
【能登半島地震】 解体家屋から救い出された“記憶”を、支援の力に。 能登半島地震にて解体をしなければいけなくなったお宅の被災者が 守ってきた骨董・美術品を通じた寄付型支援活動を開始
NPO法人有明支縁会は、被災者の方々からお預かりした骨董品などに対して寄付をいただく形で支援を行う、寄付型ネットショップを開始しました。
NPO法人有明支縁会(所在地:長崎県諫早市、理事長:草野 紀視子)は、令和6年能登半島地震の発災直後から、現地での支援活動を継続しています。今回、新たな試みとして、被災者の方々からお預かりした骨董品などに対して寄付をいただく形で支援を行う、寄付型ネットショップを開始しました。
【寄付型ネットショップ 骨董・美術品ページ】
https://tasukeaitai.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2909049&csid=1
・技術系の支援作業(ブロック解体・家屋修理・解体準備作業)
・緊急物資の提供・生活物資の配布
・炊き出しなどの生活支援
・難病を抱える被災者の個別支援
こうした活動を続ける中で、解体を余儀なくされたご自宅に残されていた「骨董品・美術品」など、被災者の方々が大切にしてこられた品々を前に、何とか活かす方法はないかという声を受け、新たな支援のかたちとして寄付型オンラインショップを立ち上げました。
このショップでは、輪島塗・九谷焼・有田焼、江戸~明治期の陶磁器、古時計(修理済)などを画像付きでご紹介し、物品に対してご寄付という形でご協力いただける方を募集しています。寄付金はすべて、出品された被災者に還元されます。
商号: NPO法人有明支縁会
代表者: 理事長 草野 紀視子
所在地: 〒854-1122 長崎県諫早市飯盛町佐田26-6
設立: 2017年11月
事業内容: 保健・医療・福祉/まちづくり/災害救援/人権・平和/子どもの健全育成/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助/IT支援事業
URL: http://www.tasukeaitai.org/
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
11. 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
11.1 | 2030 年までに、すべての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。 |
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11.2 | 2030 年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。 |
11.3 | 2030 年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。 |
11.4 | 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。 |
11.5 | 2030 年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす。 |
11.6 | 2030 年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。 |
11.7 | 2030 年までに、女性、子ども、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。 |
11.a | 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。 |
11.b | 2020 年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組 2015-2030 に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。 |
11.c | 財政的及び技術的な支援などを通じて、後発開発途上国における現地の資材を用いた、持続可能かつ強靱(レジリエント)な建造物の整備を支援する。 |