サステナブル消費と固形シャンプー調査
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【サステナブル消費と固形シャンプー調査】環境にも自分にもハッピーな選択を!約2人に1人が“環境にやさしい”モノ選びを意識!“自分にもやさしい”ことがサステナブル消費の重要なポイントに?!

牛乳石鹼共進社株式会社は、全国の20代〜50代の女性500名を対象に、サステナブル消費と固形シャンプーに関する調査を行いました。

“牛乳石鹼共進社株式会社(所在地:大阪市城東区、代表取締役社長:宮崎悌二)は、全国の20代〜50代の女性500名を対象に、サステナブル消費と固形シャンプーに関する調査を行いました。
サステナブル消費に関する調査では、約2人に1人が日常的に「環境にやさしい選択」を意識していると回答。消費に関連して、商品購入時に最優先するポイントを尋ねると、選択基準は各カテゴリーごとに大きく異なることが判明しました。特にヘアケア商品では「自分にあっている」ということが重視されており、環境はもちろん、自分のニーズにあわせて選択基準を変化させていることが明らかになりました。

また、固形シャンプーに関する調査では、固形シャンプー未使用者と愛用者との間で意見に大きな差が見られる結果に。未使用者からは「髪がきしみそう」といったネガティブなイメージの回答が多かった一方で、固形シャンプー愛用者からは「自分にあっている」「髪にやさしい」といったポジティブな意見が多く寄せられました。



1. 日常的に「環境にやさしい商品を選ぶこと」を意識している人は54.8%!
実に約2人に1人が“環境にやさしい選択”を心がけていることが明らかに。

日常で環境にやさしい商品を選ぶこと(サステナブル消費)を意識しているかを聞くと、「意識している」「どちらかといえば意識している」と回答した人は全体の54.8%という結果に。約2人に1人は環境にやさしい商品を選ぶことが判明し、「環境に配慮したモノ選び」が社会に定着していることが伺えました。

2. 環境にも自分にもハッピーな選択を!サステナブル消費の新たな動向!?
“安全性の高さ”や“無農薬”、“肌にやさしい”など環境だけでなく「自分にもやさしい」ことがサステナブルなモノ選びの重要なポイントに!

サステナブル消費を意識している人に、環境にやさしい商品を選ぶ理由を尋ねたところ、「環境のため(62.0%)」が最も多く、次いで「安全性が高いと思うから(39.1%)」、3位「身体にいいから(無農薬・肌にやさしいなど) (38.0%)」という結果に。地球にやさしいことや社会貢献のためだけでなく、“安全性が高い”ことや“無農薬”、“肌にやさしい” など、自分にもやさしい商品であることが、サステナブルなモノ選びの重要なポイントになっていることが明らかになりました。

3. モノ選びの優先順位はカテゴリーごとに大きな違いが!?
ヘアケア・スキンケアでは「自分にあっている」ことが重要視!
食品・日用品など日々購入するものについては「価格」を重視する傾向に。

商品を購入する際に優先するポイントを聞くと、商材カテゴリーごとに大きな違いがあることが明らかに。「価格」を重視することが最も多い割合となった商材は、「食品(61.4%)」、「日用品(57.6%)」となり、日常的に購入する商品では価格を重視する傾向にあることがわかりました。一方、スキンケア・ヘアケアなど自分の身体に直接使用するものは「自分にあっている」商品を重視する割合が最も多い結果に。ファッション・インテリアでは「デザイン性」、家電では「機能性」など商材カテゴリーごとのニーズが大きく異なることが判明しました。

またサステナブル消費への意識の有無でモノ選びの優先順位が異なることも明らかに。意識していない人は、意識している人に比べ“価格”を重視する傾向にあり、一方、意識している人は、“安全性”や“機能性”を重視することが分かりました。”価格重視派“のモノ選びと、”環境重視派“のモノ選びでそれぞれ傾向が異なることが判明しました。

4. 固形シャンプーの使用有無で真逆のイメージ!?
固形シャンプー未使用層は「髪がきしみそう」なイメージが先行している一方で、
愛用者からは「自分に合っている」「髪の毛にやさしい」の意見多数!

固形シャンプーのイメージを聞くと、「泡立てるのが大変(37.4%)」が一番多く、次いで「髪の毛がきしみそう(32.2%)」となり、固形シャンプーに対してネガティブなイメージが先行していることが判明しました。しかし、固形シャンプー愛用者に使用理由を尋ねてみると、「自分にあっているから(33.9%)」「髪の毛にやさしい(32.3%)」といったポジティブな回答が多く、使用有無によって固形シャンプーへのイメージが真逆であることが明らかになりました。またイメージとして最多であった「泡立てるのが大変」 も、非使用者は(43.1%)、使用者(20.2%)と大きく異なる結果に。

5. シャンプーを選ぶ際に重視するポイントは、1位「仕上がり(58.2%)」、2位「地肌へのやさしさ(42.4%)」
3位「指通り(42.2%)」といった”自分にやさしい”選択が上位となる結果に。

シャンプーの選択基準で重視しているポイントを尋ねたところ、「仕上がり」「地肌ヘのやさしさ」「指通り」といった回答が多く、”自分にやさしい”かどうかがシャンプー選びにおいて重要な選択基準になっていることが判明しました。約2人に1人が”環境にやさしい”選択を意識している現代社会において、「あなたの髪も地球環境もいたわるために。牛乳石鹼と一緒に始めるサステナブルヘアケア」をコンセプトにつくられたmadocaは、”環境にも、自分にもやさしい”ヘアケアライフを送るのに最適な固形シャンプーです。

madoca(マドカ)のシャンプーバー、コンディショナーバーは、地球環境にやさしいだけではなく、髪にもやさしいを目指して開発したサステナブルヘアケア商品です。

近年、SDGsの浸透によって若い世代を筆頭に環境問題への意識が上昇している一方、実際に何から始めたら良いか分からない方も。同社は、商品開発においては、使用感、使い心地に重点をおき、海洋プラスチック・水資源・フードロスなどの地球環境問題にしっかり向き合いました。
固形シャンプーは液体シャンプーと比較すると、水の使用をできる限り抑えた処方となるため、大きな節水となり、大切な水資源の保全につながります。また、商品を購入すると、簡単にフードバンク寄付に繋がるなど、madocaは環境問題解決に協力できる商品になっています。

1909年(明治42年)の創業以来、「美と清潔 そして健康づくりに役立つ」製品を提供してきました。企業理念の「ずっと変わらぬ やさしさを。」のもと、お客様の肌に、こころに、そして環境にもやさしい「ものづくり」に取り組んでいます。弊社は今年で創業115周年の会社になりますが、昔から受け継ぐ品質第一主義は守りつつ、時代の流れを取り入れることで、これからもお客様の求めに即応していきます。近年ではボディケア、フェイスケア、ヘアケアと幅広い製品開発によって時代のニーズを柔軟に取り入れ、赤箱・青箱をはじめとした「カウブランド」に加えて新ブランドを生み出しています。

牛乳石鹼のSDGs
同社は国連が推奨する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、コーポレートメッセージ「ずっと変わらぬやさしさを」の精神で、SDGsの達成に向けて「人にやさしく」、「社会にやさしく」、「環境にやさしく」の3つのやさしさで取り組んでいます。
「madoca」は同社が”サステナブル”視点で開発した初のブランドとして、髪にも地球にもやさしい商品を目指します。
URL:https://www.cow-soap.co.jp/corporate-info/sdgs/

【SDGs 取り組み事例】牛乳石鹼安田工場 日本初「甘水エコロジープラント」
同社では、年間に約1億2000万個の石鹸を製造し、製造方法は当社独自の釜炊き製法(けん化塩析法)で作っています。この製法で石鹸を作ると必ず甘水という廃液が発生し、この甘水にはグリセリンや塩などが含まれています。これまで甘水処理は、グリセリンと塩を回収し再利用してきましたが、多量のエネルギーを消費していました。甘水エコロジープラントは石鹸製造工程から出る廃液(甘水)をUASBシステム(嫌気性のメタン発酵菌で有機性排水を浄化しながら、排水中に含まれる有機物を、メタンを主成分とするバイオガスとして回収し有効利用する技術)を用いて、下水放流可能な水質にするとともに、バイオガス(メタンガス)を生成し、ボイラの燃料として有効活用する為、大幅な省エネルギー、省CO2、産業廃棄物の削減を実現した「環境にやさしい」システムです。

●導入効果として(2013年時):
[1]一次エネルギー削減効果 257KL/年(原油換算) 工場全体の10.6%削減
[2] CO2削減効果 526ton- CO2/年 工場全体の11.0%削減
[3] 産業廃棄物の削減効果 1,200ton/年 工場全体の80.0%削減



調査内容:サステナブル消費と固形シャンプーに関する調査
調査対象者:性別:女/年齢:20歳~59歳
調査数:500人
設問数:17
調査期間:2024年3月8日(金)~3月11日(月)



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。