
バナナの茎やココナッツから生まれた財布とパスケースを新発売
Aashaは、廃棄されるバナナの茎やココナッツウォーターから生まれた画期的なアップサイクル素材を使用したL字ファスナーミニ財布Legatoと、IDパスケースKihdki&ストラップLoopを発売しました。
「植物と職人が作るあれこれ」をコンセプトにエシカルファッションアイテムを開発販売するAasha(兵庫県神戸市)は、廃棄されるバナナの茎やココナッツウォーターから生まれた画期的なアップサイクル素材を使用したL字ファスナーミニ財布Legatoと、IDパスケースKihdki&ストラップLoopを2025年6月より新発売しました。
近年、環境問題への意識が高まる中で、ファッション業界におけるサステナブル素材の需要が増加しています。しかし、その多くはまだ高価であったり、デザイン性や機能性が十分に追いついていないのが現状です。Aashaは、この課題に対し、廃棄される資源をアップサイクルすることで、地球環境に貢献しながらも、日常使いしやすいデザイン性、機能性、そして手頃な価格を兼ね備えた製品開発を目指しました。
今回の新製品は、それぞれ異なる植物由来の新素材を使用しています。
L字ファスナーミニ財布 Legato
日本初上陸のサステナブル素材「Banofi」採用
通常収穫後は廃棄されるバナナの茎をアップサイクルして作られた、地球に優しい新素材です。軽量でありながら高い耐久性を持ち、長くご愛用いただけます。
製造工程においても、水の使用量を最小限に抑え、化学薬品の使用を極力避けるなど、環境負荷の低減を徹底しています。これにより、地球に優しいだけでなく、軽量でありながらも高い耐久性を持ち合わせているのが特徴です。さらに、その質感は本革のような高級感があり、サステナブルなだけでなく、日常使いに十分耐えうる実用性と見た目の美しさも兼ね備えている点で、真の意味での「持続可能」を実現しています。
製品の特徴
スムーズな会計を実現するL字ファスナー: L字ファスナーで大きく開き、お札・小銭・カードがひと目で分かり、会計がスムーズです。
スリム設計なのに収納力抜群: コンパクトながらカード6枚を収納でき、キャッシュレス派やミニマリストに最適です。
カスタマイズ可能なデザイン: ストラップループ付きで、お好みのストラップやキーホルダーを自由に装着し、カスタマイズを楽しめます。
ユニセックスで洗練されたデザイン: シンプルなデザインは、ビジネスからカジュアルまで、男女問わずどんなシーンにも自然に馴染みます。
IDパスケース&ストラップセット
生分解可能な「Malai」使用
廃棄されるココナッツウォーターなどをアップサイクルして作られた画期的な植物性素材です。動物性素材及び化学薬品を一切使用せず、染料も全て天然染料を採用。使用後は土に還すことも可能な、究極のサステナブル素材です。
製品の特徴
多機能2WAYデザインのIDパスケース「Khidki」: パスケース兼IDケースとして使え、社員証などをスムーズに提示できる窓付きIDポケットは、再生ペット素材を70%使用したエコマーク取得素材を採用し、環境負荷を低減しています。
リール付きストラップ「Loop」で利便性向上: IDパスケースをバッグに付けたままスムーズにタッチできる便利なリール付きです。伸縮するため、鍵やスマートフォンなどの取り出しにも活躍します。
2017年より、プラントベース素材を使用したファッション雑貨やフェアトレード商品の販売を通じて、地球と人、動物に優しいライフスタイルを提案してきました。
そして2024年からは、これまでの経験とお客様の声をもとに、オリジナルブランドとして製品開発にも取り組んでいます。持続可能で、日々の暮らしに溶け込むような、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムを皆さまにお届けしています。
Website: https://aasha.jp/
Instagram : https://www.instagram.com/aasha.jp/
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。 12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。 12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。 12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。 12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。 12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。 12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。 12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。