アネッサ、子どもの心と身体の成長を支援する 「ANESSA Sunshine Project」を始動
資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」はこのほど、太陽のもとでの活動を通じて、子どもたちの心と身体の健全な成長を支援する「ANESSA Sunshine Project(アネッサ サンシャイン プロジェクト)」を始動します。
資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」はこのほど、太陽のもとでの活動を通じて、子どもたちの心と身体の健全な成長を支援する「ANESSA Sunshine Project(アネッサ サンシャイン プロジェクト)」を始動します。この取り組みは、同ブランドが初めてアジア12の国と地域*で横断的に行う社会貢献活動となります。
(*以下の国と地域:中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マカオ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)
同社は 「Free to Shine: 太陽のもと、誰もが輝き続けられる世界へ」というブランドパーパスの実現を目指し、 日本、中国をはじめとしたアジアの12の国と地域で商品を展開してきました。ブランド発足以来、約30年もの間、人々の美と健康を守り続けてきました。
あらゆる生命を育む、力の源である太陽。「太陽との共生」を掲げる同ブランドは、適切に紫外線対策を行うことで、太陽から多くの恩恵を受けられると考えています。世界保健機関(WHO)が5~17歳の子どもおよび青少年に1日60分以上(週7時間以上)の運動を奨励※1 している一方で、現代社会において子どもたちが外で遊ぶ時間は減少していると言われています。同ブランドがアジア4カ国(中国、日本、タイ、ベトナムの都市部)で実施した独自のアンケート調査※2 結果では、すべての国において週7時間以上の外あそびが確保できている子どもは50%に満たないことが明らかになりました。子どもの健康福祉学の専門家である早稲田大学 人間科学学術院 前橋 明教授(医学博士)によると、外で遊ぶことは、子どもの発育・発達における5つの側面(身体・情緒・社会・知的・精神)をバランスよく育み、特に自律神経機能向上により、意欲や自発性といった生きる力を形成します。また長期的には、幼少期に外で体を動かす習慣を作ることは生涯に渡って健康で幸せに生きていくことに繋がります。
※1. WHO身体活動および座位行動に関するガイドライン(WHO Guidelines on physical activity and sedentary behaviour)https://iris.who.int/handle/10665/336656
※2. 同ブランド調べ、「子どもの外あそびに関するアジア4カ国調査」 対象:上海、東京、バンコク、ホーチミンに住む子どもをもつ保護者、各100名(オンライン調査)期間:2024年2月15日~3月1日
同社はこの社会課題に取り組むために、太陽のもとで心と身体を動かす体験を通じて、子どもたちが生涯に渡り健康で幸せに生きていくための土台形成を支援する「ANESSA Sunshine Project」を立ち上げました。アジアの12の国と地域で展開するグローバルプロジェクトとなり、まず日本で活動を開始し、今後アジアでも展開していきます。
ANESSA Sunshine Projectは、1) 子ども向け体験イベント、2) 紫外線教育活動、3) 色素性乾皮症(XP)患者への支援の3つの活動から構成され、2030年までにアジアで約30万人※3 の子どもたちを支援することを目標としています。
1) 子ども向け体験イベント: 実際に太陽のもとで身体と共に心が動く体験の場所を提供することによって、子どもたちが自発的かつ継続的に外であそぶ習慣を推進します。
2) 紫外線教育活動: 成長に欠かせない太陽光の恩恵を子どもたちが適切に享受しながら、安全かつ健康に外で過ごすための紫外線対策知識を、教育関係者や子どもたちとその保護者に対して提供していきます。
3) 色素性乾皮症(XP)患者への支援: 日光に当たることができない紫外線過敏の難病「色素性乾皮症」の方へ日焼け止め製品や支援金の寄付を継続して行います。
※3. 同ブランドの今までのサステナビリティ活動で支援した子どもの数含む
「アネッサは、ブランドパーパスである 「Free to Shine: 太陽のもと、誰もが輝き続けられる世界へ」 のもと、2004年から色素性乾皮症(XP)患者への支援を、そして2018年以降は日本の小学校や保育園・幼稚園と連携し、子どもたちに紫外線や日焼け止めの理解を広める社会貢献活動も行ってきました。今後は「ANESSA Sunshine Project」としてさらに活動の輪を広げ、アジアで子どもたちが安心して太陽のもとでの豊かな体験ができるサポートを推進してまいります。」
また、同社公式YouTubeチャネルにて、外あそびと子どもたちの成長に関する動画を掲載しています。子どもの健康福祉学の専門家である早稲田大学 人間科学学術院 前橋 明教授(医学博士)が子どもの運動時間に関する社会課題や外あそびが子供の成長にもたらす効能をご紹介しています。
日本語版URL:https://corp.shiseido.com/jp/r/yt/20240514/01/?rt_pr=trq48
「アネッサ」は、同社の100年以上にわたる紫外線研究を受け継ぎ1992年に誕生した、日本発のサンケアのエキスパートブランドです。太陽のもと、誰もが輝き続けられる世界の実現を目指しています。
最新の紫外線防御テクノロジーで、未来までつづく美しい肌を守り抜き、アジアで売上No.1を獲得※4 。グローバルサンケアブランドとして、アジアの12の国と地域で展開しています。
※4. ユーロモニター調べ;ビューティ&パーソナルケア2024年版;2023年総小売販売額;アジアとは同社が定義するアジア太平洋地域を指す
■ブランドサイト
http://anessa.shiseido.co.jp/?rt_pr=trq48
■公式インスタグラム
https://www.instagram.com/anessa_official_shiseido/
■公式エックス
https://twitter.com/anessa_official
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
1.1 2030年までに、現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。 1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、 すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。 1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。 1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。 1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。