ワークショップ「UP0(アップゼロ)®」のエシカルスイーツ
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ごみゼロでアップサイクルを実現した「UP0(アップゼロ)®」のエシカルスイーツ、「トヨタモビリティ東京 虎ノ門店」にて導入開始

300年近い発酵技術を活かし、カーボンニュートラルを目指すソーイは食品残滓を新素材に再生するシステム『UP0TECH』で、発酵により素材を丸ごと活用した、季節に応じたサステナブルなスイーツを提供。

株式会社ソーイ(本社:静岡県沼津市、代表取締役:石垣哲治)は、「トヨタモビリティ東京 虎ノ門店」(所在地:東京都港区、店長:馬場真人)への来場者向けエシカルスイーツの提供を開始しました。2024年12月4日の新店舗内覧会から開始し、年間を通じて四季折々のエシカルスイーツを展開します。

提供するスイーツは、コーヒー残滓を発酵させることでコーヒーの香りを再生し、活かした素材を練り込ませたものです。カーボンニュートラルが求められている現状では、CO2排出量の削減が喫緊の課題であり、自動車業界では自動車そのものに留まらず、店舗で提供するものにまで配慮しています。ソーイのUP0TECHというごみを排出させないアップサイクルというコンセプトにご共鳴頂いたことから今回のスイーツ提供に結びつきました。ソーイとしては製品製造のCO2削減を考慮して、製造工程での多大なエネルギーを必要とする化学系添加物の使用は極力抑え、自然循環でカーボンニュートラルに結びつく素材だけで美味しさを引き立たせる製法にこだわり、環境配慮と美味しさを両立させた持続可能な食体験をお届けします。



トヨタモビリティ東京株式会社が運営する「トヨタモビリティ東京 虎ノ門店」では、CO2排出削減と環境に配慮した店舗運営を積極的に推進されています。同店舗において、「UP0TECH」ブランドのサステイナブル商品が採用されました。今回の導入は、CO2削減に向けた重要な一歩となり、アップサイクル商品の採用を通じて持続可能な未来への貢献を目指すものです。

日本では、2023年に約383.7万トンのコーヒーが輸入されています。コーヒーかすは、水分が含まれているため、その重さは約2倍になります。これにより、2023年に日本国内で発生したコーヒーかすは推定767万トンにのぼります。同社はこれらのコーヒーかすを燃やさず、サステイナブルな製品へとアップサイクルしています。このような社会的背景と取り組みに共感したトヨタモビリティ東京株式会社のCSR活動の一環として、同店舗での「UP0TECH」商品の導入が決定しました。
今回の取り組みは、両社の協力によるCO2削減と環境への配慮を実現する新たなステップとなります。
("https://coffee.ajca.or.jp/pdf/data-24-2023.pdf 全日本コーヒー協会調べ")



私たちは、未来の世代のために、より良い地球を残したいと考えています。この想いを形にするため、循環型システム技術『UP0TECH®』を導入しました。
この技術は、食品廃棄物を無駄なく再利用する革新的な技術で、環境への配慮とともに、循環型社会の構築に貢献できると確信しています。この技術を採用することで、私たちの店舗づくりにも大きな影響を与え、よりエシカルでサステイナブルな運営が実現できると考えています。
さらに、季節ごとに異なるメニューを提供することで、お客様にはその取り組みを楽しみながら実感していただけることを期待しています。私たちは、この取り組みを通じて、お客様と従業員、そして地域社会全体でより良い未来を築いていきたいと考えています。



ソーイが提案する「UP0 TECH®」は、アップサイクルとゼロウェイストを同時に実現する革新的な技術です。この技術は、食品の廃棄物(例:コーヒーかすや果物の皮など)を無駄なく再利用し、製品へと生まれ変わらせます。これにより、廃棄物を削減し、CO2排出削減にも貢献しながら、資源を最大限に活用する循環型経済を実現する重要なステップを提供します。
UP0 TECH®認証マークは、廃棄物ゼロで環境負荷の少ない製品を一目で示すシンボルとなり、そのエシカルな価値を伝えます。

・ 大手外資系IT企業向け:オフィス環境改善とサステナビリティを両立
・オープンスペースでのワーク向け:年間を通して楽しめる商品
・大手アパレルメーカーのVIP向けお土産ギフト
・エシカルショップでのスイーツセットの販売
・スペシャリティーコーヒーショップでの販売
・環境スタートアップ向けイベントでのご提供



同社は、300年近い発酵技術の伝承を誇り、伝統的な発酵技術と最新のアップサイクル技術を融合させる企業です。「土に還らないものは使わない」「すべての命を余すところなく活かす」という理念のもと、未利用資源を最大限に活用したアップサイクル商品を展開しています。コーヒーかすやモルト滓など、通常は廃棄される素材を発酵技術で新たな価値に変え、美味しく持続可能な消費を目指す商品も販売しています。「Rewind Earth: Nature's Original Blueprint」を通じて、"美味しくないから使わない"という従来の概念に変革をもたらし、持続可能な社会を目指しています。

【会社概要】
社名:株式会社 ソーイ
本社所在地:静岡県沼津市山王台14-43
東京テクニカルセンター: 東京都大田区矢口1-13-19
代表取締役:石垣 哲治
事業内容:発酵で素材丸ごと使い切るアップサイクル技術による新規食品の研究開発および製造販売、醸造に基づく発酵技術・ノウハウを活用した事業共創・共同研究開発、発酵製品の小ロットOEM/ODM、弊社独自のサステナブル原料を活用した食品・化粧品商品の販売、経済時間を考慮した短時間発酵技術のコンサルティング、化学系添加物を使用しない食品や健康食品の開発・販売、「UP0TECH®」の啓蒙活動と技術促進
HP:https://soijp.com
https://www.instagram.com/up0tech/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。