
CHERMEL《チャーメル》が提案する未来の子供服
株式会社コントラッドは、独自ブランド 『CHERMEL《チャーメル》』 を通じ、衣料生地の廃材を活用したサステナブルなキッズウェアを提案するプロジェクトを発表します。
株式会社コントラッド(所在地:東京都葛飾区、代表取締役:小林正臣)は、独自ブランド 『CHERMEL《チャーメル》』 を通じ、衣料生地の廃材を活用したサステナブルなキッズウェアを提案するプロジェクトを発表します。本プロジェクトでは、製造過程で廃棄予定となっていた高品質な国産生地を使用し、「捨てるものなんてない!」という理念をもとに持続可能な未来を提案します。
本プロジェクトでは、日本を代表するドメスティックブランドが生地の提供で協賛しています。
また、プロジェクト開始に合わせ、消費者参加型のInstagramキャンペーンも同時に実施されます。
CHERMELは、「応援、元気、勇気を与える」という意味の “Cheer” と、「成長、穏やか、柔らかさ」を象徴する “Mellow” を組み合わせたブランドです。サステナブルな社会の実現を目指し、SDGs 17のゴールのうち No.12で提唱される「つくる責任、つかう責任」に基づいて活動しています。日本国内で廃棄される運命にあった高品質な生地をリメイクやアップサイクルすることで、ALL MADE IN JAPANの丈夫で高品質なキッズウェアを製造。親子で環境への意識を高めるきっかけを提供しています。
●生地廃材が生まれる背景
現代の衣類業界では、製品化される衣料の裏側で、大量の生地廃材が生まれています。一般的に、衣類用の生地は約30メートル単位でまとめて製造されますが、1回のロットで発注されるウェアの数は限られており、余剰の生地が発生します。
この余剰生地は、次に同じ生地を使う注文が来るまでそのまま在庫となり、長期間使用されることなく、いずれは廃棄されるケースがほとんどです。高品質で、まだ十分に利用可能な生地であっても、在庫スペースや管理コストの問題から、最終的には処分されてしまうのが業界の現状です。
CHERMELでは、このような「もったいない」状況を変えるため、廃棄予定の生地を活用し、新しい価値を生み出すサステナブルな製品づくりを行っています。この取り組みは、環境への配慮だけでなく、消費者に「つくる責任、つかう責任」を考える機会を提供するものです。
●サステナブルプロジェクトのポイント
1. 生地廃材の活用
衣料生地製造過程で発生した廃材をリメイクし、無駄のないサステナブルな製品を製造します。環境配慮とデザイン性を兼ね備えた新しいキッズ衣料を提案します。
2. 受注生製作可能な量のみ生産すること産で資源の浪費を防止
必要な分だけを作る受注生産ではなく、残布から作れる数だけを生産する体制を採用。環境への負担を最小限に抑えつつ、質の高い製品を提供します。
3. 丈夫で長持ちするデザイン
CHERMELの衣料は、耐久性に優れた設計で、子どもたちの成長に合わせてお下がりとしても使えるタフな製品を実現しています。
CHERMELは、プロジェクト開始を記念して、Instagramキャンペーン「いたずらっ子の飛び込みを探そう」を実施します。このキャンペーンでは、製造過程で発生する「飛び込み」を活かしたキッズウェアをプレゼントし、消費者に生地廃材の背景を知っていただくとともに、楽しみながら参加できる機会を提供しています。
●キャンペーン概要
1. 飛び込みとは?
生地製造時に静電気の影響で異なる糸がごくわずかに混入する現象で、業界用語で「飛び込み」と呼ばれます。この飛び込みが発生した生地は「B品」とされ、通常廃棄されますが、CHERMELではこれを“いたずらっ子”に見立てました。
2. 応募方法
CHERMEL公式Instagramアカウント(@chermel_official)をフォローし、キャンペーン投稿に「いいね」を押してください。抽選で8名様にプレゼントされます。
3. 参加者の楽しみ方
当選者には「飛び込み」が隠れているキッズウェアをお届けします。どこに飛び込みがあるのかを探し、Instagramに写真とともに #いたずらっ子の飛び込み をつけて投稿してください。さらに、投稿者の中から素敵なプレゼントが当たる追加企画も予定されています。
4. キャンペーンの目的
業界では嫌われ者の「飛び込み」を楽しい要素として活用し、一般消費者に生地廃棄の背景を知ってもらいながら、サステナブルな取り組みへの意識を広げます。
会社名 :株式会社コントラッド
代表者 :代表取締役 小林 正臣
所在地 :〒124-0024 東京都葛飾区新小岩2-19-13 1F
TEL :03-5661-9773
FAX :03-3655-8139
資本金 :300万円
事業内容 :アパレル商品の製造、縫製工場
URL :http://www.contrad.co.jp
自社工場:CONTRAD SEWING CLUB TOCHIGI
所在地:〒321-3321 栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢1738-4
TEL:028-678-2842
FAX:028-678-2843
●CHERMELについて
同社は、ストリート系のメンズブランドを数多く手がけ、大人が満足できる製品づくりで実績を積み重ねてきました。この経験をいかして、次は「父親が子どもを見る目線」の子ども服をカタチにするため、CHERMELが誕生。CHERMELは、生地づくりから縫製まで、すべての工程が日本国内で行われています。デザイナーとデザイナーの思いを正確に反映できるベテランの職人が切磋琢磨をしながら、自分たちが納得できるものだけを世に送り出しています。
栃木県にある自社工房「CONTRAD SEWING CLUB」で活躍する職人は、いずれも経験豊富で、キャリア10年以下の人はいません。デザイナーを務める代表の思いを正確に反映できる精鋭集団で、この工房があるからこそCHERMELの一貫生産が可能となり、妥協のない製品づくりが実現します。
CHERMEL Official online shop
URL :https://chermel.jp
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。 12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。 12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。 12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。 12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。 12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。 12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。 12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。