
「森で学び、森を活かす」環境の日に自然学習プログラムを本格始動!
株式会社フォレストアドベンチャーは、2025年6月5日の「環境の日」に合わせ、これまで実施してきた自然学習プログラムを全面的に強化し、本格展開をスタートします。
株式会社フォレストアドベンチャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田桑 正樹)は、2025年6月5日の「環境の日」に合わせ、これまで実施してきた自然学習プログラムを全面的に強化し、本格展開をスタートします。
「森で学び、森を活かす」という研修理念のもと、プログラムの内容と学びの価値を伝えるプロモーション動画を公式YouTube内にて公開します。また、7月からは日本の森林課題を学べる冊子やワークシートを作成し、子どもから大人まで幅広い層へ配布し、環境意識を育む機会を全国にひろげていきます。
日本の国土の約7割は森林に覆われていますが、その多くが適切に手入れされず、荒廃が進んでいます。一方、都市化やデジタル化の加速により、日常の中で自然に触れる機会は減少。特に子どもたちを中心に、“自然が当たり前ではない”世代が増えています。
環境問題やSDGsが喫緊の課題である中、単なる知識だけではなく、体験を通じて環境を感じ、理解し、自分ごととして行動につなげる学びの場が必要です。同社が提供する森の研修プログラムは、自然を教材とした“気づきのきっかけ”を提供します。それぞれの立場から何ができるかを考える「入り口」となることを目指しています。
同社は、森の課題を「森で遊ぶ」という形で解決することを目指しています。森での遊びや学びの体験を通じて環境への意識を育むことで、地球温暖化の抑制、災害予防の向上、さらには林業の担い手不足の解消といった社会全体の課題解決に貢献したいと考えています。
フォレストアドベンチャー公式Youtube
https://www.youtube.com/@forest-adventure
フォレストアドベンチャーは、森を森のまま自然を最大限活用している、フランス生まれの「自然共生型アウトドアパーク」です。「森で楽しく遊ぶことが森の課題を解決する」というコンセプトに共感し、フランスのアルタス社と業務提携を結び、2006年に富士山麓に日本初のフォレストアドベンチャー「フォレストアドベンチャー・フジ」をオープンしました。現在は全国40か所以上でその土地の森に合わせた個性豊かなパークを展開しています。(2025年5月 45か所)
フォレストアドベンチャーと一般的なレジャー施設の大きな違いは、大規模な開発をすることなく、自然の立木をそのまま利用してコースをつくるため、開発費用のみならず環境負荷を最低限に抑えることができることです。これまでも遊休地の活用の提案として、森林組合の新たな事業の活性化策として、また地方自治体の管理する公園やスキー場の夏季利用の向上策として設置されるなど、森の活性化の促進に役立っています。
公式サイト:https://foret-aventure.jp/
フォレストアドベンチャー紹介動画:https://youtu.be/ZkZd6uiUwo8?feature=shared
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標 15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。 15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。 15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。 15.4 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。 15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。 15.6 国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。 15.7 保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。 15.8 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。 15.9 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。 15.a 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。 15.b 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。 15.c 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。