カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定
PROSPERITY

【企業と連携した脱炭素社会の実現】カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結

磐田市は2050年のカーボンニュートラルに向け、株式会社バイウィルとカーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結しました。

静岡県磐田市は、2050年までに地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明しています。市・市民・事業者の共創により新たに環境価値を創出し、地域におけるカーボンニュートラルの実現に寄与するため、1月17日(金)に株式会社バイウィルと「カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」を締結しました。

①J-クレジット(*)等の環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供
②環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出
③その他、本協定の目的に資すると双方が認める事項

* 省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボン・オフセットなどに活用することができる。



磐田市は2021年6月14日、2050年までにCO2排出量実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指すことを表明しました。実現にむけ、全国トップクラス(*)の日照時間を活かした太陽光発電の導入や、省エネ設備への更新、市民や事業者に向けた地球温暖化に関する啓発活動など、多角的な取り組みを進めています。

* 2023年全国日照時間ランキングにおいて、静岡県磐田は全国2位の観測地点。
参考:磐田市『磐田市の日照時間は全国トップクラスです!』
https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kurashi_tetsuzuki/kankyou_hozen/kankyou/1001487.html
今回、それらの取り組みをJ-クレジット創出・活用へと繋げ、脱炭素活動のさらなる拡大に活かすべく、本連携協定に至りました。



磐田市のゼロカーボンシティ実現を目指し、連携してJ-クレジットの創出および流通を進めていきます。J-クレジットの創出方法(方法論)については、まずは太陽光発電設備の導入や、省エネ設備の導入から着手する予定です。
株式会社バイウィルは、磐田市におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援します。
また、磐田市での取り組みがモデルとなることで、静岡県内の他自治体や民間事業者の脱炭素への波及も期待されます。



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
7.1 2030 年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.2 2030 年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3 2030 年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
7.a 2030 年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。
7.b 2030 年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。