森と未来 サステナブルアワード2025
PLANET

森林空間の可能性をビジネスで拓く 『森と未来 サステナブルアワード2025』開催

森林空間の多様な価値に着目し、持続可能なビジネスの創出と森林サービス産業の発展を支援する表彰・支援プログラム

世界有数の森林大国である日本の森林は、木材資源としての価値に加えて、森林が持つ多面的な価値に改めて注目が集まっています。
一般社団法人森と未来では「森林の空間価値」をテーマに、100年後の森を思い描きながら、森と人とのよりよい関係がつくられる社会に向け、森と未来 サステナブルアワード2025を開催します。
起業家やスタートアップの新たな挑戦を広く認知し応援することで、革新を促進し、人と森が共に豊かな未来を創造するため、森林の新しいビジネス創出の場を提供します。
このアワードは、「森とともに生きる未来」を実現するため、自由で創造的なアイデアやビジネスを募集し、挑戦する人を応援します。そして表彰だけにとどまらず、企業や地域の関係者とともに、事業を育てていく支援(アクセラレーション)へとつなげていきます。

森と未来 サステナブルアワード2025 Webサイト
https://fwithf.com/award/



森林空間を活用した、具体的なビジネスの取組みを行うもので、4つのテーマのいずれかに該当する内容について募集します。

① 森林の場を活用した取り組み
都市にはない「森林の空間が価値を生み出す」アイデア。森林へ足を運び、その場での活動が新たな価値を創出するビジネスの取り組みを対象とします。
例)日本の森ならではの価値、森林生態系が作り出す空間の価値(五感への刺激を含む)など

② 都市と山村がつながる取り組み
都市と山村が関わることで価値が生まれるアイデア。都市と山村、人と森のつながりが新たな価値を生み出すビジネスの取り組みを対象とします。
例)都市から山村への移動がもたらす価値、テクノロジーを活用することによる森と人のつながり、など

③ 環境課題が改善される取り組み
森林空間を利用することで、森林保全・ネイチャーポジティブ・気候変動に貢献できるアイデア。森へ行き、森を活用することで様々な環境への課題が改善されるビジネスの取り組みを対象とします。
例)森での活動を通して環境課題の測定が行える、森を利用することで森林の保全につながる、など

④ 人々の豊かさを育む取り組み
森林空間が人の成長やWell-beingに貢献できるアイデア。森林の空間、森林との関わりが人の健康や成長に貢献できるビジネスの取り組みを対象とします。
例)支援を必要とする方々への森林の利用、森と関わりのない人にとっての森との関わり、など

審査員
立花 敏 (京都大学・教授)
福島 弦 (株式会社Sanu CEO)
指出 一正 (株式会社ソトコト 代表取締役 ソトコト編集長)
長﨑屋 圭太 (林野庁 森林整備部長)
小野 なぎさ (一般社団法人 森と未来 代表理事)
(順不同、敬称略)

協賛企業
東京建物株式会社 https://tatemono.com/
王子ホールディングス株式会社 https://www.ojiholdings.co.jp/
グローブライド株式会社 https://www.globeride.co.jp/
ほか
(順不同)

募集とスケジュール
エントリー期間
2025/6/9(月)〜8/17(日)23:59
第一次審査、第二次審査を経て選考
8月下旬〜9月

表彰式
10/29(水) 神田明神ホール
※受賞されたビジネスは、森と未来と協賛企業毎のチームによって、ビジネスの実現や促進に向けて伴走支援が行われます。

支援の調整期間
2025年11月〜2026年3月
事業伴走支援
2026年4〜9月
デモデイ(成果発表会)を実施
2026年年内
※支援期間のスケジュールは予定となっています。
詳細はWebサイトをご覧ください。
https://fwithf.com/award/



「森とともに豊かな未来を創る」ことを理念に、森林浴の推進、人材育成、地域の森林資源活用支援 など、森林空間を活かした事業を展開しています。

社名:一般社団法人 森と未来
設立:2015年10月15日
所在地:東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942
代表者:小野 なぎさ
HP:https://fwithf.org

事業内容:
・森林サービス産業/事業創出支援、海外向けShinrin-yoku事業
・森林を活用した人材育成/研修、森林空間活用コンサルティング
・森林浴ファシリテーターの育成/支援、青少年向け教育事業



国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。
15.4 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。
15.6 国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。
15.7 保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。
15.8 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。
15.9 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。
15.a 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。
15.b 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。
15.c 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。