼤切なギフト”として愛されるパジャマ、ルームウェアを展開するブランド「SLEEPY SLEEPY」とコラボレーション。
⾃然との繋がりを感じられる「ボタニカルダイ」という染⾊⽅法を⽤いり、ボタニカルダイならではの⾃然な⾵合いで染められたユニークな表情が楽しめる⽣地を採⽤しています。カカオから抽出された⾃然由来のナチュラルカラーにより、おうちでの上質なリラックスタイムをお過ごしいただけます。
化学染料を使わないので、肌にも優しい仕上がりです。
カカオの美しい果実のフォルムを、SLEEPY SLEEPYならではの華やかなデザインに落とし込んだ⼀着。プリントではなく刺繍にすることで、さらに⼀着⼀着が特別なものになるように、願いを込めました。カカオの⾵合いも刺繍で表現しています。
パジャマと⼀緒に発売する「アイマスク」は「カカオハスクアイデアコンテスト2022」で応募いただいた「アイマスクシート」を参考に作りました。今後も⼦どもたちのアイデアを具現化していく予定です。

<カカオハスクアイデアコンテストとは>
カカオハスクアイデアコンテストは、カカオハスク(チョコレートの製造⼯程で発⽣するカカオ⾖の⽪)の、未来に繋がる新しい活⽤⽅法を、⼦どもたちと⼀緒に考えたいという思いから、⼩学4年⽣〜6年⽣を対象に募集したコンテストです。全国から200作品以上と魅⼒あふれる柔軟なアイデア多くのご応募をいただきました。
URL https://www.asahi.com/ads/docacao/contest/



カカオの新たな⼀⾯に触れられる魅⼒的な体験を提供する場所として2022年10⽉にオープンしました。 カカオに関するサステナブルな取り組みの⼀環としてカカオハスク(カカオ⾖の⽪)が⼀部有効活⽤された店内 は、カカオのある原⾵景をモチーフにデザイン。産地によって味も⾵味も異なるカカオの特⻑を⽣かしたドリンクやスイーツを楽しむことができ、当店でしか⼿に⼊らない商品やグッズなども取り揃えています。今までに⾒たこと、感じたこと、味わったことのないカカオと出会い、カカオの新しい可能性を全⾝で感じていただきたい、 ロッテグループのそんな思いが詰まっているストアとなっています。

同社のチョコレート事業は、原料であるカカオの⽣産から、⽣活者の⼿元に届き体験するまで、そのすべてが、何年経っても持続可能な状態であり続ける未来の実現を⽬指しています。それに向けての取り組みが「カカオサイクル」です。
2015年から開始した「LOTTE DO Cacao」は、同社のチョコレート事業の中⼼で、カカオサイクル実現のための“先⾏実験の場”として、様々な取り組みを展開しています。
2023年は、原料であるカカオ⾖の⽣産をパプアニューギニアのカカオ研究農園作りから取り組み、⼤量⽣産ではなく1つずつ⼿作業でチョコレートに仕上げていくという、こだわりをつめ込んだ「DO Cacao chocolate」、アップサイクルの取り組みとしてカカオハスクを有効活⽤したロッテ初となるクラフトジン「CACAO GIN」、ボタニカルダイという環境に優しい染⾊⽅法で絹⽷を染⾊し織りあげたネクタイ「CACAO TIE」などを発売するなど、より多⾓的で、既存事業に縛られない実験的な取り組みを⾏っています。
将来的には、「LOTTE DO Cacao」を通じて得たノウハウなどを、同社のチョコレート事業全体の取り組みにおけるカカオサイクルへ⽣かしていくことを予定しています。

SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。