社会課題をアップサイクルファッションで表現
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社会課題をアップサイクルファッションで表現!Z世代が今、感じること・未来への想いを発信します!

文化服装学院と株式会社SHIBUYA109 エンタテイメントは、古着屋「西海岸」を運営する日本ファイバー株式会社の協力を得て、古着のアップサイクルを通じて身近に感じる社会課題を発信する産学連携コラボレーションを実施します。

文化服装学院(学校法人文化学園 所在地:東京都渋谷区、理事長:清木孝悦 学院長:相原幸子)と株式会社SHIBUYA109 エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、社長:石川あゆみ)は、古着屋「西海岸」を運営する日本ファイバー株式会社(本社:福岡県大川市、社長:川野達朗)の協力を得て、古着のアップサイクルを通じて身近に感じる社会課題を発信する産学連携コラボレーションを実施します。
本企画では、文化服装学院ファッション流通専門課程の1 年生320 人が52 チームに分かれ、日本ファイバー株式会社(古着屋西海岸) から提供された古着550 点を使用しアップサイクル作品52 作品を製作します。製作した52 作品から14 作品を選考し、2024 年1 月24 日(水)の公開プレゼンテーションで14 チームの順位を決定、上位入賞チームの3 作品はSHIBUYA109 渋谷店の2 階アドスペースに、他11 チームの作品はエレベータホールに展示します。
この度の産学連携コラボレーションを通して、学生たちの様々な社会課題に対する視野を広げ、発信していくことにより多くの人の意識向上につながり、SDGs の達成に貢献する取り組みとなることを期待します。



◇戦争による子どもたちへの被害について
◇若年層のドラッグの使用と社会復帰について
◇ジェンダーバイアス・同性婚について
◇日本の相対的貧困について
◇心の健康問題(自殺)について
◇動物の殺処分(ペット産業やアパレル産業)について
◇ひきこもりの現状とサポートについて
◇アパレル産業による水質汚染について
◇世界の貧困国に関する教育格差について
◇モラルパニック・SNS での誹謗中傷について
◇携帯使用率増加によるコミュニケーション減少について
◇フラワーロスの現状について



学生達による取り組みの一環として、2021 年度にSHIBUYA109 渋谷店においてSDGs をテーマにしたポップアップストアの出店を行いました。このポップアップストア出店をきっかけに、2022 年度はアップサイクルファッションを通じて“Z 世代が感じる社会課題”を発信する取り組みを行っています。今年度はカリキュラム内容や発信内容をブラッシュアップし、社会課題の背景やそれらが原因として起こる問題を深掘りし、未来へ向けたメッセージをプレゼンテーションすることとなりました。この取り組みを通し、社会課題の理解を深め、自身が今できることを実践していくことや、多くの方に知っていただくことを目的としています。



社会的課題の発見や理解を深めながら、未来に向けてのメッセージを込めたアップサイクルファッションを製作し、コーディネートで表現します。衣類は日本ファイバー株式会社(古着屋西海岸) より約550 点をご提供いただき作品製作をしました。全52 チームから代表14 チームを選出し、代表チームは公開プレゼンテーションにて審査をおこないます。審査は日本ファイバー(株)、YuumiARIA デザイナー、(株)SHIBUYA109 エンタテイメント、文化服装学院学院長の4 者でおこない、2024 年2 月27 日(火)よりSHIBUYA109 渋谷店にてエキシビションを実施します。審査基準はテーマ発見・分析力、コンセプト発想力、アップサイクル度、ヴィジュアルクリエーション力、プレゼン力の5 項目を基準とします。



日時:2024年1月24日(水) 13:30~15:00
場所:文化服装学院B 館20 階(B201 ホール)
プレゼンテーション/作品展示:代表14 チーム(1 チーム5 分)/全52LOOK 展示



上位3チームの作品
2月27日(火)~3月4日(月) SHIBUYA109渋谷店 2階COCO SPOT
3月5日(火)~3月11日(月) SHIBUYA109渋谷店 3階・4階・5階エレベーターホール 他11チームの作品
2月27日(火)~3月11日(月) SHIBUYA109渋谷店 3階・4階・5階エレベーターホール



文化服装学院は大正8年(1919年)に洋裁学校として産まれ、1923年に日本最初の服装教育の学校として認可されて以降、約100年にわたって日本のファッション教育の中心的役割を果たしているファッションスクールで、主な世界のファッションスクールランキングでも常に注目されています。
これまでにBUNKAを巣立った卒業生は30万人以上。日本のみならず世界のファッションシーンの第一線で活躍する人材を輩出しています。
また、ファッション流通専門課程では、将来ファッション業界の流通職で活躍できる人材育成に力を入れています。
1年次の授業カリキュラムにて軸としている『ファッションビジネス』では、ファッション業界全体の構造や現状の理解を深めながらビジネスへ繋げる創造性を高めることを目標とし、外部企業との取り組みを通し、実践・実務で応用できるスキル習得を目指します。
文化服装学院 学院長:相原幸子
ホームページ: https://www.bunka-fc.ac.jp/



SHIBUYA109渋谷店(東京都・渋谷区)を中心とした3つの施設を展開。
「Making You SHINE!-新しい世代の“今”を輝かせ、夢や願いを叶える-」の企業理念を掲げ、これからを担う新しい世代の今を輝かせ、夢や願いを叶えるため、商業施設運営に留まらないエンタテイメント事業展開を行う。
設立:2017年4月3日
代表取締役:石川あゆみ
ホームページ:http://www.shibuya109.co.jp/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。