土に還る革製品
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【2025大阪・関西万博出展】"土に還る革製品"がレザーの可能性を広げる。ctanが万博での循環型社会を提案

株式会社ナダヤが展開するサステナブルレザーブランド「ctan」は、2025年開催の大阪・関西万博において通常は廃棄されるレザーの可能性を広げる"土に還る革製品"展示を行います。

株式会社ナダヤ(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長:灘瑛一郎)が展開するサステナブルレザーブランド「ctan(シータン)」は、2025年開催の大阪・関西万博において通常は廃棄されるレザーの可能性を広げる"土に還る革製品"展示を行います。本展示は、動物の命を余すところなくいただくサステナブルレザーブランドctanの可能性を更に広げ"土に還る革製品"を提案することで、動物がやがては土に還るという自然な循環に対してファッション業界の在り方を提案します。資源の有効活用と循環型社会の実現を目指し、レザーの新たな価値を提案するものです。

アイテム例

・皮を余すところなく利用させていただき、全てが土に還るお財布
-The wallet that all return to the earth-
・皮を余すところなく利用させていただき、全てが土に還る帽子
-The hat that all return to the earth-
・皮を余すところなく利用させていただき、全てが土に還るケース
-The case that all return to the earth-
・皮を余すところなく利用させていただき、全てが土に還るゴミ箱
-The bins that all return to the earth-
 ※アイテムは現在開発中で、企画案となります。

コンセプト

牛革はサステナブル(食肉の副産物)
肉は食用、骨は、油は、皮は、、、
動物の命を余すところなくいただける仕組み
相反して、ファッション分野であるレザーアイテムでは、
皮から革製品を製造する過程で60%以上を廃棄している。

プラスチックフリーやメタルフリー、サステナブル、SDGsといった地球の未来を考えていく上で、食肉の副産物である皮を余すところなく利用させていただく。
そのためにはキズやシワなど従来廃棄される皮の表情を全て革製品にする。
そんな想いで生まれたのがctanブランドです。

大阪・関西万博では、さらにctanブランドの未来展示として、余すところなく皮を製品化したプロダクトたちの全てが地球に還っていく。
動物たちが地球に還っていく過程で人間が皮をファッションに利用させていただく。
地球に寄り添った循環型社会を目指した革製品を展開します。

皮を余すところなく利用したctanに加えて、
他の部材である裏地やファスナー、
製造に使用する糸・糊、テープなど
製造工程まで考えられた循環型のプロダクトを展示します。

使用する素材

革:ctan(詳細は別項目)
裏地:オーガニックコットンなど植物由来生地
他、メタルフリー・プラスチックフリーな留め具やファスナーなどを使用予定。

展示イメージ(仮)

展示全てが地球に還るサステナブルな製品展示を行います。
動物はやがて土に還るという循環に対して、展示物全てがファッショナブルでありながらサステナブルな循環型社会を実現するファッション雑貨・インテリア雑貨を提案します。



ctanはキズ・シワなど通常破棄される革の表情部分も余すところなく製品化することで、 食肉の副産物であるレザーを最大限に活かし、レザーロスを削減するサステナブルブランドです。

レザーロス削減への挑戦
牛革は食肉産業の副産物として生まれますが、加工・製造の過程で大量のレザーが廃棄されているのが現状です。製革工程で約45%、さらに製品加工段階で30〜50%が不要とされ、結果的に60%以上の革が使用されずに廃棄されています。こうした課題に対し、ctanは、キズやシワなどの特徴を「個性」と捉え、これまで活用されなかったレザーも余すことなく製品化することで、廃棄レザーの有効活用を推進してきました。

ctanブランドページ
https://www.nadaya.shop/ctan

実績
財布・名刺入れ・バッグなどctanレザーを使用したプロダクトを数多く企画・販売してきました。
クラウドファンディングの実施や大学との産学連携、他ブランド様との協業もり、様々なメディアで取り上げていただくなど活動の場を広げています。

ctanの目指す未来
食肉の副産物として生み出されるレザーはそれだけでもサステナブルな素材です。私たちは革製品の製造を通じて、60年以上ものあいだ革と共に歩んできました。大量生産大量消費が見直される現代で、私たちだからこそできる環境への新たな恩返し、それがCtanです。動物の革を余すところなく製品化することで、キズやシワなど動物の生きた証を直接感じとり、革製品の在り方を問い直すレザーブランドを提案します。
さらに今回の大阪万博では、国内の革産地であるたつの市のタンナリーにもご協力いただき、動物の命・素材の上に成り立つファッション業界の役割として、自然を害することなく、土に還る究極の循環型社会を実現するプロダクト製作に取り組みます。



(1)展示企画名称:未来の生活スタイル~スマートルーム~
(2)展示場所:2025大阪・関西万博
   大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン」
(3)展示期間:第9週 令和7年(2025年)6月10日(火)~6月16日(月)

大阪・関西万博2025について
いのち輝く未来社会のデザイン -Designing Future Society for Our Lives- をテーマに
開催期間:2025年4月13日(日) – 10月13日(月)184日間
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
で開催される万国博覧会です。

【EXPO 2025 大阪・関西万博 公式HP】
https://www.expo2025.or.jp/
「万博」は世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場です。
2025年大阪・関西万博は、 2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会です。

大阪ヘルスケアパビリオン
同社は国内パビリオンの内の一つ、大阪ヘルスケアパビリオン -Nest for Reborn- に出展します。
大阪ヘルスケアパビリオンでは「REBORN」をテーマに、「いのち」や「健康」の観点から、子どもから大人までが楽しみながら、ミライの大阪の可能性を感じることができる展示体験を提供します。

同パビリオン内にて
・未来の生活スタイル~スマートルーム~
を提案する大阪シティ信用金庫様の「展示・出展ゾーン」にてナダヤの製品が展示されます。



社名: 株式会社 ナダヤ
本社所在地: 大阪府東大阪市
生産工場:大阪 タイ
代表取締役社長: 灘 瑛一郎
事業内容: 革製品・バッグの企画、製造、販売
創業: 1960年(昭和35年)
設立: 1971年(昭和46年8月2日)
HP: https://www.nadaya.co.jp/



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。