7月12日は「デコレーションケーキの日」 子ども食堂でケーキをプレゼントする 『子どもたちに笑顔を!デコケーキ!』プロジェクト実施
一般社団法人日本ケーキデコレーション協会は、「デコレーションケーキの日」である7月12日に、東京23区内の子ども食堂を利用する子どもたちにデコレーションケーキをプレゼントする『子どもたちに笑顔を!デコケーキ!』プロジェクトを実施します。
一般社団法人日本ケーキデコレーション協会(理事長 西村 緑)は、「デコレーションケーキの日」である7月12日(金)に、東京23区内の子ども食堂を利用する子どもたちにデコレーションケーキをプレゼントする『子どもたちに笑顔を!デコケーキ!』プロジェクトを実施します。本企画は今年で4回目となります。
子どもの貧困は、当事者・支援者の実感と実情の乖離が大きく「見た目が普通」「生活の困窮ぶりは絶対に話さない」といった特徴から実態把握が難しい状況になっています。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、「子どもの貧困率」は2021年の調査で11.5%となり、指標として改善傾向はあるものの、実際に子どもが貧困状態であることは変わらず、特にひとり親世帯の貧困率は44.5%と、依然「生活が苦しい」状況となっています。
コロナ禍の影響による授業や体験活動の格差、子どもの自殺が過去最高を更新するなど、経済的要因以外の面でのケアも重要視されています。
▼参考
・2023(令和5)年国民生活基礎調査の概要 - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10700000/001076717.pdf
・こどもの貧困対策・ひとり親家庭支援 の現状について こども家庭庁
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f1dc19f2-79dc-49bf-a774-21607026a21d/9bde9c85/20230725_councils_shingikai_hinkon_hitorioya_6TseCaln_01.pdf
同協会は、日々の生活に苦しむ子どもたちへの支援…特に「こころの救済」に目を向け、厳しい生活環境の中で苦しい日々を送っている子どもたちに、少しでも心の安らぎを与えられたらと考え、「デコレーションケーキの日」である7月12日に、東京23区内の「子ども食堂」を通じ、ちょうど家族で食べられる4号サイズのケーキを各世帯にプレゼントすることとし、本プロジェクトの主旨に賛同するケーキショップ・洋菓子店を募集しています。
一般社団法人日本ケーキデコレーション協会は、誕生日やウエディング、パーティーなどお祝い事のシーンに欠かせないデコレーションケーキの普及、およびケーキデコレーション技術の向上、ケーキデコレーター・ケーキデザイナーの育成、活躍の場を広げることなどを目指しておりますが、活動の一環として、デコレーションケーキの美しさ、楽しさ、おいしさをさらに多くの皆さまに知っていただくことを目的に、7月12日を「デコレーションケーキの日」として制定。日本記念日協会に認定され、早いもので今年で7年目を迎えます。
本プロジェクトはそんなデコレーションケーキの日に、たくさんの子どもたちを笑顔にしたい!というささやかな気持ちから発進し、笑顔の輪を毎年少しずつ大きく広げてきました。
その一心でスタートして既に4年が経ち、こども食堂から巣立ったお子様がいる一方で、新たにこども食堂に通い始めたお子様もいます。ケーキを前にした時のお子様の笑顔が、この活動の目的のすべてです。
ぜひ東京23区内のケーキショップ、洋菓子店の皆様のご協力をお待ちしております。どうぞ宜しくお願いいたします。
一般社団法人日本ケーキデコレーション協会
理事長 西村 緑
昨年も多数の洋菓子店様にご協力をいただき、たくさんの子どもたちに「初めてのデコレーションケーキ」を届けることができました。その大きさとおいしさにみんな大喜び。
貧困の実情は表面に現れにくい特徴から、以前として統計に現れない部分が多々あります。
子ども食堂の利用者状況は年々減少傾向ではありますが、上の兄弟が下の子を連れてくるなどで世代交代が進み、引き続き小学校低学年がボリュームゾーンとなっています。
▼7月11日(木)
東京23区内のケーキショップ・洋菓子店(実店舗に限ります)に4号サイズのデコレーションケーキをご用意いただきます。
※ 無償でのご提供をお願いいたします。
※ ケーキはJCDAスタッフがご応募いただいた店舗を周りピックアップします。
もしくは新宿区歌舞伎町「マジックケーキデコ」(TEL 03-6233-7670)までご持参ください。
(時間帯により不在の場合があります、あらかじめ事前のご連絡をお願いいたします)
▼7月12日(金)
JCDAより「子ども食堂」を通じ、対象の子どもたちにデコレーションケーキをプレゼントします。
・特定非営利活動法人キッズ未来プロジェクト主催 新宿ニコニコ子どもひみつ基地 他(各所調整中)
店舗名、代表者様名、お電話番号、メールアドレス(お持ちの場合)を専用申込書にご記入の上、下記までお送りください。メールでも受付しています。
FAX : 03-6233-7671
e-mail : japancakedecorationassn@gmail.com
締め切り: 6月25日(火) 23時59分受付分まで
参加店舗のサイトを下記にてご紹介いたします。サイトをお持ちでない場合は店舗情報などを掲載します。
また、店頭装飾に使える今回のプロジェクト参加記念エンブレムのデータを差し上げます。
https://www.cakedecoration.jp/
日本に於けるデコレーションケーキの起源については諸説ありますが、一般に広くデコレーションケーキを浸透させるには、様々な垣根を超えてケーキ・スイーツ業界全体を活性化させる必要があります。よって公正を期すにあたり、同協会の設立日である7月12日としました。
一般社団法人日本ケーキデコレーション協会
(英語表記:Japan Cake Decoration Association)
所在地: 〒108-0074 東京都港区高輪1-26-2
代表理事: 西村 緑(ICES 日本代表)
設立: 2013年7月12日
ホームページ: https://www.cakedecoration.jp/
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
1.1 2030年までに、現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。 1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、 すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。 1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。 1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。