マジックミシンで不要になった衣類の回収
PLANET

メルカリ、イオングループのリフォームスタジオと連携し、全国に388店舗を展開するマジックミシンで不要になった衣類の回収を期間限定で実施

株式会社メルカリは、11月の「グリーンフライデー」にあわせて実施する「メルカリ グリーンフライデープロジェクト2024」の一環として全国に388店舗を展開する「マジックミシン」で、家庭で不要になった衣類回収の取り組みを実施します。

株式会社メルカリは、11月の「グリーンフライデー※1 」にあわせて実施する「メルカリ グリーンフライデープロジェクト2024」の一環として、洋服・バッグのお直しを行なう「マジックミシン」、靴・バッグのお直しを行なう「リアット!」などを全国に展開するイオングループのリフォームスタジオ株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区、代表取締役社長:亀谷満)と連携し、2024年10月11日(金)から2024年11月8日(金)までの期間中、全国に388店舗を展開する「マジックミシン」で、家庭で不要になった衣類回収の取り組みを実施します。

※1:グリーンフライデーとは、大規模セールが行われるブラックフライデー(11月第4金曜日)に代表される過剰消費に対抗し、モノを大切に長く使うなど、地球環境に優しい持続可能な消費を啓蒙する目的で行われている取り組みです。先行して取り組みが進む欧州では、ブラックフライデーと同時期に、不要な衣服の交換会やモノを修理して使い続けることを教えるワークショップなどが実施されています。



2024年7月18日にEUで売れ残った衣類等の廃棄を規制し、持続可能な製品の流通を促進するための「持続可能な製品のためのエコデザイン規制」が施行されるなど、衣類廃棄の課題は世界的な社会課題になっています※2
また、日本においても、1年間に捨てられる衣類の重量は48.5万トンにのぼり、その内の約9割が家庭から手放されていると推計されています※3 。このような状況のなか、政府は「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024年改訂版案」※4 において、“家庭から廃棄される衣類の量を2030年度までに2020年度比で25%削減することを目指す”という目標を掲げており、国内外において、持続可能なファッションについて考える機運が高まりつつあります。
これまで、同社では、事業を通じて環境や社会に貢献する「プラネット・ポジティブ」を追求することで、あらゆる価値がなめらかに循環するサーキュラーエコノミーの実現を目指してまいりました。この実現に向けた取り組みの一環として、毎年11月に、グリーンフライデープロジェクトと銘打ち、複数のアパレル関連企業とともに、まだ着用できる服のリユースを活用したサステナブルファッションの楽しみ方を提案するイベントを開催しています。
今年は、2024年11月22日(金)から2024年11月24日(日)の3日間、東急プラザ原宿「ハラカド」にて、「メルカリ グリーンフライデープロジェクト2024 〜新作ゼロのファッションフェス〜」を開催いたします。会場では、各種ファッション関連イベントのほか、アップサイクルやリペアを実際に体験できるブースを展開する予定です※5 。この取り組みに先立ち、洋服・バッグのお直しを行う「マジックミシン」を全国で展開するリフォームスタジオと連携し、全国に388店舗を展開する「マジックミシン」で、ご家庭で不要になった衣類を回収する取り組みを開始いたします。回収した衣類は、「メルカリ グリーンフライデープロジェクト2024 〜新作ゼロのファッションフェス〜」のアップサイクル・リペア体験ブースで活用するほか、まだ着用可能なアイテムについてはお客さまが不要になった衣類を持参し欲しいものと交換できる物々交換ブースでの活用を予定しています。

※2:Europian Commission「Ecodesign for Sustainable Products Regulation」( https://commission.europa.eu/energy-climate-change-environment/standards-tools-and-labels/products-labelling-rules-and-requirements/ecodesign-sustainable-products-regulation_en
※3:「環境省 令和4年度循環型ファッションの推進方策に 関する調査業務 -マテリアルフロー-」(環境省)( https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/goodpractice/case26.pdf
※4:「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024年改訂版案」(内閣官房ホームページ)( https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai28/shiryou1.pdf
※5:イベントの詳細は11月上旬に発表予定です。( https://jp-news.mercari.com/greenfriday2024/



1. 衣類のお持ち込みで、全国の「マジックミシン」で使えるクーポンをプレゼント
2024年10月11日(金)から2024年11月8日(金)までの期間中、全国に388店舗を展開する「マジックミシン」で、ご家庭で不要になっている衣類持ち込みの受付を実施します。
また、衣類を持ち込んだ方には、回収品1点につき1枚、「マジックミシン」次回来店時に使える洋服のお直し100円(税込)値引券をプレゼントします。(各店舗、先着50枚まで)
2. 受付対象となる衣類について
回収をしている衣類については、下図をご参照ください。 汚れやダメージが強い衣類、濡れている衣類は回収できない場合があります。

3. 受付時間・対応店舗について
受付時間は、「マジックミシン」各店舗の営業時間により異なります。「マジックミシン」での衣類回収及び、詳細は下記のURLをご参照ください。
https://www.magicmachine-rs.com/2024/10/11/cp_iruikaishu2024/?openExternalBrowser=1&utm_source=mercari&utm_medium=referral&utm_campaign=mm_iruikaishu2024
※一部対象外店舗あり。



【リフォームスタジオ株式会社】http://www.reform-s.com/index.html
本店所在地 :千葉県千葉市美浜区高洲3-21-1(イオンマリンピア専門館B1階)
代表者   :代表取締役社長亀谷満
主な事業内容:
【1】アパレルのファッションリフォームサービスとこれに関するサービス業務
(店名:マジックミシン、リフォームスタジオ、アトリエ・クチュリエール)
【2】靴修理、バッグ修理、合鍵の複製とこれら関連品の販売業務
(店名:リアット!、ミスタークラフトマン、エコクラフト)
【3】レンタル収納スペース(店名:蔵Rent)
【4】コインランドリー(店名:Hare365)



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。