人も生き物たちも喜ぶ森をつくるには?~地域の自然との共生をめざして~
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『森林と市民を結ぶ全国の集い2024』を開催。中村 桂子さん、藤井 一至さん講演のほか、 森林と生物多様性に関する知見・取組事例を紹介

「森林と市民を結ぶ全国の集い2024」実行委員会は、公益社団法人国土緑化推進機構との共催で、「人も生き物たちも喜ぶ森をつくるには?~地域の自然との共生をめざして~」をテーマにしたイベントを開催します。

気候変動に対処し、持続可能な社会を形づくる上で、生物多様性保全の重要性は益々高まっています。多様な生物の生息・生育環境が広がる日本の森林。森林の生物多様性を育くんでいくためにできることについて考え、行動するきっかけをつくることを目的に開催します。
『科学者が人間であること』『ナズナもアリも人間も』著者で生命誌研究者の中村 桂子さん、『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』著者で土壌学者の藤井 一至さんの講演をはじめ、2つのオンラインセッションと福岡県・黒木町でのフィールドセッションを実施し、森林と生物多様性保全に向けた市民の役割やアクションについて議論します。



<開催概要>
実施期間:2024年5月8日(水)19:00~6月2日(日)12:00
・基調講演の視聴 5月1日~6月2日
・オンラインセッション1:5月8日(水)19:00~21:00
・オンラインセッション2:5月20日(月)19:00~20:30
・フィールドセッション :6月1日(土)~6月2日(日)(申込締切日:5月27日)
※オンラインセッション1・2はアーカイブ視聴あり

主催:
『森林と市民を結ぶ全国の集い2024』実行委員会
公益社団法人国土緑化推進機構
協力:株式会社ダンクソフト(配信会場+技術協力)
実行委員長:内山 節(哲学者、NPO法人森づくりフォーラム代表理事)
事務局:
NPO法人森づくりフォーラム
令和5年度「緑と水の森林ファンド」助成事業

<参加費(税込み)>
・講演動画の視聴のみ:無料
・オンラインセッション1&2
 一般:1,500円/学生:500円/応援・協賛:3,000円
・フィールドセッション
 (1) 宿泊希望(合宿形式) 一般:6,500円/学生:5,500円
 (2) 宿泊不要、自身で手配 一般:5,500円/学生:4,500円

※オンラインセッション、またはフィールドセッションへお申込の方には、講演動画の視聴とオンラインセッションのアーカイブ視聴もご案内します。
※フィールドセッション参加費には、オンラインセッション参加費が含まれます。

<実施プログラム>
■基調講演 (動画視聴・無料)
・中村 桂子さん(生命誌研究者)
・藤井 一至さん(土壌学者/国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員)
 ※5月1日頃に視聴用URLをご案内予定です。

■オンラインセッション1
実施日時:5月8日(水)19:00~21:00 ウェビナー配信
「森林と生物多様性、これからどうする? ~自然共生サイト認定事例から考える~」

【出演者】
石川 晴子さん(一般社団法人 大和森林管理協会)
荻原 隆行さん(太陽生命保険株式会社)
高川 晋一さん(公益財団法人 日本自然保護協会)
田島 大輔さん(田島山業株式会社)
コーディネーター
坂本 有希さん(一般財団法人 地球・人間環境フォーラム/フェアウッド・パートナーズ)
コメンテーター
水谷 伸吉さん(一般社団法人more trees)

■オンラインセッション2
実施日時:5月20日(月)19:00~20:30 ウェビナー配信
「豊かな森づくりに必要な視点とは? ~市民の実践とモニタリング事例から考える~」

【出演者】
坂田 昌子さん(環境NGO 虔十の会/一般社団法人 コモンフォレストジャパン)
森本 裕希子さん(公益財団法人 日本自然保護協会/赤谷プロジェクト担当)
聞き手
小森 耕太さん(認定NPO法人 山村塾)
古谷 枝里奈さん(北海道大学農学部 森林科学科 4年) 
コーディネーター
國岡 将平さん(合同会社 MANABIYA/智頭町 地域林政アドバイザー)

■フィールドセッション
実施日時:6月1日(土)12:00~6月2日(日)12:00
申し込み締切日:5月27日(月)
「森のなかで考えよう!豊かな森づくり in 山村塾(福岡・黒木町)」

会場:笠原東交流センター えがおの森(福岡県八女市黒木町笠原9836-1)ほか
集合:福岡空港 6月1日12:00~バスで会場へ移動 ※解散:福岡空港 6月2日15:00
行程:<6月1日>
12:00~ 福岡空港から現地までバスで移動(参加者のバス代負担はありません)
14:00~ 認定NPO法人 山村塾のフィールド視察
・針広混交林造成をめざしたパッチワークの森づくり見学
・造成30年の広葉樹林地の見学
・視察の振り返り会(ドローン空撮の結果確認など)
17:30~ 夕食・懇親会
19:00 終了
<6月2日>
10:00~ ディスカッション・意見交換
12:00~ 閉会、昼食
13:00~ バスで福岡空港へ移動(参加者のバス代負担はございません)

【出演者】6月2日(日)ディスカッション
朝廣 和夫さん(九州大学大学院 芸術工学研究院 教授)
鎌田 隆さん (油山自然観察の森 森を育てる会/福岡)
小森 耕太さん(認定NPO法人 山村塾/福岡)
坂場 光雄さん(フォレスト21さがみの森/神奈川)



森づくりに関わる市民が一堂に会し、活動推進に当たって情報交換を行うとともに、そのネットワーク化を図ることを目的に、1996年から毎年開催されているイベントです。
これまでの開催記録はこちら
https://www.moridukuri.jp/moridukuri/tsudoi.html

<「森林と市民を結ぶ全国の集い2024」実行委員メンバー >
内山 節 (実行委員長/哲学者、NPO法人 森づくりフォーラム 代表理事)
鹿住 貴之 (副実行委員長/認定NPO法人 JUON(樹恩) NETWORK 理事・事務局長)
赤池 円 (私の森.jp 編集長)
小野 なぎさ (一般社団法人 森と未来 代表理事)
後藤 洋一 (NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会 理事・事務局長)
國岡 将平 (合同会社MANABIYA 代表社員/鳥取県智頭町地域林政アドバイザー)
小森 耕太 (認定NPO法人 山村塾 理事長)
坂本 有希 (一般財団法人 地球・人間環境フォーラム 専務理事/フェアウッド・パートナーズ)
寺川 裕子 (NPO法人 里山倶楽部 理事・事務局)
水谷 伸吉 (一般社団法人more trees 事務局長)
林 視 (公益社団法人 国土緑化推進機構 政策企画部長)
藤田 侑希 (公益社団法人 国土緑化推進機構 政策企画部)
矢島 万理 (公益社団法人 国土緑化推進機構 政策企画部)
大石 淳平 (監事/認定NPO法人時ノ寿の森クラブ 事務局長)
藤原 智史 (オブザーバー/林野庁 森林利用課 山村振興・緑化推進室 課長補佐)



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。
15.4 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。
15.6 国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。
15.7 保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。
15.8 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。
15.9 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。
15.a 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。
15.b 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。
15.c 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。